資産運用について

女性30代 193_nomiyaさん 30代/女性 解決済み

昨今、年金制度の破たんなどが危惧されていますが、リアルに給料から引かれる年金は大きいです。こんなにも長い期間毎月決して安くはない年金を払っているのに、実際自分が本来受け取れる年齢に達した時に、本当に支払われるのかが不安です。少子化も進む一方で、一体私達が将来受け取るべき年金を誰が担ってくれるのか、どう考えても年金制度の破たんが起こってしまうように思えてなりません。老後の蓄えとして、保険会社の個人年金や,イデコ、NISAなどいろいろ方法はあるかと思いますが、それぞれの特性などを自分なりに調べたり勉強しようとしているのですが、イマイチよく仕組みが理解できません。また、一つ不安なのが、それらに加入したとして、加入先の銀行などが万が一倒産などした場合はどうなるのでしょうか?

1 名の専門家が回答しています

中村 真里子 ナカムラ マリコ
分野 年金・個人年金・iDeco
60代前半    女性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県

2021/03/09

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
まず「個人年金」と「iDeCo」の仕組みを簡単にご説明いたします。
「個人年金」はあらかじめ将来受け取れる金額が決まっている年金です。
受け取り方によって
・「終身年金」(一生涯年金を受け取れる)
・「確定年金」(10年など決められた期間だけ受け取れる)
・「有期年金」(決まった一定期間生きている限り受け取れる)
の3つに大きく分類されます。
保険料が一番高くなるのは「終身年金」で、一番安いのは「有期年金」です。
一方の「iDeCo」は将来受け取れる金額が決まっていない年金です。
ご自分で金融機関を決め口座を開き自分で運用しなければいけません。
ここが「個人年金」と大きく違うところです。
ご自分の運用結果によって将来受け取れる年金額が決まります。
掛金は月5000円から(上限は各人によって異なる)。
60歳まで払い続けます。
60歳になるまでは現金化することはできません。
掛金は所得から全額控除できるため税金が安くなります。
「個人年金」も生命保険料控除が使えますが、上限が4万円なので税金のことを
考えると「iDeCo」の方がお得といえます。
金融機関が破綻した場合ですが「個人年金」の場合は保険会社が保険料を積み立てている「責任準備金」というものがあります。
保険会社が破綻すると「責任準備金」の90%までは原則補償されます。
「iDeCo」の場合は口座を開いた金融機関(運営管理機関といいます)は掛金を預かっているわけではなく掛金は信託銀行に移されます。
信託銀行ではこの掛金と信託銀行固有の資産は分別管理するように決められていますので、運営管理機関や信託銀行が破綻したとしても「iDeCo」は全額守られることになります。
「NISA」は5年間、「NISA」の口座で売買した株式や投資信託の利益や配当金の
税金がかからないというものです。
年金とは別物と考えていただくとよいと思います。
公的年金は今後受け取る金額が減ったり、受け取れる年齢が上がることはあるかと
思いますが、破綻することは考えにくいというのが定説になっています。

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