白色申告から青色申告に変える時の目安

女性40代 poccuru2020さん 40代/女性 解決済み

個人で絵画やハンドメイドの作品を作って販売しています。
今は白色申告をしていますが、「収入がいくら以上になったら青色申告にした方がいい」などの目安はありますか。
白色から青色に変更するにはどういった手続きが必要なのか、また、帳簿の書き方は白色とどう違うのか知りたいです。
白色申告よりも複雑だと聞いたことがあります。正直、作品づくりなどの作業で手一杯でこれ以上事務作業が増えることを躊躇しています。個人で仕事をされている方はどうやってそういった作業をこなしているのでしょうか。おすすめの会計ソフトなどがあるのでしょうか。
また帳簿に経費などを記入する際、もし勘定科目を間違えて入力してしまって、申告後に気づいたらどうしたらよいでしょうか。
おしえていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/04/06

白色申告と青色申告の違いについてお答えします。
白色申告と簡易記帳の青色申告では、帳簿の書き方に特に違いはありません。
青色申告の帳簿は、単式簿記の簡易帳簿方式と複式簿記の2種類があります。大きな違いは、青色申告特別控除です。簡易帳簿で青色申告を提出する場合は、青色申告特別控除が10万円ですが、複式簿記で記帳すると55万円または65万円(e-Taxで申告する)になります。

簡易帳簿は、現金出納帳と売上帳に基づいて、売上高と経費を集計して損益を計算する方式です。単純な処理の仕方ですが、正確性や資産の残高と損益の関係が分からないので信用度は高くありません。
複式簿記は、すべての取引を借方と貸方に分けて記帳して、科目ごとの元帳があり、最終的に損益計算書と貸借対照表をつくり、利益額が一致するしくみになっています。

あなたの場合は、ハンドメイドの作品などの収入から経費(材料費、交通費、販売の経費(インターネット費用など)を差引きした
後、所得控除(基礎控除、社会保険料、生命保険控除など)を差引きして、税金を納めているのでしたら、青色申告の承認申請を提出した方が良いでしょう。税金がかかっていない場合は、現状ままでも良いかもしれませんが、将来を考えて提出を考えてみてはいかがでしょうか。

提出の時期は、既に事業開始届を提出して、白色申告で確定申告済の場合は、3月15日までに提出が必要です。
事業開始届を未提出の場合は、事業開始届と一緒に青色申告承認申請をするとその年から認められるかもしれませんので、税務署に相談をすれば良いでしょう。

会計ソフトは、クラウド型(インストール不要)とインストール型がありますが、クラウドで無料または低価格のものもありますから調べてテストしてはいかがでしょうか。
                        ウエダFPオフィス  植田英三郎

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