老後生活に関するお金問題に悩んでいます。

女性20代 ieooeiさん 20代/女性 解決済み

現在大学3年生ではありますが、すでに「老後のお金問題」について悩んでいるところがあります。仮に大学を卒業した後に一般企業に就職して、60歳代で定年退職をしたとします。その場合に、退職後の生活費としてどれくらいのお金を貯蓄しておく必要があるのか、ということが非常に気になっています。自分自身が女性であるということもあり、給料は男性よりも圧倒的に低い可能性があります。結婚して配偶者を作るかどうかということもまだ分からないので、いくら貯めておけば安心して老後生活を満足のいく程度に送ることができるかが不安でたまりません。これらのことについてアドバイスなどを実体験を元にして専門の人に説明してほしいと思っています。

2 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 老後のお金全般
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/17

老後の必要資金は、年金の加入状況や配偶者の有無等によって大きく変わります。2019年に老後資金が2000万円必要ということで
大問題になりました。その前提は、夫婦2人の65歳~95歳の老後資金で、夫厚生年金加入・配偶者専業主婦の世帯が想定されていました。その際の年金額は夫婦で月約22万円、生活費は月約27万円程度になっていました。
あなたの場合は結婚するとして、夫婦で厚生年金に加入すると現在の物価ベースで月30万円程度の年金になります。
しかし、年金はマクロ経済スライド制で減ることになっています。現役時の所得との対比が61.7%から50%程度になると予測されています。
計算式は違いますが、年金額は約2割程減る可能性があります。そうすると30万円×0.8=24万円程度の年金収入になると、生活費27万円ー24万円=3万円の不足になります。3万円×12か月×30年=1080万円の不足です。物価はそのままで見ていますから、生活費支出も年金も物価上昇分は増えることになります。
老後資金は退職金も計算に入りますから、1080万円(現在の物価ベース)大丈夫ではないでしょうか。
現在の生活費27万円はギリギリの生活ですから、より豊かに過ごすには、やはり2000万円程度の貯蓄を目指して、つみたてNISAやiDeCoなどで若いうちから積み立てておきましょう。

山口 雅史 ヤマグチ マサフミ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

兵庫県 岡山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県

2021/03/23

今後の人生や生活スタイル、そして収入額によって大きく異なりますので「いくら貯めておけば安心」という金額はわかりません。しかし、備えておく必要はあります。「給料は男性よりも圧倒的に低い可能性」とありますが、女性でも収入を得ることは可能な社会になっているので大きな問題として考える必要性は低いと思います。
備えるにはハードとソフトの両面がります。ハードの面は貯蓄・運用です。何かがあった場合、身近で必要になるのは現金です。現金はどのような状況でも最低限は必要になります。目安の一つとして生活費の6か月分です。独身の時はそれほど大きな額にならないと思います。月15万円なら90万円となるので100万円を預貯金で蓄えておけば大抵のことには対処できます。運用は将来に必要な資金を準備することです。子供の養育費や老後のための資産形成などがこれにあたります。これは長期・積立・分散投資で賄うことができます。
過去のデータを用いた一例となりますが、世界株式インデックス型投資信託で20年間、月額5万円を積み立て購入したとします。20年間の積立総額は1200万円ですが、1979年から上記銘柄で運用を始めていた場合、20年後の1998年には資産総額が3734万円になっていました。この資金を運用のみ継続しながら毎年末に資産総額の5%を取り崩したとすると、さらに20年後の2018年末時点での取り崩し総額は2941万円、運用残高は2933万円となっています(手数料や税金等のコストは含んでいません)。過去のデータなので今後もこのようななるかはわかりませんが、少しは老後の不安は軽くなるのではないでしょうか。
ソフトの面は知識と健康です。知識は自身を磨くもので、例えば資格取得が挙げられます。就職だけでなく副業やリタイア後の収入に結びつくと考えます。そして、長く働く(収入を得る)ためには健康に留意する必要があります。体調を崩して退職したや働きたくても働けないなどの声もよく聞きます。これではプランの大きな変更を余儀なくされてしまいます。
大学3年生ということでまだまだ先は長いですが、参考になればと思います。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

老後の生活について

はじめまして。私、36歳の男性、既婚で子供が3人います。老後の資産運用について質問です。私達夫婦は現在、共働きでどちらも正社員で合わせて年収700万円くらいです。子供が3人いて、住宅ローンや各種保険に入っていることもあるため、正直貯金らしい貯金が出来ていません。子供の大学費用のための学資保険には一応入っているので、なんとか大学は出すつもりです。でも、住宅ローンを払い終わった後の60代になった時に、私達夫婦は年金だけでおよそ生活出来るのでしょうか?必要なら、今のうちにもっと頑張って、老後の年金保険のようなものを積み立てておいたほうがよいのでしょうか?また、お金は、日本経済が破綻した場合に紙きれになるという情報も知り、金やプラチナなどの物に投資をするほうが効果的なのでしょうか?

