筆者自身はペットを飼っていませんが、周囲には犬・猫・うさぎなどの動物と暮らす人がたくさんいます。そのため「うちの〇〇(ペットの名前)が夜中に体調を崩して慌てて車で動物病院行ったよー」という話を聞くのは決して珍しくありません。
そもそも、人間と動物は共通言語を持たないため、動物の様子が普段と違っていても、獣医師など相応の知識がある人でないと、どの程度深刻な状況かが判断付かないのです。このような背景を考えると、たとえ夜中であっても動物病院を受診すること自体は至極正しい対応でしょう。
しかし、実際のところ、様子がおかしかったとしても、それが毎回「すぐに獣医師の診察を受けないと大変なことになる」状態だとは限りません。獣医師など専門的な知識を持つ人に相談した結果「しばらくは様子見で大丈夫ですよ」という回答があれば、夜中に慌てて動物病院に行く必要もないでしょう。
「でも、どうやって相談すれば良いの?」という人のために、今回は定額制のペットの健康・しつけ相談サービス「ペッツオーライ」をご紹介しましょう。
目次
コロナ禍でペットと暮らす人は増えたものの
本題に入る前に、興味深いデータを見つけたのでご紹介します。
「飼い方・育て方を詳しく調べていない」のは6割超
民間調査会社「株式会社クロス・マーケティング」の調査によれば、1度目の緊急事態宣言(2020年4月)が発令されて以降、新たにペットを飼い始めた・飼育を検討した人は、全体の9.7%に上りました。しかし、これらの人の中で、ペットの飼い方・育て方について「詳しく調べたことがある」のはわずか36.4%に過ぎなかったのです。
出典:ペットに関する調査(2020年) | リサーチ・市場調査ならクロス・マーケティング
つまり、この調査結果を見る限りでは、6割超の人が「詳しく飼い方・育て方を調べないうちにペットを飼い始める」ということがわかります。
「調べない」のではなく「調べられない」のでは?
この結果を見て、筆者が思ったのは
ということです。つまり、ペットの飼い方・育て方に関する情報を調べようとしても、様々な要因でうまくいかない故「簡単に調べたことがある」「調べたことはない」という回答を選ばざるを得なかったことが考えられます。
その理由として考えられる
- ペットは人間との共通言語を持たない
- ネットの記事は100%信用できない
- ペットショップも24時間対応ではない
- 聞き忘れも多く、こんなこと聞いて良いのかなという恥ずかしさもある
- 状況が正確に伝わらず、適切な回答が得られないケースも多い
の5点について解説しましょう。
ペットは人間との共通言語を持たない
人間の場合、自分がどんな気持ちでいるのかを相手に伝えるなど、コミュニケーションをとりたい際は、音声として言葉にするのが基本的な方法です。しかし、人間以外の動物はこのような方法でコミュニケーションを取るとは限りません。
例えば、犬は自分がどんな気持ちでいるのかを相手に伝えるために、主に体の動き(ボディランゲージ)を使うという特徴があります。
具体的には
- パチパチとまばたきをする
- 体をブルブルと振る
- 床や地面のにおいを嗅ぐ
という動きをすることがありますが、これらはストレスを感じていることを表現する動作として行われている可能性もあるのです。
このように、犬を含めた動物と人間とでは、言語のあり方が全く違う=共通言語を持たないため、たとえ動物が体調を崩していたり、ストレスを感じていたりして、普段とは違う行動をしていたとしても、その動物の生態に関する知識がある人(獣医師、動物看護師、トリマーなど)でなければ、行動の裏に隠された真意を理解し、適切な対応を行うことはできません。
真意がわからない、何が起こっているのか理解できない以上、どう対処すれば良いのか調べようもないのです。
ネットの記事は100%信用できない
ペットのことに限らず、情報収集の手段の1つとしてインターネットは広く用いられています。
また、それぞれのペットに個性があるので、全てのペットに同じ対応をして良いというわけでもないのです。さらに、ペットに起きるトラブル1つとっても、記事によっては全く見当違いなことが書かれているのも珍しくないため、鵜呑みにしないほうが良いでしょう。
ペットショップも24時間対応ではない
ちょっとした体調不良や、しつけに関するアドバイス程度なら、例えばペットのお迎え元のペットショップの店員、保護団体の担当者やブリーダーに電話で聞くという手段もあります。
しかし、ほとんどのペットショップは夜(19時~20時頃)になると閉店してしまい、店員も帰宅してしまうのが実情です。また、保護団体の担当者やブリーダーについても、事務所に24時間常駐し、質問対応を行っていることは極めてまれでしょう。
聞き忘れも多く、こんなこと聞いて良いのかなという恥ずかしさもある
ペットを飼っていると、定期的に動物病院で検診を受けたり、体調を崩しがちなときに診察を受けたりというのは決して珍しくありません。しかし、事前に聞きたいことを取りまとめていかないと、検診や診察が終わってから「あっ、あのことも聞いておけばよかった!」と聞き忘れに気づく羽目になります。
また、動物病院では、獣医師などのスタッフが忙しく働いているため、ちょっとした疑問を聞こうとしても「こんなこと聞いて良いのかな」という恥ずかしさや遠慮が働いてしまう人もいるかもしれません。
状況が正確に伝わらず、適切な回答が得られないケースも多い
今回紹介する「ペッツオーライ」以外にも、ペットの健康・しつけに関する相談サービスは他にも存在します。しかし
- 電話相談では飼い主の音声でしか伝えることができない
- テキストメッセージでのやり取りが基本となっている
- ペットの様子を撮影した動画を添付することはできない
など、ペットの状況が適切に伝わりにくい仕様であるため、状況が正確に伝わらず、適切な回答が得られないケースも多いのが実情です。
毎月1,738円(税込)で安心が手に入る「ペッツオーライ」とは?
