子供の医療保険について

女性50代 アンパンメロンパンさん 50代/女性 解決済み

高校生と中学生の子供がいます。
私は40代で、医療保険に入っています。
悩んでいるのは子供の医療保険の加入です。

小学生の間は、子ども医療のおかげで、病院にかかっても医療費の負担額は決まっていました。
1か月当たりの上限支払額が決まっていたため、気軽に病院に連れていくことができました。
中学生になると、それほど病気をすることもなくなり、保険のことは忘れていました。

10月に、高校生の娘の同級生が、白血病で亡くなりました。
高校生は元気だと思っていたのですが、病気になる可能性があります。
もしも、病気になった場合はきちんと治療を受けられる環境を作ってあげなければなりません。
そのためには、保険に入って備えておくことも大切です。

しかし、病気になることはまれなことです。
経済的なゆとりがないので、保険に入ることは家計がよりひっ迫してしまいます。
子供が成人し、自分で保険に加入するまでは入らなくても良いかなとも思っています。

中学生や高校生は、医療保険に入る必要はあるのでしょうか?
入院の場合は、高校卒業まで子ども医療が使えます。

1 名の専門家が回答しています

荒井 美亜 アライ ミア
分野 医療保険・がん保険
40代後半    女性

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

2021/03/09

こんにちは。ご質問、ありがとうございます。
結論から申し上げますと「無理に入る必要はない。入るにしても、共済などの比較的掛金が安いものを選ぶべき」というのが答えです。
理由を説明します。


1)重い病気になっても助成が受けられるから

質問者様のお嬢様のお友達のように、高校生以下のお子さんが小児がんを患った場合、様々な医療費助成制度が使えます。
たとえば「小児慢性特定疾病医療費助成制度」は、世帯の収入に応じて、公的医療保険が適用される治療を受けた場合の医療費と、入院時の食事療養費の助成が受けられる制度です。

https://ganjoho.jp/child/support/system/subsidy.html

他にも、病気の状態が思わしくなく、所定の障害状態に該当すると判断された場合は

・特別児童扶養手当
・障害児福祉手当
・自立支援医療費制度(育成医療)

などの助成制度が利用できます。

2)小さいときに比べると諸経費がかからなくなっているから

お子さんが小さいうちに病気にかかった場合、付き添いが必要になったり、他のお子さんのお世話をするために家事代行やベビーシッターを頼まないといけなかったりと「病気の治療とは直接の関係がない経費」がかかりがちです。
そのような諸経費を賄うための手段として、お子さんが加入している医療保険からの給付金を使うのも、1つの選択肢ではあります。
しかし、お子さんが全員ある程度大きくなった(小学校高学年以上)であれば、ある程度は家のことを助け合いながらこなせるはずです。
家事や育児を回すための経費がかなり減っているはずなので、医療保険からの給付金がなくても、なんとかやっていけることも多いでしょう。

もちろん、安心のために保険や共済に入りたい、という方はいらっしゃるはずなので、その気持ち自体を否定するつもりはありません。
しかし、保険料を払うと家計がひっ迫する、ということであれば、共済組合が募集している医療共済を検討してみてはいかがでしょうか。
毎月の掛金が1,000円~2,000円程度のものもたくさんあるので「安心のために最低限の保障を」ということであれば、十分に役割は果たせるかと思われます。

ご検討いただければ幸いです。

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