男性40代前半 ニジチチさん 40代前半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

高齢の老後資金として必要な生活プランは、

高齢化社会や超高齢化社会などと言われて久しいが、昨今では新聞やテレビなどの文言として”人生100年時代”という言葉が巷に溢れています。 ここで、仮に100歳まで生き延びて生活していくための老後資金について、どのくらい必要なのかという事で様々な議論も交わされているようです。ところで、上記に関してお役所や行政機関では、老後の生活を送っていくためには、定年後の必要資金として30年間で凡そ2,000 万円の資産が必要ともされているようです。 公務員や上級サラリーマンならいざ知らず、我々のような庶民派はとてもじゃないが2000万円などという大金は持ち合わせていないし、今後も此のような大金を形成することは叶わないでしょう。そこで、安心できる老後プランとはどのようなものか、又、2000万円なるものの根拠も判りませんので、ご面倒ですが思いつくままで結構ですので宜しくお願いいたします。

男性30代前半 orimasaさん 30代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

老後にかかる負担が大きすぎる気がして不安

漠然と「老後の負担が大きくなりすぎるのではないか」という不安があって、夜中に目が覚めることも出てきました。一言で言うと、お金と相続の心配があります。主人は家族経営での中小企業、私はフリーランスをしていますが、コロナの影響もあり今後の収入の先細りが不安です。住宅ローンは何とか払えそうですが、老後も必死にはたらかないとお金が足りない気がします。また身内に若い人が少なく、私や夫のきょうだいは独身で県外に就職しているため、互いの両親に今後介護が必要になった時、相続に関する手続きが出てくる場合にすべてを私がしなければならない気がして、一番はお金のことが心配です。今からできる対策、将来のために知っておきたい手続きなどがあれば、アドバイスを伺いたいです。

女性50代前半 kitayamaさん 50代前半/女性 解決済み
植田 英三郎 1名が回答

若者の老後を見すえた資産形成

現在大学4年生の女性です。来年春から社会人になります。いまはアルバイト収入のため、貯金などはしておらず、ある分でギリギリの生活を送っています。しかし、4月からは毎月一定額のお給料をもらい、半年に1回はボーナスも貰うことになります。そのため、いままでのような生活ではなく少しずつでも資産形成をしていきたいと考えていますが、なにせ知識がありません。初任給は手取り15万ほどになるかと思います。年功序列が強い会社です。私たちの世代は老後に年金が出るか怪しく、老後2000万を自力で貯めないといけないと言われています。そこで、地道に銀行貯金をするのがいいのか、イデコや積み立てニーサなどを始めるべきなのか、プロのご意見を伺いたいです。

女性20代前半 harunatsu_さん 20代前半/女性 解決済み
小高 華子 1名が回答

老後の資金計画について

老後に2000万円は必要と昨今のニュースで言われているが、夫婦2人で本当にこの金額で足りるのかと思っています。自分たちが老後を迎える時は物価はさらに高くなり、年金はさらに減額されていることが予想される。持ち家ですが修繕費や固定資産税はそれなりに高いので老後の資金計画で圧迫しないかがとても心配。現在できるだけ支出しないで貯蓄するように心がけているが、できれば死ぬまで仕事をしたいと思っている。しかし年金をもらえる頃になると会社務めだと減額されるのでそれ以外で起業をしたいと考えています。他人の家計は見れる機会が少ないので何を参考にしていいのかが今一つ見えてこないので不安ばかりがつのります。何が正解か不正解かも分からない時代です。こういった各個人のケースにのっとり相談にのってほしいです。

女性50代前半 らっきょうさん 50代前半/女性 解決済み
辻村 洋子 植田 英三郎 2名が回答