出典:ペットの困りごと、すべて専門家が回答 | ペッツオーライ
ここまで触れてきた通り、ペットを飼っている人、これから飼うことを検討している人にとっては
が、ペットの健康を保ち、長く一緒に暮らしていくための大きな課題になるでしょう。その課題を解決するサービスとして「ペッツオーライ」をご紹介します。
定額制のペットの健康・しつけ相談サービス
ペッツオーライとは、一言でまとめると
です。毎月1,738円(税込)の利用料を支払うことで
- ペットの病気の原因・対処法・予防法
- ペットのしつけの方法
- ペットの体質にあった食事
など、ペットの健康・しつけに関する悩みごとを、獣医師などの専門家に24時間365日オンラインで相談できます。
犬、猫はもちろんエキゾチックアニマルにも対応
なお、2021年5月現在、以下の動物の相談に対応しているとのことです。
病気・健康チェック | 犬、猫、うさぎ、フェレット、モルモット |
---|---|
フード | 犬、猫 |
しつけ | 犬 |
お得に利用できるクーポンも配信されている
なお「ペッツオーライ」では、お得に利用できるクーポンも配信されています。最近では、コロナ禍での外出自粛にともない、30日間無料で利用できるクーポンコードを配信しました。
参照:外出自粛に伴い、24時間獣医師無料相談のペッツオーライが30日間の無償提供を開始|ペッツオーライ株式会社のプレスリリース
「ペッツオーライ」をすべてのペットと暮らす人におすすめしたい7つの理由
筆者はペットと暮らしてはいませんが、調べれば調べるほど「上手に使えば、ペットと暮らす人には相当便利なサービスだろうな」と感じました。その理由として
- 24時間365日相談を受け付けてくれる
- 獣医師などの専門家が質問に対応する
- 相談フォームの使い方が簡単
- 毎月何度質問してもOK
- ペットのライフログとしても使える
- ペットとの思い出を無制限に保存できる
- 多頭飼育の場合でも追加料金なしで利用可能
の7つを解説します。
理由1.24時間365日相談を受け付けてくれる
「ペッツオーライ」はオンラインで24時間365日、獣医師などの専門家にペットの健康・しつけに関する悩みを相談することが可能です。
夜8時以降の相談でも安心
そのため、夜8時以降など、ペットショップや夜間の緊急対応を行わない動物病院が閉まってしまった後でも、ペットの様子がおかしいときは、いつでも相談できます。「もう夜遅いから無理かな」と時間を気にする必要はありません。
理由2.獣医師などの専門家が質問に対応する
また「ペッツオーライ」では、利用者から寄せられた相談に対しての回答は、獣医師などの専門家が行っています。
病院に連れていくかどうかの判断も的確にできる
ネットの記事のように「誰が書いたかわからない」ということはあり得ないため、非常に信ぴょう性の高い情報が即座に手に入るのが大きなメリットです。もちろん、ペットの様子がおかしい場合でも、すぐにでも動物病院に連れていくべきかの判断も的確にできます。
例えば「飼い犬が緑色の目やにを出していた」という相談の場合、以下のようにアドバイスが届きます。
回答を読んで、さらに気になる点があれば、チャットで質問することもできるので、着実に疑問点や不安を解消していけるはずです。
出典:獣医師からの回答イメージ(病気相談) | ペットの困りごと、すべて専門家が回答 | ペッツオーライ
出典:獣医師からの回答イメージ(病気相談) | ペットの困りごと、すべて専門家が回答 | ペッツオーライ
十分なフォローが受けられる上に、「動物病院に連れていくほどの状態ではない」場合にまで動物病院に連れていくということが避けられるため、時間と費用の大幅な節約にもつながります。
理由3.相談フォームの使い方が簡単
ペットの健康・しつけ相談サービス自体は他にもありますが、「ペッツオーライ」の場合、相談の方法が非常に簡単な点も特筆すべき点でしょう。
選択式の問診票と動画を送信するだけ
出典:使い方 | ペットの困りごと、すべて専門家が回答 | ペッツオーライ
飼い主がやるべきことは
- 選択式の問診票に入力する
- ペットの様子を動画として撮影し送信する
の2点だけです。つまり
