老後資金の貯め方について

男性30代 utsukushiinoharaさん 30代/男性 解決済み

社会人7年目の29歳の会社員です。現在年収400万ほどで40歳になれば500万ほどになると予測されます。うつ病を患い半年ほど仕事を休んでいた時期もあり、今の金融資産の残高は300万ほどです。
今の所、個人年金保険料税制適格特約が付与された個人年金を掛け金年12万円で60歳までの掛け込みで契約しています。月々の余剰金は5万ほどで職場で定期積み金で貯蓄しています。
質問ですが、来月には定期積み金が満期を迎えるので余剰金の5万円の中でiDeCoや積み立てNISAを始めてみようかと考えているのですがどちらにどれだけ月々掛け金を払うべきなのか自分では判断が難しいです。私の現状での最適解をご教授願えればと思います。

1 名の専門家が回答しています

福嶋 淳裕 フクシマ アツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

千葉県 東京都

2021/03/09

「個人型確定拠出年金(iDeCo)」と「つみたてNISA」について、本質的な違いを列挙したうえで、回答します。ご存じのこともあるとは存じますがご容赦ください。

制度の目的と引き出し時期の違い
iDeCo:「積立投資・積立貯蓄による老後資金形成」が目的の非課税投資制度です。老後のための制度ですので、60歳になるまでは引き出せません。
つみたてNISA:「積立投資による資産形成(貯蓄から投資へ)」が目的の非課税投資制度です。老後のために限定されませんので、いつでも引き出せます。

受け取り(引き出し)方法の違い
iDeCo:60歳以降、請求する際に「一時金(一括)」または「年金(分割)」のいずれかを選びます。金融機関によっては「組み合わせ」も可能です。年金は、「確定年金(決められた期間での分割)」だけでなく、「終身年金(亡くなるまで受け取れる年金)」を選べる金融機関もあります。
つみたてNISA:投資信託などの売却(現金化)後、任意に出金します。

税制優遇の違い
iDeCo:「拠出時非課税・運用時非課税・給付時課税」です。掛金をその年の税金計算から除外でき(拠出時非課税)、運用で増えた分には課税されず(運用時非課税)、現金を手にしたときに初めて課税される(給付時課税)、というパターンです。なお実際には、受け取るとき、「退職所得控除」または「公的年金等控除」という税制優遇を受けられる可能性が高いです。
つみたてNISA:「拠出時課税・運用時非課税・給付時非課税」です。①税金を払った残り(手取り)から掛金を出し、②運用で増えた分には課税されず、③受け取るときにも課税されない、というパターンです。

以上の違いを踏まえつつ、現在の金融資産残高300万円と、これからご結婚や子育て、マイホーム取得などのライフイベントがある可能性を考えると、毎月の投資資金5万円は、
●「つみたてNISA」に上限(年40万円≒月33,333円)まで割り当てて、各種ライフイベントの支出に備え、
●残り(月16,000円)を老後のための「iDeCo」に割り当てる
といった配分がよいのではないでしょうか。

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