子供が不自由なく暮らすためにはどれくらいの金額が必要なのか

男性20代 たくはるさん 20代/男性 解決済み

現在共働きで生活しており、世帯収入は800万円程度です。子供が二人いて、いずれも保育園に通っています。子供には、なるべく好きなことをやって色々学んでほしいと思っています。お金がないせいで、やりたいことができなかったという経験をあまりさせたくないので、子供が不自由な暮らしにならないためにどれくらいの金額がかかるのかというのがしりたいです。このままの世帯収入の場合、どれくらい貯蓄すればよいうのか、どのように貯蓄していけばいいのかがわからないので、不安に感じています。また、教育資金に加えて、自分たちの老後の資金も貯めなければならないので、教育資金をためながら、自分たちの老後のお金も貯める方法があれば知りたいと思っています。

2 名の専門家が回答しています

山本 昌義 ヤマモト マサヨシ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
40代前半    男性

全国

2021/05/29

こんにちは、婚活FP山本です。まずはご質問の前に、今後のお金の基本についてお伝えします。まずお子様の教育費は、保育園から大卒までの合計平均で1400万円ほど必要です。仮に出産直後から22年かけて準備するとすれば一年あたり約64万円、月5万円ほど、2人分で月10万円ほど貯金が必要になります。また先般、老後資金2000万円問題が騒がれましたが、実際には一般的に倍の4000万円程度が必要です。60歳まで30年ほど準備時間があるとすれば一年あたり約133万円、月11万円ほど貯金が必要になります。つまりあなた様世帯の場合、少なくとも月21万円ほど貯金が必要です。まずは基本として、しっかり意識しておきましょう。

そのうえで、ご質問についてお伝えします。少しズレた回答ですが、上記の通り基本的な教育費と老後資金は月21万円の貯金で賄えますから、残りのお金は全額が自由です。完全に他の支出がない前提なら、残り全額を教育費に上乗せできます。強いて言えば、これから子供部屋を準備するのであれば、その分の確保は必要です。逆に、月21万円貯金ができていない場合は、まずはこれの達成が大切といえます。未達成のまま幼い子供にお金をかければ、そのためにいずれ子供に不自由をさせかねません。まず優先すべきは、いわゆる普通に子供を大卒まで育て、自分たちの老後も子供に迷惑をかけないことです。未来を見据えて計画的にお金を準備し、そして使っていきましょう。

少し補足させて頂きます。少し貯金が不十分な場合は、「副業」に取り組むのが一つの手段です。一般的な副業は、せいぜい月5万円も稼げれば良いほうですが、夫婦でやれば月10万円ほど稼げるかもしれません。また並行的に、「資産運用」に取り組むのもおすすめです。リスクはありますが資産運用なら、仮に5%運用を狙えば一年あたり約60万円、月5万円ほどで30年後に4000万円を準備できる計算になります。なお、資産運用に回したお金は途中で引き出しにくいので、教育費については一般的な学資保険などを使うのが無難です。ちなみに今や半数以上の世帯が教育費の準備不足に陥っていますから、まずはムリせず基本的な教育の完了を目指しましょう。

鎌倉 一江 カマクラ カズエ
分野 結婚・離婚・出産・教育・子育て
40代前半    女性

埼玉県 長野県

2021/05/29

たくはるさん、こんにちは。
ご質問いただきありがとうございます。

たくはるさんの、子どものために最善を尽くしたいという親心素晴らしいですね。
ただ、今は子育てをしながら自身の老後資金も一生懸命準備しないといけない時代です。
教育費については、年々上がってきていて
お子さんの進路や習い事のによりますが一人あたり2000万円~3000万円程
老後資金についても教育費と同じくらい(2000万円~3000万円)準備しておくと好ましいと言われています。

勿論、一気に必要になるわけではありませんし
老後資金については、たくはるさんが65歳になる頃にが今と働き方や生活が大きく変化している可能性があるので、絶対この金額を貯めなければならないと意気込み必要はないでしょう。ただ、コツコツとお子さんのため、老後のために出来る範囲で貯蓄をする工夫は絶対に必要です。

一般的に、子育て家族の「貯め時」は3回と言われており
それが「入園前」「小学校」「大学入学後」です。中学高校は部活や塾代などでなかなか思うように貯蓄は出来ません。この3回のタイミングを逃さずに、無計画な買い物などに気を付けて投資信託でも、積立NISAでもなんでもいいのでしっかりと貯蓄しておきましょう。

老後資金としては、絶対老後にしか使えない仕組みになっている個人年金やiDeCoを利用するという方法がありますので参考にしてください。

後、「お子さんにお金がないからこれが出来なかった」という経験をさせないためにも
今から家庭内で「おかねの教育」をすると良いかもしれませんね。一緒にスーパーに行った時に「野菜や魚の値段はなぜ毎回違うのか?」とか「このお金はどこから来ているのか?」とか会話しながら買い物をすることで、お金について知ることができます。
少しずつ日本でも学校でお金の授業が始まっているようですが、まだまだ環境は整っていません。親が教えてあげないと知る機会がないのが現状です。是非始めてみてください。

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