一人暮らしでのお金の管理方法

男性20代 kouichi8050さん 20代/男性 解決済み

一人暮らしを始めてから家計の支出額を計算しようと思うのですが、いまいち続けることが出来ません。そのため毎月の貯金を始めようと思っていたのですが貯金はおろか、クレジットカード決済による借金が日に日に膨らんで行っています。毎月支払い額を除くとほとんどお金が残らずまたクレジットカード決済の繰り返しを行っています。私自身の支出額が多いことが原因と言うことは分かっているのですが、お金の管理方法について節約出来る方法などがありましたら教えていただきたいです。また、貯金が出来るようになったら将来に向けて積み立てNISAやidecoなど長期的な資産運用についても知識をつけたいとおもっています。具体的にはどういった金融商品を購入すると長期的に安定した複利を得ることが出来るのか知ることが出来ると嬉しいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/09/02

クレジットカードでの利用額が多いということですが、大まかに言うと3つに分類出来ます。

①都度都度の買い物のクレジットカード払い
②携帯電話料金、サブスクリプションサービスなど、毎月発生する料金の決済
③クレジットカードの金利(分割払い、リボ払い、カードローン)

一番減らさなければいけないのは③です。年利15%のお金を3年間借りていると、複利で5年で倍以上になります。カード会社にとっては大きな収益源です。
特にリボ払いには注意です。クレジットカード会社の場合、デフォルトでの支払方法が一括払いではなくリボ払いになっていることがあります。雪だるま式に金利が増えます。なるべく早くお金を増やして一括払いにしましょう。

②については案外気がつかないものです。例えばですが携帯電話料金は随時見直してますでしょうか?私の場合半分以下になりました。携帯電話会社の格安プランに変更する、格安携帯電話会社(MVNO)に切り換えるなどの検討をしましょう。また、保険に入られている場合本当に必要な保障だけに絞ってはいかがでしょうか?まだ扶養する家族がいないのであれば、死亡保障は必要ないと思います。最近ではサブスクリプションサービスです。月数百円程度ということで次々契約していると年間では結構な負担になります。

さて、①についてですが、節約しなきゃと思っても、盛り上がった購買意欲というのはなかなか消せないものです。普段から支出に対する意識を高めておく必要があります。そのためにはお金を払っているという事実を目で見て認識することです。クレジットカードの利用明細はスマホでチェック出来ます。毎日見てください。無駄遣いしちゃダメだという意識が自然に芽生えます。支出はクレジットカードだけではないでしょうから、出来ればスマホ家計簿アプリを使ってみてください。(アプリストアで「スマホ家計簿」と検索すれば出てきます。)銀行口座やクレジットカード口座と連携すれば、あとは現金でモノを買った時にだけ手入力すれば自分の家計の状況がリアルタイムで把握出来ます。今月はいくら使ったかというのが常に表示されるのです。月の途中なのに前月よりも利用額が多くなったりしたら焦ります。このままいくと来月再来月半年後がどうなるのかが自然と予想できるようになります。会社の社長さんなどは、毎日毎日毎日自分の会社の会計の資料に目を通しているのです。

どういった金融商品を購入すると長期的に安定した複利を得ることが出来るのか、ですが、堅実に増やそうとすると利幅が小さくなりますし、大きな利益を得ようとすれば価値が大きく上下して、下がった時にヒヤヒヤすることになります。

心掛けるべきは「一点買いは避ける」です。「成長性の高い〇〇に全資金を注入した」という人がいますが、大体はどこかで大損して終わりです。世の中の投資家の中で、ある程度上昇したら利益が出ているうちに売るという人は少なくないのです。投資というのは上がったら下がるものなのです。また上がることもあるかもしれませんが、大体は下がり続けることが苦痛になって手放すのです。持っている資金を一つの金融商品につぎ込むと破滅しかねません。
投資の格言に「同じ籠に卵を盛るな」という言葉があります。籠を落したら卵は全部割れてしまいます。しかし、籠を分散しておけば一つ落としても他の籠は無事です。投資も株式と債権、日本と海外という具合に分散しておけばリスクを分散出来ます。

どの金融商品を選ぶかですが、例えば個別株を選ぶのなら株の勉強が必須です。私の知り合いは朝から晩まで株のチャートを見ています。そういう時間と熱意が無いのなら、投資信託を、それも投資対象の違うものをいくつか継続して買ったほうが良いのではないでしょうか。
投資信託といえど上がり下がりというのはなかなか予測出来ないものです。昨年(2020年)などはコロナ禍で世界経済は散々でしたが株価は大きく上昇しました。その逆も有り得ます。しかし、上がり下がりに関係なく毎月1万とか2万とか一定額を買うようにすれば、上がった時は資産が増えるし、下がった時は同じ金額でより多くの口数を買うことが出来て再び上がった時にはさらなる利益が見込めます。
私もiDeCoで成長株のファンドに少額ですが毎月一定額を拠出してます。一時は拠出した金額を下回ったのですが、その後市況が好転して今は結構な金額が増えています。また下がることもあるのかもしれませんが、あまり気にしないことにしています。

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