これからの生活費の算段がつけられそうにない

女性60代 lpanda77さん 60代/女性 解決済み

現在の仕事がいつまで続けられるのかわからない状況の中、年金だけで生活できるのか、いくらぐらいの資金があれば生活していけるのか、それらを見極める方法がよくわかりません。いくつかの持病があり病院とは縁が切れないのに、申請した医療保険も却下され、全くどのくらいの資金があれば大丈夫なのか見当がつきません。年金だけで生活するようになったとき、いただいた年金で生活できれば大丈夫なのか、急な出費を考えるとどのくらいの余裕があったほうがよいのか、自分の使い方が正しいのかを見極める方法も知りたいです。
最低限のことができる状態で生活できるケアハウスのような施設の見学にも行きましたが、家賃の支払いが難しいことを痛感しました。最終的にはこのような施設に入らなければならないことを考えると、家賃の支払いができるのかなど、心配が尽きません。
年金だけで生活していく資金のことを考えるとき、まずどこから手をつけていけばよいのでしょうか。手順や方法も知りたいです。

2 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 老後のお金全般
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/05/22

ご相談頂き有難うございます。

あなたの今後のくらしについてアドバイスするには、あなたのことで分からないことが多いですが、一人暮らし、厚生年金加入を前提に回答します。

老後生活の基本の収入は年金です。あなたには毎年、年金定期便が届いているはずです。あと数年で年金が受給できますので、年金定期便に書かれている受給予定額から少し増える程度になると思われます。

通算何年仕事をして厚生年金に何年加入したかに依りますが、厚生年金と基礎年金の合計で10万円~12万円程度と思われます。
一人の生活費は10万円から15万円程度と言われています。(もっと多い人はいくらでもいますが。)
あなたの現在の生活費と比較してみてください。

65歳以降のくらしの収支としてこの範囲であれば問題はないのではと思われます。もし足りない場合は、もう少しの期間仕事を続けることではないでしょうか。
急な時のためのお金ですが、年金は必ず定期的に入りますので、年金額の1-2年分程度あれば良いのではないでしょうか。
医療費は、一定額以上に掛かった場合は高額療養費で給付されます。入院時のお金は上記の緊急時のお金を使うことになるでしょう。

介護施設の件ですが、将来介護が必要になった場合は自宅で訪問介護やデイサービスを利用して、どうしも施設入所が必要になれば、特養(特別養護老人ホーム)に入所すれば8万円~12万円で入所が可能です。多少の手持ち金は必要だとは思われますが、特養の入所費用は年金で賄えるのでないでしょうか。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 老後のお金全般
60代後半    男性

全国

2021/05/23

ご質問ありがとうございます。
埼玉県のFP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

文面から判断しますと単身者であると思われますので、その背景として回答致します。

総務省の家計調査年報2019年によりますと、平均年齢59歳の消費支出は、1世帯あたり1ヶ月の平均として約164千円という結果となっています。項目別の内訳では、住居費が約2万円であり、半数近くが持家であるため、賃貸の場合には負担額は増加すると思われます。また、食費で約44千円となっておりますが、その点では個人差がありますので、一概に必要な金額であるとは言えません。従いまして、消費支出の約164千円をモデルとお考えいただければ良いでしょう。

また、女性の厚生年金の平均月額は、約109千円ですが、女性の場合は60歳迄の就労が少なく、中途退社による厚生年金受給者が多いため、男性の場合の約173千円と比較する大幅に減少するように見えますが、実態としては月額15万円程度は受給可能だと思われます(年金定期便を参照)。そのように考えますと、賃貸住宅居住者であれば、居住先が地方とすれば年金との差額は3万円程度であり、年間の不足額は36万円、90歳迄の寿命と想定すれば不足額の合計は900万円と計算されますが、上記に記載しましたとおり、あくまでも個人差があります。

続いて、年齢と共に衰えを考えなければなりませんが、要介護3程度からは特別養護老人ホームへの入居も可能であり、その費用は、受給される年金によって5万円~15万円であり、心配をする必要はありません。また、要介護1から入居可能な民間の老人ホームでは、地方の場合に食事込で10万円程度から入居可能です。

ご心配されている、疾病による入院が伴った場合ですが、健康保険による高額医療費制度によって、自己負担額は決まっていますから、医療保険に加入されたつもりで、その保険料を緊急資金として貯蓄され、50万円程度の準備をされていれば、余程の長期入院でない限り支払いが困難となることはないでしょう(保険外診療を除く)。

従いまして、健康を維持することを第一をお考えになられて、月額の預金は少額でも長期に継続されることで、ご心配になられるような事態となることはないでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後の貯蓄について

