2021/09/27

自分の仕事と親の介護の関係について

男性30代 おおはしさん 30代/男性 解決済み

自分は現在安定した収入を持つサラリーマンとして日々活躍しています。自分の倍以上歳をとった親がいて、近年は足腰が悪くなり、判断能力も落ちている状態になっています。介護、あるいは介助なしに生活するのが困難となる日もそう遠くないと今から予想しています。自分には他に兄弟がなく、妻もいないので、親に何かあれば自分が介護を行うことを考えています。そうなると、会社員との両立は難しいと考えます。現在の話ですと、近場の施設に空きはないといいます。自分が退職して介護に専念する日々を送るしかないと仮定すると、その際には何か保険金のようなものが降りたりするのでしょうか。自分のミスで退職に追い込まれたわけではなく、家庭の都合での退職となった場合、退職金の満額はないにせよ、それまで務めた分会社から何かお金をもらえたりするのでしょうか。また、役所などで、こういう境遇の者に対する助成金のようなものが出るのでしょうか。安心して退職出来る約束がないと不安になります。こういったことに関するルールを教えてほしいです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 相続・介護
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/09/29

質問者様は、介護状態になったら施設に入るかご自身で介護するかの二択で考えておられるようですが、実際には公的な介護保険で訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを使いながら自宅で介護されている方がかなり多いのです。親御さんは60歳を超えておられると思いますが、40歳を超えた人は介護保険に加入しています。質問者様も40になると健康保険料と一緒に介護保険料を支払うことになります。

介護保険の自己負担ですが、65歳以上の方は1割または一定以上の所得のある場合は2割、特に所得の高い場合は3割となります。40歳から64歳までの方は1割となります。
また、健康保険の高額療養費制度と同様に介護保険にも高額介護サービス費という制度があり、自己負担には上限があり、一般的な所得の方であれば44,400円/月となります。
ただし、施設に入る場合には居住費や食費は自己負担となります。
介護状態になった場合、最初のうちは色々なことで手続きが発生し仕事を休まざるを得ない状態になりますが、その場合には介護休業制度を活用できます。介護する家族一人について3回まで、通算93日まで取得でき、雇用保険の被保険者で、一定の要件を満たす方は、介護休業期間中に
休業開始時賃金月額の67%の介護休業給付金が支給されます。ただし、雇用形態によっては介護休業制度の対象にならない場合もありますので、会社に確認してください。詳しくは厚生労働省のサイトをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/kaigo/

従業員の家族が介護状態になった場合、育児・介護休業法では、労働者が仕事と介護を両立して働き続けるための制度として、介護休業、介護休暇、所定外労働の制限、時間外労働の制限、深夜業の制限、所定労働時間の短縮等の措置が定められており、労働者の方は、ご自身の仕事内容、家族の介護の必要度や利用するサービスなどを考慮して、自分にあった制度を利用することが可能です。

 労働者がこれらの制度の利用を申し出たり、実際に利用したことを理由として、正社員からパートタイマーになるよう強要したり、退職を強要することは育児・介護休業法で禁止されています。そもそも企業には、従業員が家族が介護状態になった場合でも就業出来るような措置を取る義務があるのです。

公的な扶助ですが、介護状態になった場合には介護保険以外にも、住宅をバリアフリー化した場合などの改築費の補助など、様々な制度があります。
介護になった時に行うべきことですが、まずは地元の「地域包括支援センター」に相談してみてください。今の介護サービスは介護を受ける方とそのご家族の事情に合わせてオーダーメイドで作成することになっています。あまり一般論で考えないほうがよろしいのではないかと思います。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

2021/04/05

セミリタイアが可能なのか悩んでます

年収600万の38歳の独身一人暮らしのサラリーマンです。昇給はほぼ期待できませんが、親の介護は特に心配いりません。仕事がしんどくて、50歳くらいにセミリタイアするのが目標で、毎年200万ずつ投資しています。現在の貯金は2000万ほどで、年間の生活費はだいたい200万です。貯金の半分は現金、残りはノーロードの先進国株投信と新興国株投信に半分ずつ投資しています。NISA枠も毎年使い切ってます。このペースで金融資産をふやして、50歳までに資産を5000万に到達させて、セミリタイアは可能でしょうか。また、注意すべき点などはあるでしょうか。特に老後資金の想像がつかず、アドバイスいただけると嬉しいです。

男性30代後半 ono-atsushiさん 30代後半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答
2021/03/09

親の相続を受取拒否することは可能?

