老後資金をためるには?

女性30代 青木はるかさん 30代/女性 解決済み

家族構成は、3人暮らしです。30代夫婦と幼稚園児の子供1人です。
昨年ニュースで話題になりました、老後2000 万円問題です。
老後まで、どうやって貯めようか悩んでいます。
主人は、個人年金をしていますが、それでも2000 万円には不足しています。
ただ、退職金が多少あるかと思います。
私は、扶養内パートでして退職金の予定はありません。
そこで、耳にするようになったのたがイデコです。イデコをすると、税金が安くなるのですよね?ただ、月額貯めれる額は決まっていると聞きました。
いくらまで、貯めれるのでしょうか。
また、扶養内パートだとイデコをやる意味はないでしょうか。税金は、払っていないと安くなるものがないですよね?

1 名の専門家が回答しています

福嶋 淳裕 フクシマ アツヒロ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    男性

千葉県 東京都

2021/03/09

「いくらまで貯められるか?」につきましては、扶養内パートの場合、年額27.6万円まで掛金を拠出できます(2020年10月現在)。

また、掛金の総額がどの程度になるかは、60歳に到達するまでの残り期間で計算してください(2022年5月からは、掛金を拠出できる年齢の上限が65歳まで延長される見込みです)。

なお、掛金をどの金融商品に配分するか(金融商品の選択)によって、将来受け取る額が変わる点は、十分にご理解ください。
定期預金であれば、資産価値はほぼ変わりません(利息よりも手数料のほうが高い間は、その分減っていきます)。
投資信託であれば、資産価値は毎日変動します(将来、引き出す時点で、大きく増えているかもしれませんし、逆に減っているかもしれません)。

「扶養内パートだとイデコをやる意味はないか?」につきましては、iDeCoの税制優遇ごとに判断します。
1. 掛金の全額を所得控除できるメリット
おっしゃるとおり、そもそも課税所得がないのでメリットはありません。
2. 運用益に課税されないメリット
このメリットは享受できます。ただし、定期預金など、そもそも運用益を事実上期待できない金融商品だけの運用の場合、メリットは微々たるものです。
3. 受け取るときに所得控除できる(可能性がある)
将来、一時金で受け取る場合「退職所得控除」を、年金で受け取る場合「公的年金等控除」を受けられる、つまり、非課税になる、または減税できる可能性があります。いずれも、将来のiDeCo以外からの所得が関係しますので、必ず受けられるとは言えません。

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