住宅ローン控除の期間は繰り上げ返済をせずに貯めておくべき?
未就学児の子供1人がいる共働き夫婦です(夫:会社員 妻:会社員・時短)。昨年新築マンションを購入し、住宅ローンを毎月約15万円ずつ支払っています。
ある程度預貯金が溜まったら繰り上げ返済をしたいと思っていますが、住宅ローン控除の期間は繰り上げ返済をせずに貯めておくべきなのか、それとも少しずつでも溜まったら都度返済をしていくべきなのかわかりません。
未就学児の子供1人がいる共働き夫婦です(夫:会社員 妻:会社員・時短)。昨年新築マンションを購入し、住宅ローンを毎月約15万円ずつ支払っています。
ある程度預貯金が溜まったら繰り上げ返済をしたいと思っていますが、住宅ローン控除の期間は繰り上げ返済をせずに貯めておくべきなのか、それとも少しずつでも溜まったら都度返済をしていくべきなのかわかりません。
1 名の専門家が回答しています
繰り上げ返済には、早く返済を終えることができる「期間短縮型」(毎月の返済額は変わらない)と、返済期間は変わらないけれど、毎月の返済額が少なくなる「返済額軽減型」の2種類があります。
繰り上げ返済は、借入から早い時期に行った方が利息の軽減効果は高く、また短縮される期間も長いためおトクです。また、まとまった金額を貯めて(あるいは退職金一括など)一気に返済するよりも、早い時期からコツコツ返済するほうが、少しでも利息を節約できるため、効果的です。
ただし、住宅ローンの金利によっては「繰り上げ返済は早い方がおトク」というルールが当てはまらない場合があります。なぜならば、住宅ローン控除(=年末時点での住宅ローン残高の1%分の税金が原則として最大10~13年間安くなる制度)の存在があるからです。
残高が多いほど住宅ローン控除で減額される税金が多いため、繰上げ返済で住宅ローン残高が減ってしまうと、住宅ローン控除の金額が少なくなり、安くなる税金も少なくなるからです。
繰り上げ返済するのと、住宅ローン控除で減税を受けるのは、結局どっちがおトクになるでしょうか。具体的な例をみてみましょう。相談者様の金額にはあてはまらないと思いますが参考にしていただければと思います。
仮に、例(住宅ローン2000万円、返済期間35年、金利は1.5%と0.6%の2種類で、①繰り上げ返済をしない場合②10年間、毎年コツコツ100万円を繰り上げ返済して利息の軽減効果は得たけれど住宅ローンの恩恵は少なくなった場合③住宅ローン控除の恩恵を受ける予定で、10年後に一括繰り上げ返済をした場合」の3パターンを比較)で計算してみました。
具体的なおトク額は省きますが、結論として、金利が1.5%の場合は、まとめて繰り上げ返済するよりも、コツコツ繰り上げ返済する方がおトクになりました。その理由は、残高1%分の税金が減額される住宅ローン控除よりも、住宅ローンで支払っている金利の方は1.5%と高いためです。
それに対して、金利0.6%の住宅ローンの場合は、コツコツ繰り上げ返済するよりも、住宅ローン控除が終わる10年後にまとめて、一括返済する方がおトクとなりました。支払う金利の0.6%よりも、住宅ローン控除で減額される残高1%の方が大きいからです。
つまり、金利1%よりも低い住宅ローンを借りていて、住宅ローン控除を最大限利用できている場合は、住宅ローン控除が終わってから、まとめて繰り上げ返済した方がおトクになります(だだし、住宅ローン控除を所得税と住民税で全額利用できている人)。
なお、繰り上げ返済のシミュレーションは、金融機関のサイトで行うことができますので、相談者様の具体的数値を入れ検討していくことをおすすめします。住宅ローン控除の金額と具体的に比較しましょう。
