副業の収入はきちんと申告すべき?

男性50代 123rokuroさん 50代/男性 解決済み

私はサラリーマンですが、本業の他に副業をしています。副業はブログの運営による広告収入、そしてアフィリエイト収入です。収益はバラバラで、1年で10万円もいかない年もあれば50万円を超える年もあります。ブログの広告収入等は雑所得で20万円を超える時は、本業の給与所得とは別に確定申告をしなければならないという事は理解していますが、面倒とかバレないだろうという思いから実際には申告はしていません。けれども、雑所得が100万円を超えたらそろそろ申告をしないとまずいかなという思いもあります。実際、今年(2021年)はこの調子で行けばそのくらいの収入は得られそうな見込みです。そんな中、雑所得100万円という事で申告をした場合、税務署から実は以前よりそれくらいの収入があったのでは?と勘繰られるような事はないのか、心配になってきました。実際の所を教えていただけると幸甚です。

2 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/06/23

ご相談頂き有難うございます。

副業収入の未申告分への税務調査のご心配についてお察しします。
給与所得者の雑所得への課税は、所得額20万円を超える場合に申告が必要となっています。したがって、その収入を得るために必要となる経費について整理をされてはいかがでしょうか。

税務調査の可能性は低いと思われますが、念のため特に50万円を超えた年の分については、可能な限りの必要経費を考えて収支を作成しておくのも一つの方法でしょう。

雑所得について税務署が調査をするのは、広告代理店などが経費処理をした支払い調書(支払い報酬など)に基づくもので、ある一定の金額を超えた場合と想定されます。アフリエイトなどの支払いが一つの代理店の場合は金額が複数に分散する場合より大きくなります。

ブログなどのアフリエイトは経費の計上を日常から確実に行っておく必要があります。パソコンや通信費、取材費用、消耗品など支出の都度、領収書やレシートなどを保存しておくことと、入金と出金をノートに時系列で記入することが大事です。

次年度申告することによる過去の不申告についての調査の懸念は、何とも言えませんが、不申告を継続する選択はないと思われますので、過去についても準備をしておくのはいかがでしょうか。
遡及は5年以内のうえ、それ程大きな額にはならないのではないでしょうか。どうしても心配であれば、多かった年の分についてのみ修正申告をするという方法もあります。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代後半    男性

全国

2021/06/23

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

税務署も忙しいですから、あまり細かな調査をすることはありませんが、目星を付けられれば、預金口座の資金の流れなどによって、いかようにも調査することは可能です。従いまして、正しい申告を励行されることを心がけてください。もし、無申告が判明した時には、最悪の場合には刑事罰を受けることもあります。実際には、ペナルティーとして、無申告加算税と延滞税の罰金が課せられますが、無申告加算税が10%、延滞税は期限内と期限後に分かれておりますが、計算式が複雑となっておりますから、国税庁のホームに延滞税の計算方法が記載されており、自動で計算することが可能です。

また、無申告も時効がありますが、申告期限から5年を過ぎると時効となるものの、税務署からの通知によって、時効は簡単に中断されます。2021年分を申告しなければ、更に悪意は増加してゆきますので、申告をしなければならなかった年度分は、早めに申告を完了されて、納税の義務を全うされて下さい。

もし、副業を委託している先が、税務調査を受けた場合には、支払い先の申告状態も確認されますから、芋ずる的に判明し、税務調査を受ける可能性は大きいです。所得税に関する追加納税の他、地方自治体への納税も必要になる可能性もありますが、是々非々を基本として、お考えをあらためて頂けるようにお願い申し上げます。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