- 相談者にとっては、簡単に相談ができる
- 回答者(獣医師などの専門家)にとっては、正確な情報が入手でき、的確なアドバイスをできる
という「相談する側にも、回答する側にもメリットの大きい」方法になっています。
理由4.毎月何度質問してもOK
「ペッツオーライ」を利用する際、月額1,728円(税込)の利用料を支払う必要がありますが、質問数に制限はありません。
「おや?」と思ったら聞いてみよう
特に「人生で初めてペットを飼う人」は
- 自宅を掃除してペットが暮らしやすい生活環境に整える
- トイレトレーニングを行う
- 体質に合ったフードを選ぶ
など「一見細かいけど、実はペットの健康やしつけを左右する大事な作業」を着実にこなしていかないといけません。「迷ったらまず質問」がいかに効率的かわかるはずです。
理由5.ペットのライフログとしても使える
ペットのワクチン接種や投薬の履歴は、獣医師が診察をする際には重要な情報の1つとして用いられます。当然、ひとつにまとめて記録しておくことが望ましいです。
薬や食事の情報も記録できます
「ペッツオーライ」には
- ワクチン接種、投薬の履歴
- 体重・呼吸数・心拍数などの情報
- 普段の食事に関する情報
などをひとまとめにして日記感覚で記録できます。いわば「ライフログ」としての機能も有しているため、動物病院で診察を受ける場合も、獣医師や動物看護師とのやり取りがスムーズにできるのです。
理由6.ペットとの思い出を無制限に保存できる
これはペットの健康・しつけとは直接の関係はありませんが、案外重要な機能なので紹介します。
写真は無制限に保存可能
ペットを飼っていると、ペット単独の写真はもちろん、自分自身や家族、友人・知人とペットが映った写真をついつい撮ってしまうはずです。しかし
- 気が付いたら、スマートフォンの容量がいっぱいになっていた
- スマートフォンが故障してしまい、データのサルベージもできなかったため、ペットと撮った写真が全部消えてしまった
という悲劇も起こりえます。
理由7.多頭飼育の場合でも追加料金なしで利用可能
本当に動物が好きで、自宅に十分な飼育スペースが確保できる人なら「犬2匹」「猫1匹とうさぎ2匹」などというように、複数のペットと暮らしているのも珍しくありません。「ペッツオーライ」は、このような「多頭飼育」をしている人にもおすすめします。
最大で8頭までOK
既に触れた通り、ペッツオーライのサービスに対応している動物は以下の通りです。
病気・健康チェック | 犬、猫、うさぎ、フェレット、モルモット |
---|---|
フード | 犬、猫 |
しつけ | 犬 |
「ペッツオーライ」に対応している動物であれば、最大で8頭まで1つのアカウントでサービスを利用できるので、フル活用しましょう。
たとえば、「もともとは猫を1匹だけ飼っていたけど、後からもう1匹お迎えした」というように、途中から複数のペットを飼育することになった場合
- 新しく一緒に暮らし始めたペットに対してどうやってしつけをするか
- 以前から一緒に暮らしているペットと仲良くなってもらうためにどうやって環境を整えるか
など、課題が山積みになります。
【結論】正確な情報がペットとの幸せな生活には不可欠
そろそろまとめに入ります。筆者がこの記事を書いていて気が付いたのは
ということです。
的確な健康管理こそが、ペットの長生きと節約を両立する唯一の手段
日本の場合、人間が病気・ケガをして病院にかかったとしても、公的医療保険が使えるため、実際にかかる費用の一部を負担すれば治療が受けられます(一部例外あり)。しかし、ペットには現状、そのような仕組みはありません。
このような状況を鑑みて、民間の損害保険会社や少額短期保険会社からペット保険が販売されていますが、仮に加入していたとしても、動物病院で治療を受けた際に100%医療費が補償されるとは限らないのです。
このような状況を考えると、「正確な情報に基づいた健康管理を行うこと」が、ペットの寿命を延ばし、かつ、節約をするためには非常に重要です。そのためのツールとして、ぜひ「ペッツオーライ」を使っていただきたく思います。
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