青色申告と白色申告の違い

確定申告をするにあたって、青色申告と白色申告というものがあります。
ただ、この2つは何がどう違うのか?よく分かりませんし、どっちを選んだ方がいいのか?も知らない状況です。
したがって、それぞれのメリット、デメリット、どっちが望ましいのか?などを教えてほしいと思います。
確定申告をするにあたって、青色申告と白色申告というものがあります。
ただ、この2つは何がどう違うのか?よく分かりませんし、どっちを選んだ方がいいのか?も知らない状況です。
したがって、それぞれのメリット、デメリット、どっちが望ましいのか?などを教えてほしいと思います。
1 名の専門家が回答しています
こんにちは。ご質問をお寄せいただき、ありがとうございます。
まず、青色申告と白色申告の違いですが、帳簿の付け方が全く違います。
白色申告の帳簿の付け方は「単式簿記」といって、簡単に言うとお金の出入りだけを管理していくものです。
これに対し、青色申告の帳簿の付け方は「複式簿記」といって、正確な会計帳簿を作るために、 会計における「網羅性・立証性・秩序性」の3要件を満たした形式で記録しなければいけません。
以上を踏まえて、青色申告と白色申告のメリット・デメリットについて解説しましょう。
まず、青色申告のメリットとしては、以下のようなものがあります。
・65万円の特別控除が受けられる(収入から差し引けるので税金が安くなる)
・赤字を3年間繰り越せる
・家族にあげる給与を全部必要経費にできる(専従者給与)
・30万円未満の減価償却資産を一括経費にできる(例:25万円のパソコンを買ったら全部その年の経費にしていい)
・自宅をオフィスにした場合、家賃や電気代の一部を経費にできる
一方、デメリットとしては以下のことが挙げられます。
・その年の3月15日(年度の途中の場合は開業から2カ月以内)に、税務署に「青色申告承認申請書」を出さなくてはいけない。
・複式簿記での記帳が必須である
次に、白色申告のメリットとしては、以下のようなものがありあmす。
・記帳が簡単
一方、白色申告のデメリットとしては、以下のことが挙げられます。
・特別控除は受けられない
・赤字を3年間繰り越すことはできない
青色申告は、最初は少し大変かもしれませんが、慣れればメリットの大きい制度であるため、ぜひチャレンジしてほしいところです。
実際のところ、今は必要な項目を指示にしたがって入力していくだけで青色申告ができるソフトやサービスもあるので、複式簿記だからとって、それほど身構えることもないと思います。
税務署に書類を出す、ということに抵抗を覚えるかもしれませんが、どうしてもわからなければ、税務署に行けば職員の方がわかりやすく教えてくれるので、一度ご検討なさってみてください。
私はダブルワークを検討していますが、まず確定申告の方法が分かりません。いつも年末調整で会社の人事課に任せている部分になるので、確定申告のやり方が正直分かりません。また、ネットで色々と調べてみると副業をしているこもは会社にバレる可能性が高いと書いてありました。ただし、確定申告をして、住民税を自分で支払うようにすればバレることはないと書かれてありました。 副業の所得が20万円を超えなければ確定申告はしなくても良いとも書いてありましたが本当でしょうか?その場合どうやって住民税が支払うことになるのでしょうか?会社にバレずに副業することは可能なのでしょうか?20万円未満の時の住民税の支払い方、20万円を超えた時の住民税の支払い方を教えて頂きたいです。
大学生の子供を持つシングルマザーです。私自身は年収250万程度です。このたび子供が給付型奨学金を支給していただくことになりました。大変ありがたいことなのですが、ひとつ不安に思っていることがあります。それは給付型奨学金は所得とみなされるのかどうか、ということです。今まで自分の扶養家族となっていましたが、給付型奨学金を受給することで扶養から外れてしまうのではないかということを疑問に思い始めました。子供はアルバイトもしています。親の扶養から外れないようにするためには、どのような方法があるでしょうか?仮に扶養から外れた場合は大学生であっても確定申告など必要になりますか?そもそも、大学生はやはり親の扶養に入っていた方が税金の面からお得と言えるのでしょうか?
今年マンションを購入しました。住宅ローン減税を利用して還付金を受給したいのですが、ネットで調べてもよくわかりません。初年度は確定申告を自分でするとのことですが、会社で年末調整を行ってもらっているので重複して申請することにならないか不安です。また還付金で受け取れなかった分は住民税から控除されるとのことですが、毎月どれくらい引かれるのか、また引かれている分は給与明細に明記されるのかが気になっています。そして収入の増減によって受給金額がどれくらい変わるかも気になっています。コロナ禍で収入が減少しているため、少しでも多く受給されれば生活が安定するので、期待とともに不安があります。税金の素人でも分かりやすい説明が欲しいです。
現在大学生兼個人事業主をしております。これまで雑所得という形で所得を得ており、昨年青色申告で確定申告をしていました。(開業届は出しておりません。)しかし今年はコロナで、その雑所得による所得が一切ありませんでした。(他の方法による所得も一切なし)このような場合、確定申告はしなくても良いのでしょうか?収入が一定額以下であれば確定申告をしなくても良いという記事を見かけましたが、それは昨年青色申請をした場合でも対象になるのかどうか知りたいです。また、もし確定申告の義務がないとして今年申告をしなかった場合、来年は青色での申告にいきなり戻ることはできるのかどうかもお伺いしたいです。よろしくお願い致します。
30代・年収1000万円の会社員です。サラリーマンにとって節税できる仕組みは数少ないですが、その中でもふるさと納税の限度額について教えてください。ふるさと納税の仕組みは各人の所得等に応じた限度額までいくらつかっても自己負担額2千円と認識しています。他方、このコロナも踏まえた景気動向の影響を受けて、毎年の給与所得が上下する中で、当年(12月末まで)の給与所得見込が見通しにくい状況です。ふるさと納税のサイト等では控除シミュレーションが存在しますが、計算ロジックが複雑でわかりにくいです。自分自身でしっかり計算して、できるかぎり限度額いっぱいまでふるさと納税したいのですが、限度額計算のしかたをわかりやすく教えていただけませんでしょうか?