クルマの買い替え、現実的にどっち?

女性40代 れもんみかんさん 40代/女性 解決済み

クルマの買い替えを検討しています。500ccのワンボックスカーを所有していますが、長く乗っているので新しものを考えていますが、子供が大きくなりファミリータイプはもう必要ありません。私は今よりひと回り小さい物を考えていますが、夫は今と同じサイズか、小さくてもスポーティーな物を求めています。
金銭的に全く余裕がないので、お手頃な物にしたいのに分かってくれません。

夫の考える物と私の考える物では、50万から70万くらいの価格差があり、一万円でも安い物を求めている私といつも平行線です。

公共交通機関のない地域なので、車は一人一台が必須です。
バス停や駅までは車で30分はかかります。

どんなメーカーのどんな車種がおすすめですか?

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/09

ご主人さまに限らず、「車の格は男の格」と考えている男性は少なくありません。こういう人たちの宗旨を変えるというのは至難の業です。
ただ、説得するにあたって材料が多いほうがいいのは間違いないので、FP的な視点からクルマ選びについて書いていきます。

ポイント1:車体購入価格よりランニングコスト

クルマにかかる費用というのは、車にかかる費用というのは、購入時に払うお金よりも、
ガソリン代とか、車検とか、保険とか、税金とか、その後のランニングコストのほうがかかります。
以前ブログでも書いたのですが、私の場合車体価格100万円そこそこの軽自動車を5年10万キロ走った
時点で、200万円かかってました。車体価格の倍です。

だから、車選びに際しては車の値段よりもその後の費用を重視しましょう。

具体的には、中古車というのは車体価格は安いですが、新車と比べて各パーツは消耗しているので、
その分お金はかかると考えた方がいいです(私は昔スバル・レガシィGT-Bを買って、ビルシュタインのダンパーがすぐにガタガタになったので、交換に20万円かかりました)

また、最近はハイブリッドカーを買う人が増えています。購入価格は数十万円高いのですが、知り合いの話では(トヨタ・ラクティス1.5ℓ→トヨタ・シエンタ1.5ℓハイブリッド)に乗り換えて、リッター5km燃費が伸びたそうです。
ハイブリッドカーといえばバッテリーが心配ですが、プリウスに15万キロ乗ってる人は一度も変えたことがないし、回生ブレーキのせいかブレーキパッドも変える必要がないと言ってました。(乗り方次第なんでしょうけど)
普通のガソリン車でも燃費が伸びています。私はホンダの軽自動車 ライフ→先代N-WGN →現行N-BOXと乗り継いでいますが、燃費は概ね(春秋シーズン)リッター17㎞→19㎞→22㎞という感じです。

最近の自動車保険は、安全装備付の車(衝突防止機能など)が付いていたり、保険会社指定のドライブレコーダーを載せると保険料が安くなる場合もあります。最近の車は安全装備が充実してるので以前よりお高めではありますが、長い目で見ると決して損ではありませんし、そもそも大きな事故を起すと人生が狂います。


ポイント2 車種だけでなくグレードも大事
車を買う時には、どの車種にするのかをまず考えるのでしょうが、実は同じ車種でも排気量とかグレードで結構値段が変わります。商談をしているうちに、あれもこれも欲しいとなって、気が付いたらかなりの出費だったということはよくあります。
因みに私はホンダN-BOXの一番下のグレードに乗ってますが、安全装備は全部付いてますし、特段不自由は感じてません。10年くらい前の車のフル装備と同等かそれ以上だと思います。
カーナビは一番下のグレードで十分です。スマホのカーナビアプリでも十分なくらいです。


ポイント3 排気量や馬力には惑わされない
排気量が小さくなると、自分の人生が落ちぶれたような気分になるので、悪くても今と同じかそれ以上に・・・というのは私も30代の頃までは思ってました。
トヨタなどは、その心理を利用して、スターレット(1ℓ)→カローラ(1.5ℓ)→コロナ(1.8ℓ)→マークⅡ(2.0ℓ)→クラウン(3ℓ)
と買い替えさせる戦略を立て「いつかは、クラウン」というコピーで売り出したものです。
また、1990年代までは、大排気量+ツインターボで280馬力というクルマが結構存在しました(私のレガシイがそうでした)

しかし今ではそういう馬力を売りにしているクルマはほぼありません。日産のGT-Rとトヨタのスープラくらいです。
ハイブリッドカーが普及し、発進時の加速で言えば普通のガソリン車よりぜんぜん強力でかつ静かな乗り味なのです(そして燃費もいい)。またガソリンエンジン単体でも、燃焼効率が上がり同じ排気量でもちょっと前の車よりも全然パワフルに感じられます。排気量や馬力は以前ほど重要ではなくなりました。
ご主人様がパワーにこだわるのでしたら、ディーラーに連れていって試乗してもらってはいかがでしょうか?今の車より各段にパワフルなことを実感できると思います。
カタログスペック上の馬力よりも自分の感性、実際に乗ってみた爽快感を重視するべきです。
そもそも最近の車は各社個別に開発しているのではなく、共通のプラットフォーム(トヨタならTNGA)を使っているので、サイズが違うだけでパフォーマンスは小さいクルマでも基本的には変わりません。

というところで、実際に自分が質問者様の立場であれば・・・
■トヨタ・ヤリス
今までのヴィッツがヤリス名になり今年モデルチェンジしました。
ご主人さまは走りの快適さを求めておられるようですが、ヤリスの試乗動画(Youtubeなどに多数あります)を見ると概ね評価が高いです。トヨタはこのクルマをベースにして世界ラリー選手権に参戦しています。
また、グレードによっては自動駐車機能が付いているみたいです。このクルマで若葉マーク付けてる人が結構多いです。
トヨタユーザーは20万キロくらい乗る人が少なくないです。1BOXカーよりも重心が低いので、乗る楽しさは確実に今より上だと思います。

■ホンダ・フィット
同じく今年モデルチェンジした車です。フィットに乗ってる人は毎回フィットを買ってる印象があります。
ヤリスの欠点は車内が狭いこと(2人乗りなら十分でしょうが)ですが、フィットは低床レイアウトを取ってることもあり広いです。
また、ホンダの車は全般にエンジンの吹け上がりが良いです。私も0.66ℓのエンジンですが非力だとはぜんぜん思いません。
ただ、ホンダは各パーツがちょっと質感が落ちますね。。。

どちらかをハイブリッドで買うのがいいかなと思います。

(私自信は、ホンダのN-VANを買って、キャンピングカーに改装したいんですけどね・・)

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