現在会社員で働いていますが、老後の生活資金が心配です。退職した後収入が年金のみになり、その後の生活費用のやりくりにおいて、事前に貯蓄しておく必要があると思いますが、どのくらいたくわえがあればよいのかわかりません。老後資金としてiDecoも考えているのですが、現在の収入状況ではその積立もできない状況です。退職金も転職したため、満額もらえず、住宅ローンを返したら全てなくなってしますような状態ですが、退職したとたん年金開始年齢にもならず、貯蓄がない状態では生活ができないため、今の段階で漠然とした不安があります。一応わたしなりにライフプランニングを行っていますが、老後の生活費をどのようにシミュレーションすればよいか、なにか良い方法があれば教えていただきたいと思います。

男性30代後半 nak31さん 30代後半/男性 解決済み
山本 昌義 1名が回答

老後、介護のこと

私は、現在介護士として働いておりますが、先々の事が急に不安になる時があります。今は凄く、福祉は充実していると思いますが、私たち自身が年をとったときに一体どうなっているのか、お金のことももちろんのこと、その他にも今の少子化対策の手薄さなど心配なことは盛りだくさんです。そういう自分も子供はひとりしかいませんし、それも息子、とうに諦めて介護をして貰えるとか、金銭的に、援助をして貰えるなんて思っておりません。まぁ、子供にとっても大きな負担であるし、かわいそうですからね。ですが、わたしたちの老後に確かに国が保障してくれるという確信はなく、自分でお金を貯めるしかみちはありません。仕方が無いとは思いますが、どうも腑に落ちないものもあります。どうやら、不妊治療への援助が始まるとの事ですがそんなの本当に必要なのでしょうか?もっと、福祉を手厚くして頂きたいです。お金のことも気になりますしファイナンシャルプランナーさんにその辺のところを相談できたらしてみたいです。老後になって貰える自分で貯蓄する様な保険はあるのかなと。機会があると嬉しいです。

女性40代後半 mamanacさん 40代後半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

熟年離婚後の生活費について

私(40代)夫(40代)子供(小3)都内の賃貸マンションに住んでいます。子供が大学に入るくらいをメドに熟年離婚を考えています。夫は正社員で年収は700万円ほど、私は派遣やパートで年収200万円ほどの共稼ぎです。家計の内訳は家賃(13万円)と光熱費(2~3万円)を夫が払い、その他の日々の生活費や子供の教育費(6万円ほど)などは私が払っています。現在の生活に不自由はないのですが、夫が趣味にお金を費やしてしまい、ほぼ貯金はありません。家賃の更新料も払えない時があり、私から借りたりします。夫は欲しいモノがあるとカードで購入するため、借金もあるようですが内訳はわかりません。財布、通帳は別々なのでお互いの収入、支出は不明ですが、モラハラなのでお金の話をすると怒り出し、会話になりません。そのため熟年離婚をし、東北の実家に帰ろうと思っていますが、今から最低どのくらい貯蓄をしておくべきか悩んでいます。もちろん多ければ多いほど良いのですが、コロナ渦ということもあり仕事先がみつからない状態なので、今からできることがあれば教えて頂ければと思います。よろしくお願いいたします。

女性50代前半 やぎまりこさん 50代前半/女性 解決済み
山本 昌義 舘野 光広 2名が回答

今後の日本経済と世界の動向

正直今の日本の将来をかなり悲観的に見ております。知り合いの資産家の方々はほとんど見な海外移住、国籍自体を日本以外にしております。皆口をそろえて言うのは、今の税制対策では日本はこのままどんどん貧乏になるとのことでした。もしこのまま日本に住み続ける選択をした場合、正直年金は当てにならないので、別の対策が必要だと思います。その別の対策方法、早めに取り組んでおいた方が良いことをいくつか詳細教えて頂きたいです。また現在高齢化の国々の労働力確保が必須になってきていると思います。そんな時に今回のコロナが来たので、各国一気に人の流れが止まってしまい、経済停滞に拍車をかけている状態かと思います。今回のコロナがどのように老後資産運用に影響してくるのかも教えて欲しいです。

男性30代後半 Enlilさん 30代後半/男性 解決済み
山口 雅史 1名が回答

月々の必要資金の金額を知りたい。

少子高齢化が進み、高齢者の割合は年々増え続けているといわれております。このような問題が深刻化していく中で、現在の年金制度はどのような形になるかが不安です。受給年齢を引き上げられてしまったり、最悪の場合は、需給そのものが不可能になるのではと心配になることがあります。私自身も現在は厚生年金の支払いや、老後に向けた貯蓄型の生命保険に加入し、対策をしているつもりではありますが、それが足りる金額なのかどうか?と問われると自信はありません。そこで質問なのですが、一般的に老後の生活資金とは平均的にどれくらいなのでしょうか?結婚の予定もなく、独り身でいるイメージはありますが、単身者と妻帯者ごとに知りたいと思います。よろしくお願い致します。

男性40代前半 yoppy4217さん 40代前半/男性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答