2021/09/13

学費を払うために奨学金を申請すべきか悩んでいる

女性20代 ochanさん 20代/女性 解決済み

学費を払うために奨学金を申請しようと思っている。しかし、現在学んでいることが芸術系であること、また、卒業後学びを続けるか、今やっていることを続けるか、それともやめて、普通に就職するのか、まだ何も決めておらず、奨学金を借りても将来本当に返済できるのかが不安である。それが、自分一人で生活して行くのならどうにかなると思うが、将来的には結婚もして、子供も欲しいと思っており、子供ができた場合、私自身が自分のやりたいことを親にはさせてもらっている上に、良い教育を受けさせてもらってきたので、子供にも自分がしてきたこと以上の経験をさせたい。なので、もし、FXなどの副業ができるのであれば今から始めたいが、やり方や、どこの会社良いのかなどわからないことが多いのでそれも相談したい。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 その他
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/09/16

質問者様は今大学で芸術関係の勉強をされておられることと存じます。

今悩んでおられるのは「奨学金を借りるかどうか」「このまま学びを続けるかどうか」「芸術の道に進むか、全く関係のない仕事をするかどうか」といった具合に、これからの人生を二者択一で考えておられるようにお見受けします。
しかし人生というのはだいたい〇か✕かではないのです。「100点満点とは言えないけど自分としては悔いは無い」「思い描いていた人生とは違うけど良かったと思う」といったような思いを抱いて生きている人は少なくないのではないかと思います。100点が難しいとしても何点であれば出せるのか、ベストが無理だとしてもベターを積み重ねて行こう、という具合に考えてみてはいかがでしょうか。

さてご質問に一つひとつお答えしていきます。
まず奨学金ですが、申請するかどうかではなくいくらまでなら無理なく申請出来るということを考えてみてはいかがでしょうか。
奨学金を運営している日本学生支援機構のサイトで「奨学金返還シュミレーター」というものが使えます。
https://simulation.sas.jasso.go.jp/simulation/
ここで、奨学金の種類や貸与期間・月々の貸与金額などを入力していけば、返還する金額を算定することができます。
例えば大学生が2021年の10月から2023年の3月まで月々5万円を年利0.03%の第二種奨学金で借りた場合、貸与総額は90万円、返還は2023年10月から始まります。
返還期間は2034年3月までの11年間で(前倒し返済もできます)、月々の返還金額は6,830円になります。
今は学費・生活資金が足りなくて奨学金を検討しておられると思うのですが、アルバイトなどで収入を得て、足りない分は奨学金で工面するという考え方も出来ると思いますし、奨学金の金額については将来無理なく返還出来そうな金額をシュミレーションしてみてはいかがでしょうか。

そして進路についても悩んでおられるようですが、そもそも大学時代学んだことをそのまま仕事に活かしている人というのはごくごく少数なのではないかと思います。「課長 島耕作」に出てくる上司の中沢部長などは大学院まで進んで経済学を勉強したのに、就職したら宴会の席で相撲を取らされ愕然とします。そんなもんです。しかしそれまでの勉強が無駄だったかというとそうではないと思います。学生時代に勉強して勉強して悩み抜いたことの答えというのは忘れた頃に役に立つものなのです。中沢部長も最後には社長になりました。
質問者様と親御さんは今に至るまでに少なくない学費を出して勉強を重ねておられたと思いますので、金銭的に無理の無い範囲で勉強を続けて、仕事をすることになった場合でも少しでも今までの勉強の分野と関わりのあるお仕事を探してみてはいかがでしょうか。

もし選んだ仕事でご自身の才能経験が活かせなかったとしても諦める必要は無いのです。漫画の世界というのは芸術とそう遠くない分野だと思うのですが、世の中の漫画描きの大部分はアマチュアです。有明の東京ビッグサイトは全会場合わせると広大なスペースですが、それが同人誌即売会では出店する漫画書きのブースでいっぱいになります。(それでも足りなくて抽選です)。彼らは漫画で食えなくても自分が出来る方法で表現活動を続けているのです。数は少ないかもしれませんがそのうちの何人かはプロになりますし、そうでないにせよ読み手の共感を得るのです。お金が無いにせよ自分なりの手段で表現する方法を探してみてはいかがでしょうか。

さて、将来は結婚も考えておられるとのことですが、そこはちゃんと経済力というか経済観念を持った人を選ぶべきだと思います。質問者様がご自身の子育てを大事に考えておられるのであれば、同じようにお子さんの教育に対してしっかりした考え方を持っていて、そのためのライフプランを描ける人を相手に選ぶべきです。自分の夢やロマンを滔々と語るような男性もいて激しい恋に落ちるかもしれませんが、そういう人が現実社会での生活もしっかりと考えているとは限らないのです。自分でなんとかする、という考え以上に、ちゃんとした人生のパートナーを選ぶということは物凄く大事です。
あと、これは声を大にして言いたいのですが、FXは副業でなく投資活動です。FXだけでなく仮想通貨や株式投資もそうです。副業というか仕事は程度の差こそあれ仕事すればお金は積み上がって行くものなのですが、投資というのは持っているお金が減ったりほとんど無くなってしまう場合もあります。今お金が無いからといってこうした投資活動に手を出す人が少なくありませんが、個人投資家の8割以上は損をしているのです。

高収益を謳う金融商品に手を出して元手のほとんどを失い学業を断念する学生さんも少なくは無いのです。
私の知り合いでも個人投資家がいますが、概ね朝から晩まで相場の研究をしている人と、資金が十分にあって多少損をしてでも成長性に期待して長い目で見れる人のどちらかだと思います。お金が足りないからという理由で安直に投資活動に手を出すのはあまり関心はしません。やるのであれば、バランス型の投資信託商品を月に1万円とか2万円づつコツコツと貯めていくのが良いと思います。

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