主人の単身赴任先に移り住む場合、今住んでいる住まいをどうすればいいのか

女性40代 hayakaoさん 40代/女性 解決済み

現在41歳の主人と子供2人の家族です。
5年前から主人が単身赴任になり、当初の会社の話だと4年で戻ってこれるはずったのですが、その4年を過ぎる前ごろから、どうやら定年までに戻ってこれることはないだろうという話になりました。4年目安だったため、単身赴任を選択したのですが、一生となると子供のためにも家族で引っ越しした方が良いのだろうとは思います。
ただ、家のローンがまだ残っていて、現在住んでいるところが地方なので売ってもローンを返せるかどうかわからないぐらいでしか売れないだろうと思います。
そうなると主人の単身赴任先は首都圏になるので、そちらでマンションなり家を購入する資金にはならず、賃貸で住むことになり、会社に勤めいる間は会社が賃料を支払ってくれるので良いのですが、定年後には住む家がなくなるという悩みもあります。
現在の家を貸すという手も考えたのですが、聞いた話では、固定資産税も高くなったり、借主の申告があるたびに修繕代もかかったりと、なにかとめんどくさいという話を聞きました。
それでも、貸すべきなのか、それとも売ってしまうべきなのか、悩み中です。

2 名の専門家が回答しています

五十嵐 秀司 ヒデシ イガラシ
分野 住まい選び・マイホーム・住宅ローン
60代前半    男性

全国

2021/06/17

こんにちは。「ライフ&マネー」コンサルタントの五十嵐秀司です。
ご主人さまが首都圏に単身赴任とのこと、現在お住まいの家をどうすべきか、という相談ですね。
選択肢としては、2つありますので、ひとつづつみてましょう。
1.家を売却する
この場合の課題は、売却価格ですね。売ってもローンを返せるかどうかわからない、ということでしょうが、まずはどのくらいで売れそうなのかを、調べてください。不動産会社に聞けば、おおよその目安は教えてくれます。
すでにローンの返済はある程度しているのですから、ローンを返せる可能性はあります。
2.家を賃貸する
こちらも、賃貸する場合、どのくらいの賃料で貸せるのかを、不動産会社に聞いてみてください。
たしかに修繕費用などかかりますが、ローン返済分より高い賃料で貸せる可能性があります。借主とのトラブルもあるでしょうが、管理をやってくれる不動産会社もあります。
以上の結果をもとに、さらに東京で賃貸の場合は会社の家賃補助があるということですので、シミュレーションして比較検討されることをおすすめします。
ただし将来的に家に戻ってくることを考えているのであれば、賃貸を優先して考えるのも、一つの手ではあると考えます。

水上 克朗 ミズカミ カツロウ
分野 住まい選び・マイホーム・住宅ローン
60代後半    男性

東京都

2021/06/17

まず、売る場合の留意点についてみていきましょう。

気をつけたいのは「売った場合の売却価格がローン残高を上回るかどうか」です。
売却価格がローン残高を下回り、売ってもローンを完済できない場合は、その差額分を貯金などで埋める必要がでてきます。

自宅の売却価格は建物の築年数などはもちろん、景気にも大きく左右されます。もし売却益がローン残高を下回っていたり、まだ売る判断がつかない、どうせだったらもっと高く売りたいと思うのなら、とりあえずは、貸して景気の回復を待つのも良いでしょう。
また、自宅といえども、いったん貸すと、大家さん側の事情では基本的に退去を強制できないので、売りたいタイミングで売れるとは限りません。その場合、あらかじめ貸す期間を決めておける制度(後述:定期借家制度)の活用も検討しましょう。

次に、貸した場合の留意点についてみてみましょう。

「転勤の間だけ家が空いてしまうけど、いずれ戻ってまた住みたい」と思っているなら、貸しておけばまた帰ってこられます。
誰も住んでいない期間を有効活用して家賃収入を得られるほか、人が住んでいる方が換気などができて建物が傷みにくいというメリットもあります。

