火災保険は入るべきなのか

男性30代 takashi02さん 30代/男性 解決済み

今はアパートで同棲をしているのですが、アパートでも火災保険というのは入った方が良いのでしょうか?それともアパートごとに保険というものは入っているのでその必要性はないのかすごく気になります。火災保険の入り方すら分からずに、どういう仕組みなのかもいまいちよくわかっていないので是非そこを知りたいです。また、火災保険に入るとなればどのくらいの金額を毎月支払う必要性があるのかも知りたいです。また、火災保険に入るとどのようなメリットがあるのかどうかも知っておきたいです。火災保険のデメリットも知りたいです。また、どの保険が良いのかも教えて欲しいです。参考にしたいです。また、保険会社によって違いがあるのかどうかも知りたいです。

1 名の専門家が回答しています

石村 衛 イシムラ マモル
分野 自動車保険・火災保険・地震保険
60代前半    男性

全国

2021/03/09

火災保険は、アパート建物本体および付属建物に加えて、家具・電化製品・被服・事前に届け出た貴金属類などの家財道具一式の補償に分かれ、別々に契約する仕組みになっています。
大家さん等が所有するアパート等の建物が、不幸にも火事によって消失してしまっても、建物自体は大家さん等のものであるので借りている人にとって損害はありません。そのため、建物本体部分の火災保険は、大家さん等が加入します。
その一方で、火事になった場合の損害は建物だけに止まらず、その中に収容されていた家財道具一式も消失・棄損してしまします。
アパートの家財道具は、大家さんの持ちものではないため、たとえ火事にあってしまっても大家さん等にとって損害は及ばないため、家財道具の火災保険は加入しません。
一般的にアパートを借りて住んでいる人のものですので、アパートを借りている人が家財道具の火災保険に加入することになります。
火災保険の種類には、住宅火災保険や住宅総合保険、団地保険、オールリスクタイプなど保険契約の種類によって保障範囲が異なっています。また、一部の保険会社では補償保範囲が任意で選択できるものも発売されています。
加えて火災保険を販売している損害保険会社の多くでは、アパート等の賃貸住宅にお住いの方専用の火災保険が販売されています。
火災保険では、保険種類や保険会社によって保障範囲は異なり、火災による消失・棄損に止まらず、落雷・破裂・爆発による被害、台風・突風による風災、雪災、水災、その他による被害が補償の対象となります。
これらの補償範囲に加えて、大家さん等に対する法的な損害賠償の責任が生じた場合に補償が受けられる借家人賠償責任補償、その他を対象とすることもできます。
但し、地震・津波・噴火が原因の被害は、火災保険は補償の対象外となります。一定の制約があり、火災保険と別契約になり割高ですが、地震等に対する備えとして地震保険の加入を検討しましょう。
家財道具を対象とした火災保険で一番重要なのが、補償を受ける保険金額です。保険金額をケチってしまうと実際に損害が発生した場合には、「足りない」という事態に陥ってしまいます。
しかし、多くかければ「よい」というものではありません。火災保険は保険金額に応じた保険料になっていますが、火災保険は実損補償ですのでいくら保険金額を高くかけても、実際の損害以上には保険金が出ません。そのために保険料を無駄に支払うことになります。
また、実際にある家財道具の金額に関わらず、居住人数や年齢などに応じて事前に定められた保険金額に設定できる火災保険を多く見受けますが、補償金額が多めに設定されているケースが多く、どうしても保険料は割高になります。
保険料を「抑えたい」という場合には、現実にアパートにある家財道具に同等の価値にあわせて保険金額を決めましょう。
加入については、アパートなどの賃貸住宅の場合、仲介不動産業者や大家さん等が火災保険を斡旋する場合も多いようですが、必ずしも斡旋された保険会社あるいは補償内容にする必要は無く、ご自身で保険会社を探して保障の範囲を決めて火災保険に加入することも可能です。
その場合には、複数の損害保険会社に見積もりを依頼して保障の範囲の違いや保険料の違いを確認すると良いと思います。
無駄な保険加入は感心しませんが、万が一の時には数百万円単位の損害が発生することになりますので、損害額にあわせて火災保険・地震保険は加入しておいた方が無難だと思います。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

