2021/04/30

副業を始める上での注意点を教えてください。

男性40代 miro716to10nikoさん 40代/男性 解決済み

現在、本業の会社には内緒で、副業を考えています。本業は就業規則に特別な理由がない限りは副業禁止と規定しています。しかし、現在の会社は勤続14年目で昇給もあまり見込めず、このまま、定年まで勤続しても、退職金は200万も満たない状況です。子供もまだ、小学生で学費の負担は少ないですが、これから増えていく一方です。本当にこのまま、現在の会社だけに依存し続ける状況で、老後を迎えれるのか非常に不安です。そこで、働けるうちに副業を始めたいと思いましたが、副業に関する制度や税金などの知識がありません。まず、本業にバレずに副業を行う事が可能なのか?また、副業を始める上で注意すべき事、確定申告はどうやって行えば良いのか?その他必要なことがあれば教えてください。

1 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 副業
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/05/02

こんにちは。
ご質問ありがとうございます。

「副業」をされたいとのことですが、
「副業」にもいろいろなものがあります。
それによって「所得」の種類が分かれます。

一例としましてブログなどのアフェリエイト収入は
「雑所得」となります。
「雑所得」の場合、年間の所得が「20万円以下」であれば
「確定申告」は必要ありません。

「所得」というのは「収入」から「経費」を差し引いたものをいいます。
例えば、「収入」が22万円で「経費」が3万円かかっていたとしますと
「所得」は19万円となり「確定申告」は不要となります。

年間の所得が20万円を超えますと「確定申告」が必要となりますが、
このときに「確定申告書」の「住民税に関する事項」の欄で
「自分に交付」に〇をつけることで
「副業」の所得に関する住民税の通知が相談者様の自宅に届くことになります。
その通知に従って相談者様が住民税をご自身で納付されれば
「副業」を会社に知られずに済みます。

ただ、この方法でも絶対に会社に「副業」を知られずに済むと
いうことはありませんのでご注意下さい。

尚、「所得が20万円以下」であれば「確定申告」は不要と書きましたが、
これはあくまで「所得税」についての処理です。
「住民税」に関しましては「所得が20万円以下」でも
お住まいの市区町村の役所に対して申告が必要です。
これにつきましてはお住まいの市区町村の役所にお尋ねになられるのが
よいと思います。

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