もし戻ってくる時期が決まっているのなら(現状では、定年まで戻ってこれない)、その時期に合わせて定期借家制度(*)で期限付きの契約を結ぶことができます。この制度を使えば「自宅に戻りたいのに何年も待つことになること」がないので安心です。
*定期借家制度を使った契約
メリット:契約時に設定した期間が経てば、再び住む、または売ることができる
デメリット:相場より家賃が安くなりやすい

なお、住む人の募集から家賃の集金、日々の建物の維持管理などさまざまな業務(退去後の清掃・リフォーム・入居者からの問い合わせ・クレーム対応など)を、こなすのは大変です。そのため、賃貸経営のプロである不動産会社に任せましょう。その際には、具体的に、固定資産税や修繕代についても聞いてみましょう。

結論として、まず、おおよその自宅の売却価格を把握しましょう。把握する一番簡単な方法は、ネット上で「家の査定」などで検索、家の物件の詳細を入力すると、多くの大手不動産会社から自宅の査定額(依頼すれば貸した場合の家賃も)が送られてきますので利用するのもひとつです。ただし、その後、数回メールでの案内がきますが、無視しておけば問題ありません。

売った場合の査定額や貸した場合の家賃などを把握したうえで、ある程度方向性が決まったのなら、不動産会社を数社に絞り、交渉していくのが良いでしょう。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

住宅ローンの借り換え

現在住宅ローンを借りており、残りがちょうど半分で期間も15年残っています。ここのところのコロナの影響が仕事にも少しづつ出てきており、これから先の収入に不安が出てきました。今は何とか返済も出来ておりますが、先行き不安のため返済額を減らしたり、借り換えも視野に入れています。ただ、返済期間が長くなるのも嫌なので、この辺りをどうすればいいのか、相談したいと考えています。今の銀行で組み直した方がいいのか、金利の安くなるネット銀行にした方がいいのか思案もしています。それぞれの利点と、それぞれのリスクを教えてもらえればありがたいです。また、繰り上げ返済も考えていますが、将来においておいた方がいいのか、やはり繰り上げ返済しておいた方がいいのかも聞いてみたいです。

男性50代後半 motiko7878さん 50代後半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

答えが出ているはずの[賃貸に住むか?自宅を買って住むか?]という永遠のテーマ

ここ数年前まで、よく賃貸派と持ち家派のどちらにするのかという話が出ますが、現実的に費用や今後おき得る事を加味するとなると、賃貸派のほうが断然得するとの事でした。普通に考えると今同じ程度のお金を払って済み続けるのなら、将来自分の物になる持ち家の方が得に考えられがちですが、実際には固定資産税(一括で買うかローンで買うかも重要で、利息を払う事があるが総額で税金や優遇で考えるとローンの方が意外とお得な落とし穴がある)・将来の修繕費・家にかける保険料・相続税の支払い等、全てを加味すると総合的な答えとしては賃貸の方が額面的にお得なのだそうです。かといって、こういった損得の将来予測を考える場合には、世の中の景気の変化・健康寿命の長さ・終身雇用での確実な収入と退職金等、順風まんぱんに暮らせた場合で、たとえば老人ホームに移つらないといけない等といった思いがけない生活様式の変化や、長生きしていても病気にかかり医療費がそこそこ高くなった場合に、支出のバランスが変わった時には、未来像が変わってきます。他に考えられるのが、たとえば生活保護を受けるとしたばあい、持ち家があると保護をしてはもらえませんので、資産を処分しないといけなくなると思いますが、賃貸に住んでいる場合で一定額以下の家賃だと家賃+70,000円程度の生活保護を受けて、社会復帰への手伝いを保障してくれる不幸中の幸いな制度も利用できると思います。35歳くらいが住宅ローンを組むギリギリのラインで、それ以降の場合は夫婦共働きで一定の収入を得ている条件も必要。それか2世代ローンで自分で支払うローンと自分の子度もが住宅ローンを受け継いで支払っていく前提の契約もあります。そういったローン返済計画が崩れてしまい亡くなってしまたりした場合、残額の返済を保障する保険もあるとの事です。持ち家だと見過ごしがちな事としては積み立てをしていないと、将来の家の老朽化に対する対応のための、リフォームをして家のメンテナンスをするため数百万円の資質が発生します。景気と住宅ローンの返済を、固定制にするのか、景気連動型にするのかでも、損得やローンの借り換えが必要になったりもします。やはり結局は机上の空論的な事に、とりあえず今答えを出すと、今のところは賃貸が有利であるというシミュレーション結果が出るけれども、やはりブラックボックス的な永遠の課題であるのです。

