社会保険、国民年金

女性20代 yuirucky0915さん 20代/女性 解決済み

今年20歳になって社会保険や、国民年金の支払いが生じたのですが、正直自分が将来貰える保証がないのに払わないといけないのかということを考え、年金は払いたくないと考えているのですが辞退できる方法などはあるかを教えていただきたいです。また、ベーシックインカムについて取り入れたらいいと思うのですがなんせ公債が多大なので難しいと思います。公債といった赤字を世界全体で1度ゼロにすることで日本も新しい社会保障で税金などをやり直したらいいのにと思うのですが、なぜそれが出来ないのかを教えていただきたいです。また、年々税金増える一方なのに、あまり役立ってるとは感じられないので、払わなくても良い税金を辞退する方法などあれば教えていただきたいです。

1 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/09

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
相談者様は学生さんということですので国民年金の保険料を支払うことができないと
いうのであれば「学生納付特例」という制度があります。
これは本人の所得が一定以下であれば保険料が免除されます。
免除される一定以下の基準とは「118万円+扶養親族の数×38万円+社会保険料控除等」となります。
公的年金の保険料は義務ですので辞退するという方法はありません。
「学生納付特例」を申請されると年金の額には反映されませんが加入期間には
なりますので、保険料を支払うのが難しいようでしたら是非、市役所に申請を行って下さい。
将来貰える保証がないと書かれていますが、公的年金は老後のためだけのものではありません。
遺族に支払われる年金もありますし、障害者になられたときに受け取れる年金もあります。
しかし、例えば保険料を支払うことができないとか嫌だとかでそのまま滞納したままですと、これらの権利を得ることができないこともありますので保険料を支払うことができないのであれば必ず申請を行って下さい。
新しい社会保障で何故やり直しができないのかということですが、
日本の年金制度は「賦課方式」となっています。
これは働く現役世代の保険料が高齢者の年金となる制度のことです。
もし今「賦課方式」をやめてしまって「積立方式」に替えたとしましたら
現在の高齢者の年金をどうやって払うのかという問題が生じます。
これがやり直しがなかなか難しい1つの問題かと考えます。
払わなくてよい税金ということではなく、節税ということであれば「ふるさと納税」や
「iDeCo」を利用するということができると思います。

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