節税の仕方が難しいです。

まず税金の種類が多くて、どの種類の税金をいくら払っているのか把握が難しいです。節税、節税といわれていますが、何をしたら、どの税金が節税になるのか、分かりにくいです。ideco.ふるさと納税制度など新しい節税対策が増えてきておりますが、どれが有効でしょうか。女性の場合、妊娠出産、子育てにより、産休育休、時短を取ることがあり、年によって、働き方が大幅に変わります。年収が年によって、変わるので、毎年、環境にあった節税対策を知りたいです。調べても、一般的な節税対策しか記載されていないため、子育て世代の女性に特化した節税対策を教えていただきたいです。また、子育て世代の個人だけでなく、世帯全体で有効な節税対策を知りたいです。

女性30代後半 mapi2さん 30代後半/女性 解決済み
松村 勝宜 1名が回答

給料・退職金の税金について

最近転職をしました。給料は以前より少なくなりましたが、税金は余り変わりません。前年度の収入での計算だからというくらいの知識しかありません。毎月の収入が減ったので税金をら少しでも減らしたいが以前と余り変わりません。何か方法はあるのでしょうか?退職時に退職金も頂きました。退職金にも税金がかかるのでしょうか?また、退職金は源泉徴収とは別の用紙を頂きました。確定申告の必要があるのでしょうか?市県民税の3期と4期のお知らせも届きました。仕事を辞めるとこんなに支払いが送られてくるとは思いませんでした。少しでも税金を減らしたいです。副業してなんとか生活していますが、老化が心配です。副業を辞める事が出来ない気がしてふあんです。月々のお給料から引かれる税金を減らす方法があればりしたいです。

女性40代前半 kiki70さん 40代前半/女性 解決済み
内宮 慶之 1名が回答

所得税を少しでも減らしたい

今、私は会社に正社員として雇われています。しかし、給料はほぼ増えておらず変わらない給料で生活費を削る毎日を送っています。給料が増えないので他のところで節約したいと言う考えを持っています。そこで今、毎月払っている税金を少しでも減らす方法を考えております。給料明細に目をやると毎月かなりの金額が所得税として引かれています。所得税は消費税などと同じで給料から一定額引かれないといけないと言うことは理解出来るのですが、給料が少ないのでどうしても目を付けなければならない状況になっています。そこで、税金として所得税を少しでも少なくして自分の使えるお金を少しでも増やすには何か良い方法と言うのはあるのでしょうか?

男性30代前半 kenkenfirstさん 30代前半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答

確定申告のペナルティーはいくらくらいですか?

現在自営業をしていて、確定申告をしなければなりません。確定申告の提出期限を過ぎてしまったり、記載内容に誤りがあったりすると、ぺナルティーとして遅延税などが発生すると聞いたことがあります。確定申告の本を読んだり、青色確定申告の無料相談会などを利用したりすれば、記載内容に間違いはないと思います。期限も気をつけていれば守れると思います。しかし、もしもできなかったらどうしようという不安があります。もしも申告内容の記載に間違いがあったり、提出期限を過ぎてしまった場合には、どのくらいの金額のペナルティーがあるのでしょうか。また、もしもペナルティーがあったときにはどうやって対処をしたらいいですか。もしものために知っておきたいです。

女性30代後半 jurisaさん 30代後半/女性 解決済み
荒井 美亜 1名が回答

ブログと仮想通貨について

ブログでのアフィリエイト記事について疑問がいくつかあります。仮想通貨関連の記事を書く際に、記事用のデータとして仮想通貨取引所開設から取引までやった場合、損益が発生します。この場合はどのような税の扱いになるのかという点と、ブログ上で必要なものなので、経費として認められるのか?認められるとしたらどこまでの金額や取引量が認めらるのか?など色々と分かりにくかったりします。仮想通貨取引量によってキャッシュバックサービスがあったりもしますので、それらの記事を書く際にも取引量が必要だったりするので、税の扱いとしてはどういう感じになるのか悩みの種は尽きません。これ以外にも仮想通貨による商品購入の決済サービスもあったりするので、記事用として購入したケースはどの様な扱いになり認められる範囲などがあればありがたいです。

男性40代前半 daikonorosiさん 40代前半/男性 解決済み
舘野 光広 1名が回答