家は購入した方が良いか、賃貸の方が良いか

こんにちは。「ライフ＆マネー」コンサルタントの五十嵐秀司です。
持ち家か、賃貸かで迷われる方は多いです。まずは持ち家のメリット・デメリットを整理します。
＜メリット＞
・購入した資産が、自分の所有になる。
・万が一、ローン支払い者が亡くなった場合、保険に入っていれば遺族の所有となる。
・住宅ローンを返済してしまえば、維持管理費のみになり、負担が激減する。
・一生住めるので、老後の住居の不安がなくなる。
・ローン支払い額と同じ家賃の場合、一般的に持ち家のほうがグレードの高い広い家に住める。
・リフォームなど自由にできる。
＜デメリット＞
・住宅ローンの支払い（元金＋金利）がある。
・天災時のリスクがある。
・固定資産税などの税金負担がある。
・引っ越しがしずらい。
以上のとおりです。賃貸はこの裏返しです。
金銭面だけを考えれば、現在の歴史的低金利が続くのであれば、購入のほうがメリットがあるといえます。ただし賃貸の場合、引っ越ししやすいなど身軽なことが魅力です。
相談者さまのの場合、近くの実家に持ち家があるとのことで、将来そこに住むことができるのか、という点も考慮に入れたほうがいいでしょう。
住宅ローンを組めるかどうかは、金融機関の判断になります。ただし一般的に総額は年収の５倍以内に抑えたほうがいいといわれます。また定年後に負担にならないようにしなくてはいけません。
気に入った物件があるのなら、販売会社や金融機関にローンのシミュレーションをしてもらってみてはいかがでしょうか。イメージが湧くと思います。