ご懸念のように日本の国債発行残高は新型コロナ対策でさらに急増しています。かといって日本国債の評価・格付けが急落して、金利上昇・国債価格の暴落のようなことは起きそうにはありません。
ただ、国内の預金・債券で利回り運用のできるものはほぼゼロであることと、日本株も成長・収益性いずれからみても海外株式に劣っているのははっきりしています。
従って、外貨建て資産に適当な比率を配分するのはもっともな選択と言えます。
日本の年金の運用機構であるGPIFの国内資産と海外資産のポートフォリオ(資産配分比率)は国内株式・債券50%、海外株式・海外債券50%になっています。
では、個人のポートフォリオはどうすれば良いかということになります。個人が自己の判断・手順で海外資産の運用することは、一般人には情報が足りないので難しいと言えるでしょう。
従って、海外資産への配分は、海外株式や海外債券を一定以上組み込んだ投資信託によることと、新興国以外の外貨預金(米ドル、豪ドルなど)や外貨債券を全体の10%程度保有することではないでしょうか。
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