離婚をするリスクについて

女性40代 hyoukai76さん 40代/女性 解決済み

離婚をしたいと思っても離婚は簡単にできないと思っています。離婚自体はできますが、離婚をした後にどういう不都合があるかかなり不安です。昔と比べればかなり離婚はしやすいというのは聞きますが、それでも離婚をする事である程度デメリットがあると思います。どういうデメリットがあるか教えて欲しいです。ちなみに子供もいます。子供がいなければまだ離婚のリスクをそこまで考える事もなかったのですが、子供がいるのでどうしても離婚によって生じるリスクが気になります。こういう場合に離婚をした時はどういう不都合が起きる可能性があるか詳しく教えて欲しいと思います。できたら実例を挙げて分かりやすく解説してもらえるとありがたいです。

1 名の専門家が回答しています

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
60代後半    男性

東京都

2021/04/11

夫婦が離婚した後でも親子関係はなくなりません。子供がいれば、子供の将来まで責任を持たなくてはいけません。子供がいて離婚する場合のデメリットについて、具体的にみていきましょう。

まず子供側のデメリットです。

①子供がさみしい思いをする
親の離婚によって、子供は片方の父または母と暮らせなくなり、祖父母とも離れ、傷つき、悲しみ、不安となってしまうでしょう。入学式や卒業式、運動会や授業参観などの行事に片親がいないため、子供が悲しい思いをすることもあるでしょう。

②環境の変化により心身に影響を及ぼす可能性がある
離婚に伴って苗字が変わる、引っ越し、転校して友達と会えなくなる。親の都合で、子供の環境にも急激な変化が起こります。もちろん親が離婚しても問題を抱えることなく育つ子は多くいますが、一方で、心身に変調をきたしてしまう子もいます。

③経済的に我慢をさせることがある
経済的に余裕がなくなり、習い事や買いたいものなど、子供に我慢をさせたり、進学に影響したりすることもありえます。

次に親側のデメリットです

①ワンオペ育児になる
夫婦2人でしていた育児を離婚後は1人で担い、また、稼がなくてはならないので、仕事との両立が必要となります。自分が病気になった時も、実家の親を頼る、シッターを頼むなどしなければ、育児を代わってもらうことができません。離婚前は子供を配偶者にみてもらって自由な時間を作り、趣味や友達と会うことなどができていた人も、離婚後は夜の外出ができなくなるなど行動に制約が生じる可能性もあります。

②経済的負担がある
子供を引き取った側は一家の大黒柱として養っていかなくてはなりませんし、子供と離れて暮らす方の親も養育費を取り決めたら支払わなくてはなりません。しかし、養育費が払われなくなるケースが多く、シングルマザーの貧困が社会問題化しています。親が子供に少しでもお金をかけられるようにと働く時間を増やした結果、子供と一緒にいる時間が減り、子供の行動に目が届きにくくなってしまう可能性もあります。

③別れても元配偶者や親族とのやり取りが続く
子供がいなければ、離婚後に元配偶者やその親族との付き合いはなくなります。しかし、子供がいると、元配偶者や元義父母など親族とのやり取りが続く場合があります。元配偶者が亡くなった時は子供に相続権があり、相続の話し合いに参加することになります。相続させたい場合は元配偶者やその親族と連絡を取れる状態にしておくことが必要です。

④再婚が難しい可能性がある
離婚で新しい恋愛や再婚ができるチャンスが生まれますが、子供も一緒に受け入れてくれる人となるとなかなか難しいものです。自分と相手がいくら再婚したいと思っても、子供の気持ちを考えると踏み切れないと悩む方も多いでしょう。自分の連れ子と、再婚したい相手がうまくやっていけるか、逆の場合ももちろん心配なところです。

最後に、離婚して、シングルマザーとなった人の声の一部を紹介します。

「離婚の理由なんて、人それぞれです。私は元夫の女性関係でしたが、それだけではありません。性格の不一致はずっと感じていました。離婚しても子供が出来ても、元夫は家庭を顧みる人間ではありませんでした。私は16年くらい専業主婦でしたが、まるで家政婦です。離婚の話をしていた時、つくづく自分がやっていたことは価値がないことだと知りました。離婚してさっぱりしました。ただ、子供がいる場合は、子供の将来まで責任を持たなくてはいけないと思います。養育費も当然もらってください。どちらが言い出したかなんて、関係ありません。性格の不一致なら、慰謝料は発生しないでしょうが養育費は別物です。親から養育を受けるのは、子供の権利です。養育費は、子供のために使う物です。親権者には、子供を守る権利があります。子供にはお金が必要です。特に、中学以降の教育費はかなりかかります。離婚は仕方ないにしても、子供を不幸に出来ませんよね。子供は、大きくなると希望を言い始めますから、少しでも早くそれに備えて下さい」

「私の娘は、大学4年です。娘が中学の時、完全破綻の別居から始めました。私が再就職して生活が軌道に乗るまで、私は離婚しませんでした。別居すれば、顔を見る必要もありません。中学の時の塾代は月5万円弱くらいでしたけど、高校は年間100万円程度使いました。娘が希望した進学先は、他県・国立6年ですから仕送りも含めて1千万円程度かかります。この大学資金と、離婚後住む中古マンションの購入資金を別居中に貯めました。今は、自分と娘のためだけに生きています。収入は自由に采配しますし、誰からも口出しされません。他人の世話なんて、する必要もありません。とても自由です。娘が進学し一人暮らしになってからは、仕事以外はやりたいことしかしません」

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