夫婦2人の老後に必要な資金は、数字上からだけ見ると、最低必要生活費で月22万円、ゆとりある生活をしたければ月36万円と言われています(生命保険文化センター調査)。
老後の収入である、公的年金受給額の月平均は、約20万円(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯、総務省家計調査)なので、最低必要な生活費を確保するには、月2万円の赤字になってしまいます。
〇最低必要生活費で暮らす場合
20万円/月(公的年金受給額平均)-22万円/月(最低必要生活費)×24年(平均余命)=約600万円不足
〇ゆとりある老後の場合
20万円/月(公的年金受給額平均)-36万円/月(50代の生活レベル)×24年=約4600万円不足
*夫はサラリーマンで65歳で退職、妻は専業主婦。平均余命24年で試算。
「老後2000万円問題」に危機感を覚えたかもしれませんが、老後2000万円問題の本質は、実はお金ではありません。なぜならば生活レベルによって老後5000万円必要な人も、1億円必要な人もいるからです。在宅介護や老人ホームに入るタイミングによっても変わってきますし、勤めている企業や家族構成によってもリスクはまちまちです。つまり、どんな老後を過ごしたいのか、そのためにどのくらいの資金が必要なのか、どんな計画で実現していくのか。家族とじっくり考えて、何よりも自分らしい生き方を見つけていくことが、必要だと思われます。
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老後の資金としてどのくらいの年齢までを見越せばよいか。
ただ今、40代ですが結婚経験もなく子供もいません。結婚願望はありますが、結婚の見込みはほぼゼロに近いと諦めています。老後には、さまざまな視点で不安がありますが、今、失業者のためにより金銭面に対しての不安が1番大きくあります。そこで老後の資金とよく聞きますが、どの程度の年齢を見越して資金を貯めるべきなのかを知りたいと感じています。お金はあったらあっただけいいのはわかりますが、切り詰めて無理な生活をしても相続する人がいないので残すことを優先した生活をする意味もないと感じます。子供やパートナーがいらっしゃる方は、残った人のためにと考えればいいのでしょうが、どのように支出と貯蓄をどうするべきなのかがわかりません。


老後費用の詳しい項目がわかりません
老後に必要なのは2000万円という爆弾発言は、大問題となって政府への批判が続出しました。しかし、それだけ多くの国民が事態を具体的にイメージするようになったということ。まだ先の話とのんびり構えていた私にさえ、本気で考えないとマズイのではないかと思わせてくれたのは、ある意味ありがたいことでした。そしてきちんと考えれば、絶対に2000万円と決まっているわけではなく、それぞれの生き方によっても大きな差があるということもわかりました。ですから実際の我が家はいくらなのか?いうことを予測しておきたいのですが、実際の老後はまだ未知の世界、どんな出費があるのか想像もつかないのです。よく言われているのが、医療費や住宅ローン等の残債ですが、もっと細かい項目が知りたいと思っています。たとえば孫への費用とざっくり表現されますが、孫に頻繁に物を買ってあげるという状態になるということは、息子や娘家族とよく会っているなど、普段から交流があるということ。その場合の食費だとか、細か〜いことではありますが、大きなお金ではないからこそ意外と見落としてしまうものではないのかなと思うのです。そのような1回ごとは小さいけれど、単発では済まない長年の出費にはどんなものがあるのか、それらを詳しく教えていただき、その中から我が家に符合するような項目をピックアップして、生活全体をイメージしていきたいと思っています。


どこに相談をするべきなのか
一番無難な老後の蓄えの方法は当然ながら貯金だと思うのですが、資産運用などに関しても色々と考えています。そうは言ってもやはりリスクは取りたくはないがというような部分もあったりして色々と悩んでいるところです。こういう資産運用をするのであればこういう所に相談すると良いだろうというような専門機関と言うか専門的な場所というのはあるものなのでしょうか。ファイナンシャルプランナーの人でも全てを知っているということはないでしょうからむしろこれに詳しい人を知っているということがあるのであれば知りたいところです。もちろん、そのことはファイナンシャルプランナーに相談できる、ということであればそれでもよいです。資産運用を相談できる事柄、そして場所を知りたいです。


老後、介護のこと
私は、現在介護士として働いておりますが、先々の事が急に不安になる時があります。今は凄く、福祉は充実していると思いますが、私たち自身が年をとったときに一体どうなっているのか、お金のことももちろんのこと、その他にも今の少子化対策の手薄さなど心配なことは盛りだくさんです。そういう自分も子供はひとりしかいませんし、それも息子、とうに諦めて介護をして貰えるとか、金銭的に、援助をして貰えるなんて思っておりません。まぁ、子供にとっても大きな負担であるし、かわいそうですからね。ですが、わたしたちの老後に確かに国が保障してくれるという確信はなく、自分でお金を貯めるしかみちはありません。仕方が無いとは思いますが、どうも腑に落ちないものもあります。どうやら、不妊治療への援助が始まるとの事ですがそんなの本当に必要なのでしょうか?もっと、福祉を手厚くして頂きたいです。お金のことも気になりますしファイナンシャルプランナーさんにその辺のところを相談できたらしてみたいです。老後になって貰える自分で貯蓄する様な保険はあるのかなと。機会があると嬉しいです。


老後どのくらいのお金が必要になるのか
仕事は自営業なので、定年もなく働けると思います。しかし今現在の収入は少なく、まともに貯金が出来ている状態ではないです。個人年金をしているので、65歳を過ぎたら10年間、ある一定の金額が入ってくるので、仕事をしているうちは貯金にまわそうと思っています。ただ今は実家暮らしをしているので、生活費諸々は親の負担で生活している状態なので、もし親の介護になってしまったり、亡くなってしまってからは生活の目処が立つかどうか不安です。今のうちに貯金をしないととは考えていますが、なかなか日々の生活費のために消えていってしまうので、親や自分のためにも、老後どの程度お金がかかり、今からどのくらい貯金をしていったら良いのか知りたいです。

