副業の確定申告、税金について知りたいです。

女性20代 sakaialiceさん 20代/女性 解決済み

私は本業とは別に副業を始めようと思っているのですが、副業の確定申告について調べてみてもイマイチ分かりませんでした。どのような収入が副業とみなされ確定申告の対象になるのか、また、確定申告をすることによって税金を差し引かれた場合、副業をしてもかえって損になったりあまり稼げなかったりするのではないかと悩んでいます。そこで副業の平均的な収入と、確定申告によっていくらぐらいどのような税金が差し引かれるのか等を、よろしければ過去に副業で確定申告をされた方の事例などをまじえながら教えていただければと思っています。また、確定申告の際に必要な書類等や、副業の確定申告が本業の確定申告に影響はあるのか等も知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/26

副業と税金についてお答えしましょう。副業をされる人は給与所得の方がほとんどです。正規雇用・非正規雇用どちらでも給料を貰いながら、別のところで収入がある場合に副業収入になります。
普通は副業の収入は、出来高で払って貰う請負や委託が多くなっています。出来高の仕事とは、1件〇〇円のような計算のしかたで、データ入力、ライティング、アンケート回答などの仕事です。他にデザインやモノつくりなどもありますが、時間給でない支払いの場合です。
このような収入が1年間で20万円を超えると確定申告が必要になります。ただし、その収入を得るためにかかった費用は差引きできます。22万円の収入に対して3万円の経費が掛かった場合は、所得は19万円ですから確定申告の必要はありません。
別のケースで、昼間は事務職で会社で働き、夜はコンビニや飲食店で働く場合は時間給ですから、この場合も20万円以下であれば確定申告の必要はありません。
副業で仕事をして税金が多くなることは、あまりないでしょう。所得税は5%、10%、20%と所得が多くなると税率が高くなりますが、副業したことによって、税率のランクが高くなる場合は、そのようなこと(税率が高くなる)も起こりますが、あまり頻繁に起きることでもないし、税引き後の収入が減るようなことは、起きないのが普通です。確定申告の資料は、税務署で受け取るか、E-Taxの場合はパソコン(スマホ)でも受け取れ、ネットで提出することも可能です。

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