繰り上げ返済をしたほうがいいのか。

こんにちは。「ライフ＆マネー」コンサルタントの五十嵐秀司です。
住宅ローン返済と、住宅ローン控除との関係ですね。
住宅ローンが4300万円ほど残っているとのことで、シミュレーションしてみます。
住宅ローン控除のほうですが、居住の用に供した年によって異なります。
仮に平成26年4月1日以降とすると、年間4300万円×1％=43万円となり、控除限度額が40万円なので、40万円となります。
つまり300万円については、住宅ローン控除の適用になりません。まずこれを確認ください。
そうなると、300万円については、繰り上げ返済したほうが得ということになります。ただしこれに繰り上げ返済手数料がかかりますので、留意ください。
300万円を超える繰り上げ返済をする場合ですが、仮に500万円としましょう。
金利がわかりませんが、
1.5％としますと、年間500×1.5％=7.5万円節減になります。
住宅ローン控除適用される200万円についての控除額は、200×１％=2万円となります。
以上から、金利が住宅ローン控除の１％を上回っているのであれば、繰り上げ返済をしたほうが得ということになります。
ただしあくまでシミュレーションで、実際はもっと複雑な計算になります。詳細は金融機関等に相談してはいかがでしょうか。手数料含めたシミュレーションをしてくれると思います。