2021/06/18

子供にどのように相続したら良いか?

男性70代 きーちゃんさん 70代/男性 解決済み

教員生活40年。家庭を持ち、子供を二人儲け、家を新築し、何の心配もない人生を送ってきました。老後のことなど、全く考えることもありませんでした。そのため、贅沢三昧の生活でした。車は3年毎に買い替え、週に5回位外食し、旅行には毎年5回ほど出かけました。老後のために、貯金しようなどと考えることなどありませんでした。「まあ、何とかなるさ」と思っていました。退職金で、老後に満足な生活を送れると甘く考えていました。ところが、いざ、定年退職して年金のみの生活になると、全く余裕のない生活になりました。毎日の衣食住に精一杯で、車を買い替えよう、旅行に出かけようなんてことは以ての外でした。今、70歳です。これから、後、何年位生きるか分かりません。自宅は傷んでくるし、子供たちは独立して、それぞれ、持ち家に住んでいますので親の家など必要ないと思います。ということで、親の家を相続することなど考えていません。一体、親の家を相続させたらよいか教えていただきたいと思います。

1 名の専門家が回答しています

小島 孝治 コジマ コウジ
分野 相続・介護
50代前半    男性

全国

2021/06/23

長期間、我が国の教育に尽力いただき、ありがとうございました。

教員とのことで安定的な収入から着実に歩んでこられたことを想像します。
ご質問のような「自宅をどうするか」は多くの方が考えられつつも何もできないという方が多いのではと思います。

ただ相続される側(子供たち)にとって本当に必要でないのだとすると、一般的には相続時のトラブルの火種になりかねない状況でもあります。その他の財産状況にもよりますが、相続するために不動産を売却しなければ納税資金を捻出できない場合は、相続人が自腹で負担することにもなりかねません。もちろんこれらは実際どうなるかシミュレーションすれば判明しますので、一度現状(評価額等)を把握されてはいかがでしょうか。ただ専門家に任せるのではなくご自身でトライされることを強くお勧めします(どうしても進まない場合は専門家を探すことになりますが、関連回答等しておりますのでご確認下さいませ)。

配偶者様の状況にもよりますが、最初の相続(一次相続:ご自身か、配偶者様)前にできること、次の相続(二次相続)までにできることが多々あり、子世代にとっても喜ばれるプランは確実にあります。
またそれぞれの相続時の分割方法によっても避けられるリスクもあります。配偶者様との年齢差によっては昨年施行された「配偶者居住権」を活用する方法もあります。これらが複合的に絡み最適なプランを作っていく必要がありますので、一概にどうしたら良いかの明確な答えはありません。ただ一般的には必要とされていない不動産は、財産というよりは負債(金食い虫)になりかねませんので精神的な負担を強いることにもなりかねません。今のうちにどのようにしたいか確認されても良いかも知れません。
具体的には、現状維持・売却・賃貸化ですが、現状売却・解体更地化・リフォーム後賃貸化・駐車場化など様々です。それぞれメリットデメリットがありますので検討が必要です。現状維持される場合は、固定資産税などの維持費も考慮されると良いと思います。

こうして考えられていること自体、素晴らしいと思いますので、ぜひ積極的に子供たちと話し合う機会を持って頂くのがベストです。子供側も色々考えてはいるものの、親のためになかなか言い出せない事もあるかと思います。そういった気持ちを親側からアプローチするのは最もスムーズな解決につながります。

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