30代既婚女性です。70代の父との関係が悪く、何年も連絡を取っていません。父と母は私が幼い頃に離婚しています。ご相談したいのは、将来父が亡くなった場合父の相続を受け取りたくないのですが、それは可能かということです。父は借金等はないと思いますし、公務員として一般的な貯蓄はあると思います。しかし、言い方に問題があるのは承知で申し上げますが、父が稼いだお金の世話になりたくありません。父と連絡を取ってくれている兄がいるので、兄に全額相続してほしいと思っています。受取拒否ができるようであれば、生前に手続きしておいたほうが良いのでしょうか。それとも亡くなったあとの手続きでも問題ないのでしょうか。父とはなるべく揉めたくないので、受取拒否していることは知られたくありません。

女性30代前半 おこめ3215さん 30代前半/女性 解決済み
荒井 美亜 1名が回答
2021/03/09

住む人がいない実家、いい管理方法は?

我が家は一軒家で、義母が近くでやはり一軒家で一人暮らしをしています。義母はこのところ年のせいで一人での生活が難しくなり、近いうちに我が家で同居するようになるのではないかと思います。その場合、実家には誰も住む人がいなくなるのでどうしたものかと思います。家は義父が苦労して建てたので手放す気はありません。ですが、当面すむ当てがなくなった家はどうするのがよいのでしょうか?人に貸すのも義母は嫌がると思いますし、何かいい管理方法はあるでしょうか?

女性50代前半 RIRIririさん 50代前半/女性 解決済み
小松 康之 1名が回答
2021/03/09

親と不仲の兄弟に相続の権利を主張されたらと不安です。

現在、72歳になる母親と二人暮らしをしております、47歳の長男です。母親は病気がちで、寝たり起きたりを繰り返している状態です。私の二歳下に弟がおりますが、母親とはお金のことで大喧嘩をし、実家を出て世帯は別にしております。「私が死んでもあれには一銭も渡すな」ときつく言われております。しかし弟は、とにかくお金に汚く、お金への執着心が桁外れに強いので、母にもしものことがあったとき、間違いなく、親の残してくれた財産の、自分の取り分を主張してくるのは目に見えているのです。こちらには一銭もお金を入れず、母の世話にかかる様々な費用も全てこちらが負担しております。それなのに、母の息子、次男と言うだけで、母親本人が拒否している財産分与を、弟に渡さなければならないのでしょうか。悔しくてなりません。

男性50代前半 camelliakazuさん 50代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答
2021/03/09

実家の資産管理について

離れている実家では兄弟家族が親と同居していますが、親も高齢のため今後の事がいろいろと心配です。今までは銀行などの預金切り替えは親が署名捺印などしていましたが、高齢になってきて担当者が同居の子(私の兄弟)の同席を求めていたようです。それはお互いにとって安心だと思っていたのですが、最近は親もかなり物忘れなど多くなり、体もつらくなってきているようで、ゆくゆくは老人ホームへ入居となるのではと思います。そのようになったら親の年金や預金の管理はどうなるのか、同居の兄弟は何も知識がないようで心配です。離れて暮らす私が口出しするのもどうかとは思いますが、今後家族で揉めないで親の資産管理や生活費用を出し入れするにも相談しておいたほうが良いことがあると思うのですが、どのようなことに気を付けたり、相談をしておくと良いのでしょうか。

女性50代後半 cong2_mei2さん 50代後半/女性 解決済み
森 拓哉 1名が回答