所得税と法人税の違いについて

男性30代 結城 創さん 30代/男性 解決済み

個人事業主をやっていますが、現在、個人の事業所得として、確定申告を毎年しています。知り合いの経営者は、法人をつくって、法人から役員報酬というかたちで経営をしているようです。そこで、私も法人を新設するかどうか迷っていますが、法人税と所得税でどちらが有利になるのか、よくわかっていません。売上や利益などでどちらが有利なるのか、という明確な基準のようなものはありますか。ありましたら、恐れ入りますが、ご教示いただけますと幸いです。また、個人経営のメリットやデメリット、法人のメリット、デメリットなど大きい観点でございましたら、お願い致します。(得意先との交渉は法人のほうがよいや、金融機関から融資を受ける際に利息が有利になるなどあるのでしょうか。)
宜しくお願い致します。

1 名の専門家が回答しています

井内 義典 イノウチ ヨシノリ
分野 税金・公的手当・給付金・補助金・助成金
40代前半    男性

東京都 神奈川県

2021/03/09

ご質問の件についてお答え致します。
個人事業の所得税は所得が多いと税率が上がるのに対し、法人の利益にかかる法人税は基本的に一律の税率になります。ある程度売上が上がると、法人のほうが有利になります。業種にもよるかとは思いますが、1000万円くらい売上があるようでしたら法人化を検討されるのもよろしいかと思います。社会的な信用度は法人のほうが高いと言われ、法人でないと取引をしないという取引先や、法人でないと融資をしないという金融機関もあるでしょう。ただし、法人設立には登記の費用など20~30万円程度が掛かりますし、法人税の申告は個人事業の青色申告より難しいため、税理士に税務申告の代行を依頼することになりますが、その費用が発生します。また、たとえ従業員のいない1人法人でも株主総会を開き議事録を残すなどの手間もあります。一方で、厚生年金や健康保険に加入することができますので、社会保険の給付が手厚くなります(会社員と異なり社会保険料は会社負担と加入者負担両方を負担する形となります)。これらも踏まえ、ご検討いただければと思います。

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