夫の扶養に入った場合、定年後の年金受給額はいくら減る?

女性30代 fukami_doriさん 30代/女性 解決済み

現在一歳になる子供を子ども園に預けてフルタイムで働いています。
最近になって、今しかない子供との触れ合いをもっと増やしたいと考えるようになり、退職し扶養内での在宅ワークを検討しています。
夫の扶養に入ると定年後の年金受給額はどれくらい減るのでしょうか。扶養に入った場合、個人年金などの積み立てがあった方がいいのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 家計全般・ライフプラン・家計簿・節約
60代前半    男性

全国

2021/03/09

年金の試算は、一人ひとり異なる前提条件で試算結果は異なります。今回のご質問に対して以下の前提条件で試算してみます。
【前提条件】
 現在年齢 30歳
 ① 20歳で就職 その後60歳まで会社員を継続:20~60歳までの標準報酬月額等の平均額30万円
老齢厚生年金見込額は年額約157万円(月当たり約13万円)

 ② 20歳で就職 30歳まで会社員→30歳以降は配偶者の扶養範囲内で就労(第3号被保険者)
 :20~30歳までの標準報酬月額等の平均額20万円
老齢年金(厚生・国民)見込額は、年額約92万円(月7.7万円)

①・②とも一人分の年金見込額です。配偶者は、年金の加入状況に応じた老齢年金を別途受給できます。

※参考元:日本年金機構 老齢年金
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/jukyu-yoken/index.html

※上記の試算は、令和2年基準の年金制度を基準としております。また、ご質問に極力近い前提条件としたつもりですが、生年月日や就労開始年齢の違い、平均給与の違い、年金支給額条件等の変更、その他によって将来受け取る年金額は異なりますので注意してください。

ポイント1
①は、給与の平均値(標準報酬月額等)を30万円との前提ではあるが、勤務評価など次第では平均給与額の増減が想定され、将来の年金額も増減の可能性が高い。

ポイント2
②は、30歳以降60歳までの年金保険料負担が不要

ポイント3
今回の前提条件にはないが、将来子育てが一段落したところで「扶養を外れて再びフルタイムで働く」という選択肢を追加すれば、厚生年金加入期間及び給与等の水準次第で将来の年金額は、増加することになります。

子どもの成長は早く、一緒に過ごせる時間は限られます。その時間を大切にしつつも、そのような生活環境下においての選択は「迷う」のが当たり前でしょう。
収入や年金等、お金の多い少ないは気になるところではありますが、家族の満足を優先して将来設計を検討されているからこそ、今回のご質問だと思います。
将来に対する不安を少しでも解消するために、「扶養に入る」「フルタイムで働く」に関わらず、無理のない範囲でiDeCo(個人型確定拠出年金)や積立貯蓄など老後を視野に入れた準備はしておいたほうが無難でしょう。
参考にしてください。

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