今支払っていても、本当に自分が貰う年になってもらえるのか。今払っている方が、無駄になってしまうのではないか。

女性20代 ゆうゆうさん 20代/女性 解決済み

年金は長生きすればするほど、貰える額が多いと聞きます。
しかし実際に貰えるのは2ヶ月に一度であり、月々の額も正直しれてします。
また年金が貰える年齢ですが、今の若者が貰える年になった時に70歳、80歳と伸びていないのか不安であります。
月々2万円程度支払うよりも、その分貯めていた方が正直将来お金に困らないのではないのかと思う所もあります。
しかしいまいち正確な情報(貰える年齢の変動があるなど)がないため、不安でしかありません。

2 名の専門家が回答しています

松山 智彦 マツヤマ トモヒコ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

茨城県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県

2021/05/17

 2020年度の老齢基礎年金の満額は年約78万円で、これが終身受け取ることができます。もちろん、物価変動等や保険料収入等が減ることが予想されています。

 ここでひとつの仮説を立ててみましょう。老齢基礎年金を30年(95歳)まで受け取ることとし、また年金額を年70万円とした場合、受け取れる年金の総額は2,100万円になります(利息等は考慮しない)。この2,100万円を、20歳から60歳までの40年間で預貯金する場合、年間52.5万円、月に約4.3万円の積立が必要になります。

 国民年金保険料は2021年度は月16,610円ですが、実際には33,220円で、半分は国から拠出されています。仮説では運用利率(利息)は考慮しませんでしたが、運用を考えた場合の効果は個人でやるより大きな資産にした方がスケールメリットを享受することができます。

 さらに、国民年金(厚生年金も同様)には、老齢年金だけでなく、障害者に該当する場合には、障害年金、死亡した場合、その者の遺族に支払われる遺族年金と3種類の年金があります。

 老齢だけを考えると、確かに不安に感じることは否定しませんが、年金を未加入にすることは、老後生活を含めて、リスクが返って増大するものだと思います。なので、最低限の生活を担保するものだと考えていただければと思います。

 あくまで年金”保険”であることを忘れないでください。

井内 義典 イノウチ ヨシノリ
分野 年金・個人年金・iDeco
40代前半    男性

東京都 神奈川県

2021/05/17

ご質問の件についてお答えいたします。
将来の年金制度がどのように変わるかは予測がつかないところもあり、
年金の支給の開始年齢も引き上げ(65歳から70歳へ、など)になる可能性もないとは言い切れません。
一方で、ますます平均寿命が延びています。
人が何歳まで生きるかはわかりませんが、公的な年金というものは一生涯支給されます。
ご自身の予想よりはるかに長生きした場合でも、終身で保障されることになりますので、
受給総額から見て今の高齢者の方よりも多くなることもあり得ます。

将来のための貯蓄はもちろん重要ですが、貯蓄の額には限りがあり、取り崩して使ってしまうとなくなります。
存命中の定期的な収入となる年金とはこの点が異なるでしょう。
長生きへの備えとして、老後の収入のベースとして、年金をお考えいただければと思います。

また、年金は老後の老齢年金だけではありません。
若くても病気やケガが原因で障害が残った場合に障害年金を受けることができます。
ただ、保険料をしっかり掛けていないと、いざという時に障害年金が受けられないことがありますので、
元気で働けるうちは年金の保険料は掛けていただければと思います。

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