老後のために必要なお金の貯め方と使い方

女性30代 たぬきちさん 30代/女性 解決済み

30代の夫婦二人暮らしです。共働きで、二人とも正社員として会社務めをしています。
子供を授かる予定はなく、このまま老後まで夫婦二人で暮らしていくことになると思います。持ち家のローンの返済をしながら、二人の老後の貯蓄をしていますが、実際どのくらいの額が老後に必要なのかが曖昧です。計画としては、夫婦共に70歳になるくらいには、家の土地を売って介護施設に二人で入居するつもりでいますが、その際の金額や月々にかかる費用も不明です。40歳を超えた時に介護保険としてどれくらいの額が差し引かれていくのか、年金が支払われた場合の月々の額も大まかに知れたらと思っています。
現在の貯蓄に加えて、NISAやiDeCoなども活用していくべきか、するとするならばその二つの明確な違いと私達夫婦にはどちらの貯め方があっているのか、その辺りも質問してみたいと考えています。合わせて、現在の保険の見直しもしてみたいとも思っていますが、持ち家のローンや保険に関しては、全て主人の名義のみでの契約になっていますが、万が一を考えた時に、妻名義の物があるべきなのかどうかの相談もしてみたいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/07/12

一つ一つご回答させていただきます。

>家の土地を売って介護施設に二人で入居するつもりでいますが、その際の金額や月々にかかる費用も不明です。

介護施設に入居される場合、必要な費用としては介護サービスの費用と居住費・食費となります。介護サービスは要介護度によって(要支援1~2、要介護1~5となっております。)介護保険で受けられるサービスの支給限度額が決まっており、基本的にその範囲内で機能訓練や入浴などのサービスを受ける形となります。介護を受ける方の自己負担は、現状では所得に応じて1~3割となっております。例えば要介護3でサービスを上限いっぱいまで使った場合、自己負担2割だと自己負担は54,096円となっております。
介護施設に入居する場合、居住費や食費は介護保険の対象外となっておりますので、全額自己負担となります。金額は施設によって色々です。「指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」だと比較的安いと言われていますが、原則要介護度3以上でないと入居できませんし、地域によっては更に入居が難しいようです。

>40歳を超えた時に介護保険としてどれくらいの額が差し引かれていくのか、年金が支払われた場合の月々の額

介護保険料ですが、介護保険の被保険者は40歳から64歳までの第2号被保険者と、65歳以降の第1号被保険者に分かれています。前者は会社勤めの人の場合、健康保険と一緒に給与から天引きされます。現時点の数字ですが、40歳を境にそれまで9.87%だった保険料率が11.66%になります(これを会社と被保険者で折半して負担)。
後者は自治体ごとに定められています。所得にもよりますがだいたい年間で数万~15万円程度です。

>現在の貯蓄に加えて、NISAやiDeCoなども活用していくべきか、するとするならばその二つの明確な違いと私達夫婦にはどちらの貯め方があっているのか

通常株式や投資信託などの金融商品で得られた利潤には約20%の税金が課せられるのですが、NISAやiDecoだとそれが免除されます。iDeCoであれば、毎月拠出(投資)した金額は所得税住民税の対象となる所得から差し引かれますので、更に税金面でのメリットがあります。ただし一度拠出したお金は60歳になるまで引き出せませんので、拠出金額については今後の生活費なども勘案した上で決めてください(途中拠出額の変更は可能です。)無理のない範囲でiDeCoに拠出して、いざという時の備えの一部をNISAに活用するという感じがよろしいのではないかと思います。

>現在の保険の見直しもしてみたいとも思っていますが、持ち家のローンや保険に関しては、全て主人の名義のみでの契約になっていますが、万が一を考えた時に、妻名義の物があるべきなのかどうかの相談もしてみたいです。

保険については、今後お子さんを授かる予定が無いのでしたら、基本的にはがん保険や医療保険など「生きている間の保障」があれば十分かと存じます。家のローンで団体信用生命保険(団信)に加入しておられると思いますが、ご主人様名義の場合、奥様が無くなられた時には所得が減少する/ローンは残るという状態になりますので、奥様名義の生命保険は相当分必要になります。住宅ローンをご夫婦二人で借りる「ペアローン」にすれば団体信用生命保険には両名とも加入できます。(ただしどちらかに万が一のことが起こった場合、債務免除は1人分のみになります。)夫婦ペアローンは住宅ローン控除が2人分受けられるというメリットもありますので、検討する価値はあると思います。

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