2021/07/21

実の兄が両親と勝手に相続にまつわる話をすすめるのが不快です。

女性40代 yamamoriさん 40代/女性 解決済み

40代、夫と子ども2人の4人家族です。
私には兄がいます。
実の両親は持ち家があり、大金持ちではありませんが金銭的にもそれなりにゆとりのある生活をしています。
しっかりした人達なので遺産相続についても、私たちが揉めないように考えてくれているものと思っていました。
私自身は特に半分ということにこだわっておらず、兄の方が多くなっても両親が決めたことで問題ないと考えていました。
さらに夫の実家で兄弟間の壮絶な相続トラブルが起きたこと、それにより兄弟間どころか義母と娘が絶縁してしまったことも、私は母に話していたため、余計にきちんと考えてくれていると思っていたのです。
また昔から兄は非常に威圧的な態度をとる性格で、家族で集まる時は出来るだけ普通に接するようにしていますが、非常に気を使うし、最近はできれば会いたくないと考えている状態です。
母はそのことに何となく気が付いているはずですが、息子可愛さに見て見ぬふりをしています。
それでも孫を連れて実家に立ち寄るのは私の方が多かったり、母と娘としての関係は決して悪いものではありませんでした。

それが先日、兄がそこの土地に二世帯住宅を建てることに決めたと、両親から嬉しそうに報告がありました。
両親からは遺産相続についての説明は特にありませんでした。
土地は兄に渡し、残された現金については半分ずつという考えなのか、または一緒に住んでくれるということを考慮して土地は兄、現金は遺留分のみ私が受け取る、ということになるのか。
全くわかりませんし、本来は親の遺産をあてにして暮らしてきた訳ではありませんので、遺産が少なくても文句はありません。
それでも兄と遺産の話をしなければならないことになると考えただけでも溜息がでます。
なぜ、両親はその辺の話を曖昧にしてはっきりさせないのか。
兄は私になんの相談もなく、勝手に両親との同居を決めてしまうのはなぜなのか。
また、兄の奥様が両親をしっかり介護してくれるとは到底思えず、家が近い私が通わなければならないことになるのは目に見えています。

それでも両親や兄に自分の気持ちをぶつけることなどできるはずもありません。
疑問だらけのまま、兄との関係にますますうんざりする私です。
今の段階で私にできることはあるのでしょうか。
両親や兄にいいようにされるのは、本当にご免なのです。

2 名の専門家が回答しています

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 相続・介護
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/07/22

ご相談頂き有難うございます。
兄妹のことを考えて公平に財産を配分してくれるだろうと思っていたところ、ちょっと想定外の動きになって戸惑われているようですね。ですが、まだ結論が出たわけではありませんので、もう少し様子をみるのが良いのではないでしょうか。

可能性として考えられるのは、あなたには金融資産(預貯金・株式等)で遺贈するとか、生命保険の受け取り人をあなたに指定をするなどが考えられます。
そういった考えをあなたに説明しないのは、両親の迷いや自分たちが先に逝く時期をあまり認めたくないからかもしれません。
今まで良い関係で過ごしてきた家族の関係を、あなたの思い過ごしかもしれないことで壊すのは良くないでしょう。
もう少し様子をみるほかはないと思われます。

この先、あなたの期待通りに進まない可能性もあるかもしれません。
あまり実家の資産は当てにしないで自分たちの力で切り開いていく考えも必要です。
節目(2世帯住宅の完成など)の時には、何等かの説明があると思われますが、無い場合はより自分たちの生活を大切にする方向を考えれば良いのではないでしょうか。

万が一にもそんなことはないと思われますが、あなたには最終的に相続権がある訳ですから何も心配することはありません。
その時は、淡々と対応をすれば良いのではないでしょうか。

舘野 光広 タテノ ミツヒロ
分野 相続・介護
60代後半    男性

全国

2021/07/24

ご質問ありがとうございます。
FP事務所ブレイン・トータル・プランナーの舘野です。

ご両親としてみれば、二世帯住宅と言えども同じ敷地で生活してくれる安心感が認めてあげるべきではありませんか。もし、遺言書に土地に関しては、全てお兄様に相続するとの意志があった時には、全ての財産に対して遺留分減殺請求をなされるのでしょうか。

経済的に頼ることが出来るお兄様を、ご両親が選択することはやむ負えないことでもあり、もし、遺産分割に不満があるのであれば、ご両親がお亡くなりになる前に遺言書の作成をしてもらい、法務局に預け入れを確認しておくしかありません。

つまり、親族と言えども心の中までは知ることが出来ませんから、もし知りたいのであれば堂々と確認するしか方法はないのです。それが出来ないのであれば、ご両親を最後まで看取ってくれた場合には、口も出さず金も出さず、お兄様ご夫婦に感謝と共に、相続開始時相続権の放棄を申し出るしかありません。

このままでは、ご主人様のご実家同様に相続に関するトラブルを避けることが出来なくなります。やはり、感情は勘定(相続)で解決するしか手段がないのであれば、いざという時には強硬姿勢を取るしか方法がなくなります。

ご相談者様が今行わなければならないことは、真意を知ることであり、それが納得できるレベルであれば心に納め、納得が出来なければ、権利主張を明確にされておき、再考を求めることしか方法は無いと思われます。

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