将来の貯金を効率よく貯める方法

女性30代 sakkoverycherryさん 30代/女性 解決済み

保険の窓口や、住宅展示場に来ているファイナンシャルプランナーにお金の積み立て方について相談したことがあります。資産を運用した65歳で受け取るやり方をしたほうがいいと勧められて、政界株式100%の養老保険に分類されるプランを進められました。私自身もその内容を見ると、運用率も伸びているし、将来的に受け取れる金額も大きくなり、老後の資金として活用できるのではないかと思っています。家庭で使用する大きな金額になるので、別の意見も参考にしたいと思い、保険の総合窓口に足を運ぶと、ファイナンシャルプランナーが進めていた世界株式100%ではなく、死亡保険金付き積み立てを進められました。運用率は変わりませんと言われて、同じような保険なのに人が違えば、進めてくる内容が違うのはなぜなのでしょうか。

1 名の専門家が回答しています

大賀 香代 オオガ カヨ
分野 お金の貯め方全般
50代前半    女性

大分県

2021/03/09

sakkoverycherryさんご質問をいただきありがとうございます。

私も2019年に独立するまでは、保険代理店に所属するファイナンシャルプランナーで、住宅展示場などにも依頼されてセミナーを行ったり、ライフプランなどを作成するお仕事に多く携わってきました。
その経験から申し上げると、保険の窓口や住宅展示場に来ているファインシャルプランナーがお勧めする内容が違う理由は4つあります。


①持っている資格が違う
②好きな保険の好みがある
③特定の保険会社とのつながりがある
④保険代理店のノルマがある

まず、全体的に言えることですが、一概に「ファイナンシャルプランナー」といっても、個別相談などが無料で、最終的に保険や金融商品など具体的な商品のお勧めをする方の場合は、ファイナンシャルプランナーが商品の販売を促進する役割を担っていることが多いです。


それは保険の契約をしていただければ、販売手数料収入が入るからです。その収入を見込んで、相談を無料にしているため、保険代理店や住宅展示場からお金をいただいているファイナンシャルプランナーの使命は「お客様からご契約をいただくこと」となります。

①についてですが、
保険を販売するには「募集人資格」が必要です。「一般課程」という試験を受けて取得します。その資格をとることで、保険の説明や保険の契約をすることができるようになります。
その次に「専門課程」試験と「変額保険販売資格試験」というのがあり、合格すると今回sakkoverycherryさんが最初のプランナーさんに勧められた「変額保険」が取り扱えるようになります。

「変額保険」とは、契約者が支払った保険料の一部を運用していく保険で、その運用実績によって将来受け取る保険金や解約返戻金の金額が増減する保険です。

ご質問の、2番目のファイナンシャルプランナーさんが、どのような生命保険をお勧めしたのかはわかりませんが、それが「変額保険」でない場合は、「持っている資格の違い」が考えられます。

②についてですが、
保険の勉強を重ねていくと「この保険いいな」「好きだな」という「好み」がでてきます。なるべくお客様に合った保険をお選びするようなシステムになっていても、最終的にお客様がどちらか迷ったときなどは、やはり自分の好きな保険をお勧めすることが多いです。

また、変額保険を取り扱う為には、為替や株式などの運用商品の勉強などもしていきますから、その中で、自分自身も運用が「得意」「好き」という人もいます。そういう方は「変額保険」を好んでお勧めしますし、逆に「運用は苦手」な人は「変額保険」は積極的にお勧めしません。

③についてですが、
保険代理店には、特定の保険会社の商品だけ扱う代理店と、複数の保険会社を取り扱う代理店の2種類があります。
保険の窓口は複数社取り扱っているので、今回のケースには当てはまりませんが、住宅展示場で個別相談を行っているファイナンシャルプランナーの中には、特定の保険会社の商品だけを取り扱う代理店に所属しているファイナンシャルプランナーがいるかもしれません。その場合は特定の保険会社の保険しか提案できないので、医療保険も生命保険もすべて同じ会社のものということがあります。



④についてですが、
保険代理店には、取り扱っている会社それぞれに「最低限のノルマ」があります。
5社取り扱いがあれば、1社ごと、年間〇件、半年で〇円分の保険料、などのノルマです。
そのノルマが達成できなければ、その保険会社の保険を取り扱えなくというきまりがあるため、期限が迫っていて、達成できてない保険があれば、お客様にその保険を率先して提案している可能性もあります。


保険会社や特定の業種に所属するファイナンシャルプランナーは「中立でありたい」と願っていることを信じていますが、それが難しい状況にあることをご理解いただけるかと思います。

保険は生涯を通じて大きな買い物になります。
ご自身で判断、選択できる知識は必要ですがなかなかハードルが高いですよね。
そんな時は、相談料を払っても「お客様の立場」で考えてくれるファイナンシャルプランナーに相談すると、本当に自分に必要な保険というのを教えてもらえると思います。

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