まず、奨学金と教育ローンの違いについてご説明させていただきます。
いわゆる奨学金制度を運営しているのは日本学生支援機構で、奨学金には「給付型」と「貸与型」があります。
「給付型奨学金」を受けるためには、高等学校等における全履修科目の評定平均値が、5段階評価で3.5以上であることに加え、収入面での要件があります。(一定の水準以下でないと受けれません。)詳しくはお子さんの高校で高3の春に行われる奨学金説明会の資料を読むか、日本学生支援機構のホームページをご参照ください。
「貸与型奨学金」は、無利子の一種と有利子の二種に分かれます。一種はやはり成績面収入面での制限があります。二種のほうはだいたい希望した額を借りれます。年利も2021年5月時点で利率固定方式が年利0.268%、利率見直し方式で0.003%(いずれも増額部分は料率が変わります)と非常に低い水準になっています。(因みに国の教育ローンだと1.66%です。)
ただし奨学金は親御さんではなく、学生さん本人に返還(返済)義務があります。また、制限が緩い分多く借り過ぎてしまって後から返済で苦労するという人が少なからずいますので、借りる際には毎月どれだけの金額をいつまで返済する必要があるのかお子さんに認識していいただいた上で活用すべきかと存じます。
また日本学生支援機構以外にも、各大学や団体などで独自の奨学金制度を設けていますので早い段階で情報収集を行いましょう。
学費だけでなく、自宅外通学になる場合には生活費も結構な金額が必要となりますが、大学や自治体が運営する学生寮に入れればかなり安くつきます。近年では入居希望者は以前より少ないみたいですので、ご検討してみてはいかがでしょうか。
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