老後の備えとしての保険

女性30代 tommy-writerさん 30代/女性 解決済み

老後の費用のために夫婦で終身保険に入りました。夫婦でどちらかが亡くなれば600万が入り、払い込み完了後に解約すると払った金額より多く手元に戻ってくる、というものです。当初は払った金額より多くもらえるというものだったので、保険というよりは貯金のような感覚で加入しました。ただ、月額が7,000円前後と少し高いかなという印象です。
いまさらながら掛け捨てにすればよかったのか、それとも大幅に損はしますが、解約して別保険に入るべきなのか悩んでいます。
加入して5年ほどになるので、今解約すれば損も何十万単位で収まり、後で損するよりはいいのかと悩みどころです。
しかも保険だけでは老後費用は賄えないので投資をすればいいのかも悩んでおります。
ご回答いただけますと幸いです。

1 名の専門家が回答しています

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/03/09

質問者様が入っておられる保険は、生命保険というよりは死亡保障の付いた積立型保険というべきものではないかと思います。「低解約返戻金型」という文言が入ってませんか?私も1個加入しています。
何年か前に学資保険のブームがありましたが、契約者が亡くなった時には学資保険は以後の保険料が免除されるのに対して、こちらの型のほうは所定の死亡保険金が出るということで、結構売れたのです。お子さんが大学に入るタイミングで入学金等が必要になったタイミングで払込期間が満了していれば、解約返戻金を受け取ることで教育資金の原資に出来ます。

だいたいこの手の保険というのは払込満了前に解約すると、解約返戻金は払い込んだ金額よりもかなり少ない額しか戻ってこないので、解約するのは慎重に考えたほうが良いのではないかと思います。
また、5年くらい前まではこの手の保険は払込期間満了後には払い込んだ金額以上の金額が戻るという内容だったのですが、今は低金利なので、解約返戻金は払込金額とほぼ同じかそれ以下という場合が多いです。(外貨建てにすれば利率はいいのですが、円高になると損する場合もあります。)

老後というより、子どもの大学進学の資金を考えれば、18年間月1万円積み立てたとして、
1万円x12カ月x18年=216万円です。大学資金として過大とは言えません。契約内容を見ていないので内容については何とも言えませんが、月7,000円ずつ積み立てるというのはそれほど高い金額とは言えないと思います。

ただ、この保険だけで老後費用を賄えるわけではありませんので別途対策が必要です。以前は
個人年金保険を使うのも手でしたが、こちらのほうも低金利で下火です。

一番メリットがあるのは確定拠出年金(iDeCo)でしょう。積み立てた金額は所得から差し引くことができるので、例えば毎月1万円積み立てたとして、所得税率10%、住民税率5%だったとしても15%のメリットがある=利率が付くのと同じ効果があります。
ただ、60歳になるまで積み立てた(拠出した)お金は引き出せませんので、途中で生活費が苦しくなって貯金が底をつかないように計画を立てた上で積立金額を決めましょう。

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