refrainさん、こんにちは。
親の介護問題については、いつかはほとんどの方が直面する問題だと思います。
まず、介護費用についてですが親に関わる介護費用は親のお金から捻出することが基本です。なぜなら、子どもにもそれぞれ自分たちの生活があり、老後資金や教育資金など準備するものがあるためです。そのため、親の金融資産はどの程度あるか、年金受給額なども確認する必要があります。これは、相続が発生した時の為にも家族間で共有しておくことが望ましいでしょう。
「エンディングノート」は、ノートにあらかじめ質問事項が書いてあり、それに答えを記入していくものなので
介護や相続が発生する前に記入しておくととても便利なので活用をお勧めします。
一般的な介護にかかる費用ですが
生命保険文化センターの調べによると、介護期間の平均は約5年間、一時的な費用が平均約80万円、月額7.9万円で5年間の合計費用は平均約550万円程度必要だと言われています。
そして、介護や支援が必要だと感じたらまずすることは「介護保険」の申請です。
市区町村ごとに設置されている「地域包括支援センター」に申請を行うので、あらかじめ親の住所地にある自治体に確認をしておくと良いかもしれませんね。
申請後は、調査員が介護がどの程度必要かを判断するために訪問してくれます。その結果、介護認定を受けるとようやく介護サービスが利用できるという流れになります。どんなサービスが良いのかは、ケアマネージャーさんに相談しながら作ると良いと思いますし、施設の相談もその際にすると良いかと思います。
まずは、本人がどうしたいと考えているのかを確認することが一番かと思います。
そして、親の状況を把握するためにも定期的に健康状態や行動を見るために連絡を取り合うようにしておきましょう。
参考になれば幸いです。
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