医療保険に入らないデメリット

女性40代 asianaさん 40代/女性 解決済み

会社員の夫と専業主婦の妻に子供が一人の家庭の場合、夫と妻はそれぞれどの程度の医療保険に入っているのが適切なのか教えてほしいです。
私(妻)は実家が癌家系であることもあって、もともと医療保険に加えてがん保険にも入っていましたが、夫からがん保険は不要だとしつこく言われたため解約しました。夫は生命保険や働けなくなった際の収入保障タイプの保険は必要だと感じているようですが、医療保険に関しては非常に否定的です。
最近夫が転職をしまして、夫自身が保険に入り直す必要が出たので現在検討中なのですが、医療保険には入らないと言い張っているので、果たしてそれで大丈夫なのか不安です。夫曰く、高額医療制度を使えば一定額以上の負担をすることはないのだから、ある程度の貯金さえあれば問題ないはずで、掛け捨ての医療保険にお金を払うのはばかばかしいとのことなのですが、医療保険に入らないことのデメリットなども教えていただけると助かります。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 医療保険・がん保険
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/05/13

 保険は、アクシデントによってご自身ではカバーしきれいない経済的損失を、掛金を拠出することによって、保険会会社にその経済的損失を保険金等でカバーしてもらう仕組みです。なので、ご自身で経済的損失をカバーできるのであれば、保険に加入する必要はないと言えます。

 そこで医療保険ですが、傷病に罹患し、入院をした場合、入院日数に応じて、保険金・給付金が支払われます。
 一方、公的保険制度は、保険適用の治療を受けた場合、治療費の自己負担割合は原則3割で、1日~月末までの1か月間で、一定額以上の自己負担をした場合、超えた部分が還付等される高額療養費制度があります。ただし、高額療養費が適用されるのは、保険適用の治療を受けた場合のみで、先進医療の技術料や自由診療の治療費には、適用されません。

 公的保険制度の範囲内の治療であれば、預貯金などで賄えると考えるのは、間違いではないと思います。しかし、療養にかかる諸経費や、療養中の収入の減少などに対する備えまで、預貯金で賄えるのか。その観点まで範囲を広げて、検討すべきだと思います。それでも充分対応できるのであれば、加入する必要はないと思います。

 参考にして頂ければと思います。

園田 武史 ソノダ タケシ
分野 医療保険・がん保険
40代後半    男性

大阪府

2021/05/16

ご質問ありがとうございます。
医療関連の保険に入らないことのデメリットについてですね。

デメリットをお伝えする前にメリットについて再確認の意味でもお伝えしておきます。

メリットは一目瞭然で保険料の負担がなくなることですね。
この部分は損得勘定ではなく、家計にとっての影響を見ておきましょう。

がん保険は解約済みということですから、仮に月6,000円程度の負担が減ったとして、その後の家計はどうなりましたでしょうか。年間約7万円ですから、5年経っていれば35万円程度の貯蓄が上乗せされましたでしょうか。ここが増えていないのであれば、保険料を減らす目的をキチンと理解する必要がございます。

さて、話を進めましてデメリットを見ていきましょう。
医療保険に加入しないことのデメリットは病気等で入院等をした時の費用を家計から捻出しなくてはいけないことです。

実際の費用は状況により大きく異なりますが、仮に大病を患い高額療養費制度の適用後で100万円かかったとします。この費用が家計から出ていくことに耐えられるようであれば、医療保険に加入されなくても、家計をやりくりしていけるということです。
一生涯で2度大病を患えば200万円です。夫婦2人で400万円ということです。

当然ながら、突然の出費というものは医療費だけとは限りませんので、医療費専用に蓄えが必要です。

節約をすることは良いことですが、節約した後のことも計画を立てておくことを忘れることなく検討されると良いと思います。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

医療保険の見直しのタイミングや適した保険について

最近まで医療保険に加入していなかったのですが、家族の付き合いで加入することになりました。保険に入る必要性は感じていたものの、ネット保険でも十分ではないかと考えていたこともあり、今のままの保険で良いのか判断に迷っています。保険屋さんから提案されたものから最低限なものだけを残して、保険料は月々5千円程度です。加入の際にネット保険のデメリットを言われたことは覚えているのですが、本当にデメリットばかりなのか教えていただきたいです。また、現在加入している保険は10年後に更新で、その後の保険料が高くなり月々7千円程度になります。この点も今の保険のままでよいのか悩んでいるポイントです。見直しをするタイミングはいつ頃にしたらよいでしょうか。

女性30代前半 tanisan777さん 30代前半/女性 解決済み
園田 武史 1名が回答

がん保険加入は必須か?

もはや日本人の2人に1人はなってしまうという国民病である「がん」、その保険にはやはり加入したほうがいいのかといった疑問です。CMなどでもがん保険に関するものは見ない日がないといったほどです。私の家族でもがんで亡くなった者、がんになって治療を行った者がいます。がんは遺伝性のものと聞くのでそれを考えればやはり加入はしておいた方がいいとは思います。しかし、がんだけに特化するのではなく、がんを含めて様々な病気(例えば糖尿病・心臓疾患など)をカバーできるような保険も魅力的に感じます。様々なことを考慮して、がんだけに特化した保険のメリット・デメリットがあれば詳しい内容を聞いてみたいと思います。そしてその上でどんな医療保険がベストなのかも聞いてみたいです。

男性40代前半 kichiken1031さん 40代前半/男性 解決済み
中山 国秀 1名が回答

結局のところ、どの保険が一番得ですか?

結局のところ、どの保険に入れば一番手厚くお金が貰えるのかわかりません。健康保険だけでもカバーできるのか、もしくは何か医療保険に入るべきなのかが判断できないので、気軽にファイナルプランナーの方に相談できたら嬉しいです。ちなみに掛け捨ての保険か、積立式の保険か、どちらがお得なのかも知りたいです。積立式にしたところであまり意味がないのであれば、貯金をしていたほうが良いと感じてしまいます。身近に例もないため、どうしたら良いのか困ってしまいます。女性ならではの病気なども沢山ありますが、こういったものに特化した保険もありますし、入らなくても特に問題ないのであればそれも知りたいと思っています。月々の負担が少ない保険の掛け方が知りたいです。

女性30代後半 narukaiさん 30代後半/女性 解決済み
鎌倉 一江 1名が回答

がん保険をの扱いをどうするべきか

現在、医療保険に加入しています。自分の払える金額の中で選んだものにしているのですが、年齢が上がるにつれて、がん保険も気になっています。今の保険にも、癌への対応もあるのですが、手厚いものも、今の保険にプラスして加入した方がいいのか、このままの保険でいいのか、金額の事もありますし、どうしたらいいのか迷っています。

女性40代後半 mayumi_ogiuchiさん 40代後半/女性 解決済み
岩永 苑子 1名が回答

遺伝性について

私はまだ若く入院したりなど病院にお世話になることが全くありません。(風邪などの症状を除いて)最近母から言われたことがあります。私の母方の家系は遺伝的にがんになる確率が多くがんについて心配しています。特に乳がんなど女性特有のがんが多いと聞いています。私は健康面(貧血や血管の具合、視力、太り方や痩せ方など)が母によく似ているため私ももしかしたら遺伝性でがんになってしまうかもしれないと不安になっています。保険に入る際に遺伝性と言うことを伝えた際などの保険料が変わることや入ることが難しくなってしまうことがあるのか少し不安です。自分でしっかりと見極めてみたいのですが自分から保険に入ったことがないのでお聞きしたいです。

女性20代前半 ぽぽーんむーさん 20代前半/女性 解決済み
鎌倉 一江 1名が回答