男性50代前半 八八八さん 50代前半/男性 解決済み
小林 恵 1名が回答

社宅を出て定住希望です。新築が希望ですが、中古にすべきか迷っています。

現在社宅に住んでいるため、家賃負担額は3万円で生活しています。今務めている会社は全国転勤必須なのですが、親も高齢になってきたため、社宅を出て実家の近くに家を構えたいと思っています。当然新築が希望ではありますが、定住するとなると給与が減額になるため、今後収入は減る予定です。現在40代で、ローンを組める年数も多くないことを理解しています。コロナ禍も経験し、子供の教育費、老後の生活費など将来への不安から、新居にあまりお金を使うのは得策ではないのかとも思います。ですがやはり終の棲家、新築で自分達好みの家を建てたい気持ちが大きいです。そこでFPさんに伺いたのは今後年収が25%ほど下がることがわかっている場合、老後に苦労しないローンプランで新築を購入することはできるのか?できるとすれば、どのくらいの金額の物が買えるのか?伺いたいです。よろしくお願いいたします。

女性40代前半 pepepepepeさん 40代前半/女性 解決済み
水上 克朗 1名が回答

個人的なローンがある場合繰り上げ返済や借り換え等は出来ないもの?

神奈川在住の40代、会社員です。6年前に新築の戸建てを35年ローンで購入しました。月々の返済+ボーナス払いも含めての返済です。返済完了が73歳なので、少しでも楽にするために、繰り上げ返済や借り換えを検討しています。ただ、嫁に内緒にしている個人的なローンもあるため、その返済がある間は、繰り上げ返済や借り換え等は出来ないものなのでしょうか?現在の収入で上手くやりくりすることは可能なのでしょうか?

男性40代後半 taniyannさん 40代後半/男性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

転勤族の終の棲家は賃貸の方がいいのでしょうか?

夫の転勤を機に昨年結婚をし、東北から関東へ引っ越しをしてきました。東京への転勤が決まった為、通勤に便利で都内よりも家賃等の負担が少ないであろうとの考えで現在は千葉県の賃貸に住み、夫はそこから通勤しています。結婚をきっかけに長年勤めていた地元企業を退職した私は現在専業主婦をさせてもらっています。夫はいわゆる転勤族で3~4年ごとに職場の移動がある会社に勤めています。そこでご質問させて頂きたいのですが、やはり数年ごとに転勤があることを考えると、今後も賃貸暮らしを続けていった方が戸建てを買うよりも将来の貯蓄は貯まるものなのでしょうか。夫の平均年収は20代後半で現在400万程度です。転勤は主に東北~関東にかけての東日本のみとなり、南への異動はありません。今後、子どもを授かった場合のことを考えると、夫の転勤にずっと付いて引っ越すことは難しいかもしれないという気持ちがあります。夫の職場の皆さんも賃貸や社宅にお住いの方、持ち家がある方様々なので、今後自分たちはどうしていくことがベストなのか(より子どもと将来の自分たちにお金を残せるのか)についてアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。

女性30代前半 ごまにゃんさん 30代前半/女性 解決済み
柏木 真一 1名が回答