自然災害や二次災害に備えるために保険についてわかりません。

私は現在両親と実家の一軒家に暮らしている大学生です。いつどこで地震・台風・津波・大雨などの自然災害による被害を誰が受けるか分からないのが現実だと思って毎日を過ごしているのですが、それらの被害に遭った場合を想定した保険についての知識が皆無に等しいです。例えば地震保険といっても、多くの保険会社が様々な種類の保険を提供していると思います。家族の人数やどのような住まいを設けているかなどによっても、その人に合った保険は変わってくると思います。そのために、色々な具体例を交えてどのような保険が存在しているのかなどを教えて欲しいと思います。また、自然災害による二次災害で起きる火災事故や自分達で起こしてしまった火災事故では保険適用の内容が違うのかなども教えて欲しいです。

女性20代前半 ieooeiさん 20代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

火災保険の使い方について

夫の仕事の関係で賃貸暮らしが続いていますが、火災保険は必ず入らなくてはなりませんが、使用したこともありませんし、火災保険自体選ぶことも出来ません。仕方がないにしろ、何か使うことはできるのでしょうか。将来、賃貸から住宅を購入した時に、どの様な火災保険に入ったら良いのか伺いたいです。

女性40代後半 nanakoさん 40代後半/女性 解決済み
松山 智彦 1名が回答

火災保険の保険料を下げたい

持ち家に住んでおり、火災保険に入っています。実家にそのまま住んでいるので、住宅ローンはありません。親が加入していた火災保険にそのまま入っています。保険料が高いため、見直しをしようと思いました。他の保険会社にも問い合わせをしましたが、火災保険は入る基準が決まっていると言われました。加入している保険会社に問い合わせをし、内容を確認したところ、加入できるギリギリの金額で入っていたようです。範囲内であれば、自分で金額の変更ができることがわかりました。火事に対する保障、風水害に対する保障の金額を変えようと思います。家が古いため、金額を見直すことは大事だし、保険料も大きく変わってきます。家に対する保障は、どんな風に考えたらよいのでしょうか。よっぽどのことがない限り、全額保証されることはないと思います。建て替えを考えた金額なのか、新しい家には多めに古い家には少なめになど、参考にしたいので、アドバイスが欲しいです。

男性50代前半 たこ焼きパーティーさん 50代前半/男性 解決済み
長尾 真一 1名が回答

保険がきちんと下りるか心配です。

先日屋根の雨どいの部分に亀裂が入っているのを発見しました。また、外壁のタイル張りも幾つか破損しています。近所の人に話してみると昨年の台風19号の影響なのではと言っていました。私が気付いたのは先日で、台風19号は1年前という場合、保険の申請すると保険金は下りますか?その場合、屋根の雨どいの修理と外壁タイル貼りの補修部分の見積もりを取り、申請しようと思います。はっきりした原因が分からない部分はありますが、大きな台風は昨年の19号のみです。経年劣化の部分もあると思います。このままだと怪我をするリスクが高く、近隣に迷惑ん掛けることになるので、何とかしたいです。また保険金の申請や工事会社に見積もり依頼する上でのコツや注意点があれば合わせて教えて頂けると助かります。

男性40代前半 calove301さん 40代前半/男性 解決済み
小松 康之 1名が回答

地震保険は必要ですか?

年齢33歳、年収400万円程度。妻はパート勤務(扶養控除内)。子供2人(5歳、3歳)です。住宅を新築することになりました。令和3年度中には完成引渡し予定です。火災保険については間違いなく期間10年で必ず加入しますが、地震保険について加入するか迷っております。北海道は比較的地震は少ないですが、胆振東部地震の影響で札幌市清田区里塚で液状化現象が起き、家屋の損害が大きかった記憶が残っております。地震保険は最長5年契約が可能で、地震保険控除が適用されますが、私自身が住んでいる市では小さい地震はありますが、大きな地震はかなり少ないです。地震保険に加入しない方が得なのか、それとも地震保険に加入し地震保険控除を受けた方が得なのか迷っております。

男性30代後半 7718h_hさん 30代後半/男性 解決済み
佐藤 元宣 1名が回答