将来の資産形成のために投資に関心を持つようになりました。しかし、今まで投資をしたことがなく、はっきり言って投資ビギナーの状態です。そのような投資ビギナーでも、iDecoやつみたてNISAはおすすめだと聞いたことがあります。そもそもiDecoやつみたてNISAにはどのようなメリットがあるのでしょうか。このように似たような2つも制度がありますが、どちらの制度を選べばよいのか、その考え方を教えて下さい。iDecoやつみたてNISAに色々な金融商品があるようですが、その選び方について教えていただけるとありがたいです。iDecoやつみたてNISAを始めるとなると、新たに金融機関の口座を開設する必要があるようですが、その選び方のポイントはどこにあるのでしょうか。さらにいえば投資ビギナー用のおすすめの金融機関はあるのでしょうか。
私は30代の年齢の会社員で、妻と小学生の子供の3人暮らしです。年収は600万円で、賃貸マンションで生活しています。現在、妻と資産運用について相談をしており、あらゆる金融商品について資料を集めたり、ネットで調べています。そして妻からは、数多い金融商品のなかで「ETFなら、株式と違って倒産しないから安心じゃないの?」と言われ、自分でもETFについて調べてみました。たしかに、ETFは日経平均株価と連動したり、金価格と連動したり、アメリカのニューヨークダウと連動して動くため、倒産することはないと当初は考えました。そして、ETFに投資することに前向きな気持ちを持ちました。しかし、ETFに関する調査をすすめていくと、原資産の価格が急落したためにETFの価格が1円近辺まで急落し、強制償還となったというニュースを目にしました。日経平均株価や原油、金などは絶対にこの世から消えることはなく、存在し続けます。そのため値段もつき続けます。ところがETFの価格が1円近辺まで急落するケースがあるというのは、どういう意味なのでしょうか。ぜひ教えてください。
現在、資産運用として株式投資と投資信託をしております。株式投資に200万円、投資信託は少額ですが10万円ほどです。貯金はせず、毎月の支出から余った金額をコツコツと運用しております。最近話題の”FIRE”を目指して取り組みたいと思っているのですが、どのように取り組んでいけば早期達成が可能か知りたいです。毎月の収入としては20万円(手取り)その他に賞与が年間に100万ほどです。支出は15万円ほどです。まとまった支出としては、車を所有しているので車検等の費用が大きいですが、今後、大きな出費はないと思っています。月に5万円ほどと賞与全額を運用出来ると、年間に160万円ほど増えていく計算になるのですが、何年で”FIRE”を達成できるでしょうか?
30代後半の自営業者で、子供はなし、年収は大体400万円ほどあります。現在将来の資産形成のためにつみたてNISAを使ったインデックス投信の積み立て投資を行っています。投資対象としているのは、全世界株インデックスと全米株インデックスの二商品なのですが、情報を集めていくと株式だけの投資よりも数割の債権投資やREITなども混ぜたほうが良いという話も聞きます。個人的には株式インデックスと現金だけでも十分な気もするのですが、さらなる分散したほうが良いのか迷ってしまう部分もあります。実際にこのような投資対象を分散させることは資産形成において、どこまで有効なのでしょうか。また、債権やREITなどに分散する場合、より安全性と利率が高く見込めるなにかおすすめの金融商品などはありますでしょうか。よろしければアドバイスをお願いします。
先行き不安な世の中。もはや普通に仕事をしているだけじゃ将来の不安は消えないと思う。じゃあ、できることはなんだろう?会社に隠れて副業やバイト、いろいろあるけど、時間的な成約や体力を考えると時間をかけずに資産を増やせる株など投資に興味がある。テレビやネットを見ていると、なけなしの貯金から株を初めて財産を築いた人たちがたくさん登場する。なんだったら自分もその恩恵に預かりたいけど、そんなにうまくいくのだろうか?ファイナンシャルプランナーに相談できるとしたら「じゃあ、素人が投資に手を出したら実際どれくらい資産を増やせるのよ?」ということを相談してみたい。夢がかなって一攫千金になるのか、はたまた金を失うのか。それとも夢はないけど安定した資産運用ができるか?気になります。