ずっと賃貸の生活の方が利便性が高いのではないか。

女性30代 キイコさん 30代/女性 解決済み

現在は主人の勤務先の官舎に住んでいます。入居してから3年が経ちました。毎月の家賃はかなり安く済んでいますが、かなり古いのであまり長く住もうと思っていません。次に転居する際はマイホームを購入するときだと思っていましたが、マイホームを購入するのもなかなか難しいと感じています。主人が関西圏の中ではありますが、平均で2年に一度転勤があり、マイホームを購入したとしても、単身赴任で別居生活をする可能性も考えられます。そうなると賃貸の方が動きやすいかとも感じています。また、現在子どもがいませんが、後々子供ができた際、また子供が大きくなって家を出たときには必要な家の広さも変わってくることなども考えると賃貸の方が利便性がいいのではないかと感じてしまいます。まわりの友人はどんどんマイホームを購入していくので、賃貸でずっと生活するのはなんとなく恥ずかしいことなのかなと感じてしまいますが、賃貸の方が今後の生活スタイルや生活場所が変わったときに何かと合わせていきややすいのではと感じてしまいます。こういった考えはあまり一般的ではないのでしょうか。実家ももちろんマイホームですし、一般的にはマイホーム購入が多いと思うので、永年賃貸で生活されている方がどれだけいらっしゃるのか、またその選択をされている方の話なども聞いてみたいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 住まい選び・マイホーム・住宅ローン
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/08/13

一般的なことを言えば、一生涯のライフプランを考える上ではなるべく早い時期にマイホームを購入するべきです。今や人生100年時代、残りの人生が65年だと考えると、
家賃10万円だとすると、10万円x12カ月x65年=7,800万円です。仮に今すぐ4,000万円の家を買ったとすると一生涯にわたる住居コスト3,800万円安くなり、その分良い生活が出来るようになります。
また一生賃貸暮らしということになると、家賃滞納や孤独死などのリスクを恐れて高齢の入居者を避ける家主さんは少なくないので、自分の好きな物件を借りることは難しくなることも考えられます。

ただし、質問者様のように官舎に安く住めるといことであれば話は別です。質問者様ご指摘の通り、今後も転勤が続くということであれば、マイホームを買っても単身赴任になったり長時間通勤になったりする可能性もあります。将来終の棲家としてマイホームを購入される場合でも、住宅ローンの頭金が多い方が支払総額は少なくてすみますので、急いでマイホームを買うよりはその分のお金を貯めておいたほうが良いのではないかと思います。

ただし、将来お子さんが出来た場合には話は別です。生活環境が変わるとお子さんの交遊関係や教育に大きな影響があります。昭和の時代には家族帯同して引っ越すという人は珍しくありませんでしたが、今はご主人が単身赴任で奥さんとお子さんはずっと同じところで生活するという人がかなり多いように思います。私の知り合いもお子さんが3歳だったので家族を帯同するかどうか迷ったのですが結局単身赴任になりました。特に中学から私立に入るということになると家族帯同して引越しというのはかなり厳しいのではないかと思います。
そして残されたご家族の方が普通に賃貸暮らしということになると経済的負担は従前よりも大きなものになります。お子さんが出来た時点でマイホームの購入を検討されたほうが良いように思います。

お子さんがいない場合には、定年まで官舎で生活して、老後は好きなところに住むというのも手です。特に地方であれば空き家が多いので、安く手に入れてリフォームして住むという選択肢もあります。住居費込みで老後の蓄えをしておいて、住居費がそれほどかからなければそれだけ豊かな生活ができます。

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