中高生のキャッシュレスデビューに!元クレカメディア担当が「WebMoneyプリペイドカード」を推す7つの理由

実は筆者は以前、クレジットカード関連のメディアの担当者をしていました。そのため、クレジットカードが絡んだ記事にできる話題がないか常に探していたのですが、その中で関心を持ったテーマの1つに「中学生・高校生でも使えるキャッシュレス決済の手段はないのか」がありました。

そこで今回は、元クレカメディア担当の筆者が「中学生・高校生でも使えるキャッシュレス決済の手段はないのか」という疑問に本気で答えてみることにしました。

中高生でも使える安全なキャッシュレス決済の1つとして「WebMoneyプリペイドカード」についても紹介するので、併せてご覧ください。

中高生とキャッシュレスの微妙な関係

実際のところ、中学生・高校生がキャッシュレス決済を使うのは、かなりハードルが高いです。そもそも、なぜそのような微妙な関係に陥っているのか、理由を解説しましょう。

そもそも中高生はクレジットカードNG

クレジットカードを使って物・サービスを購入する場合、具体的には以下の流れで取引が進んでいきます。

  1. 加盟店(クレジットカードが使える店舗、オンラインショッピングなど)で物・サービスを購入し、クレジットカードで支払いを行う
  2. クレジットカード会社は加盟店からの連絡を受け、会員が実際に利用した分から手数料を差し引いた金額を、一度立て替えて支払う
  3. クレジットカード会社は一定期間の会員の利用額を集計し、所定の期日に会員に対し請求を行う
  4. クレジットカード会社所定の引落日が到来したら、予め会員が支払元として指定した銀行口座から請求額が引き落とされる

これらの流れを見てもわかる通り「一度、クレジットカード会社からお金を借り、後で返済する」ということが行われているのです。これは、法律行為(契約を結ぶこと)の一種にあたります。

そして、未成年(2021年現在は20歳未満の人)は、保護者などの法定代理人の同意を得なくては原則として有効な法律行為を行うことはできません。中学生・高校生(定時制高校に通う社会人を除く)はほぼ未成年であるため、法律行為の一種である「クレジットカードを作る」こと自体が、親権者の同意を得なくてはできないのです。

このような法律上の背景があることを鑑み「一部の例外(単身で海外の高校に留学・進学するなど)を除き、中学生・高校生に対してのクレジットカードの発行は行わない」クレジットカード会社がほとんどと考えましょう。

デビットカードは高校生ならギリギリOK

クレジットカード以外のキャッシュレス決済の方法として考えられるのが、デビットカードです。

支払元となる銀行口座を指定しておき、加盟店(利用できる店舗のこと)での支払に使うと、瞬時に銀行口座から利用額が引き落とされる仕組みの決済用のカードを指します。

なお、現在は「国際ブランドデビット」と言って、クレジットカードの加盟店で、クレジットカードと同じように使えるデビットカードが主流です。

デビットカードに関しては、扱っているほとんどの銀行が「中学生を除く15歳以上の個人」であれば申込が可能、としていることが多いです。一部の例外を除き、審査もありません。つまり、高校生であれば使えると考えてよいでしょう。

現状、日本で出回っている国際ブランドデビットには

  • Visaデビットカード
  • JCBデビットカード
  • Mastercardデビットカード

の3種類があります。扱う国際ブランドはは、発行元となる銀行によっても異なるので

  • 自分が口座を持っている銀行がデビットカードの発行をしているのか
  • デビットカードの国際ブランドは何か

は確認しておくと良いでしょう。

「支払いはクレカのみ」で涙を呑む羽目に

筆者は今の中学生・高校生の親世代に属する人間ですが

  • 買い物をしたいときはデパートやショッピングセンターに足を運ぶ
  • アーティストのライブなどのイベントに行きたいときは電話をかけてチケットガイド経由でチケットを入手する

など「欲しいものがあれば、実店舗に足を運ぶ」のが当然でした。

一方、今は買い物でもイベントのチケットでも、家からオンラインで手に入れるのが普通にできてしまいます。

ただし、そこで問題になるのが「どうやって支払いをするか」です。

どこのオンラインショップで何を買うかにもよって異なりますが、大分すると

  • クレジットカード決済以外の支払手段は受け付けない
  • クレジットカード決済以外の支払手段も受け付ける(コンビニ決済、銀行振り込みなど)

の2つに分かれます。

そして、仮に欲しいものを売っているオンラインショップが後者の店舗だった場合、支払をどうするかが問題になるのです。

本人にそこまでの思い入れがないなら「買わないであきらめる」という手段も使えますが、どうしても手に入れたいものだった場合は現実的な解決策を考える必要があるでしょう。

だからと言って親が何でも払うのはおすすめしない

高校生であれば、デビットカードを使って自分のお小遣いで払う、という手段が使えるかもしれません。クレジットカードが使える店舗、オンラインショップであれば、デビットカードも一部の例外(ガソリンスタンドや機内販売、月額課金コンテンツなど)を除き、同様に支払いに使えるからです。

しかし、中学生の場合は「保護者に頼んで、保護者名義のクレジットカードを使って支払いをする」のが現実的な解決策になってしまいます。

この方法が悪いとまでは言えませんが

  • 毎月のお小遣いから少しずつでも返してもらう
  • クリスマス・誕生日プレゼントとして買ってあげる

など「保護者名義のクレジットカードを使って買い物をすること」に関し、一定のルールを設けておくことが必要です。

言い方は良くありませんが「うちの親、頼めば何でも買ってくれる」と思われてしまうと、「買い物をする際に、本当に必要かを吟味した上でお金を使う」という習慣が身につきにくくなります。

将来、重大な金銭トラブルに巻き込まれる恐れもあるので、注意しましょう。

中高生でも使える!「WebMoneyプリペイドカード」って?

ここまでの話をまとめると

  • 近年は、買い物をする場が「実店舗」から「オンライン」へ移ってきている
  • オンラインで買い物をする場合、クレジットカードでの支払いが主流
  • それにも関わらず、ごく一部の例外を除いて中学生・高校生はクレジットカードを使えない
  • 高校生ならデビットカードを使えるが、中学生は結局保護者のクレジットカード頼みになりがち

という現状と問題点が浮かび上がってきます。

そこで、1つの解決策として筆者が提案したいのが「WebMoneyプリペイドカード」です。

「WebMoneyプリペイドカード」とは

出典:WebMoneyプリペイドカード:電子マネーWebMoney(ウェブマネー)

プリペイド(前払い)型の電子マネーの1つに「WebMoney(ウェブマネー)」があります。1998年4月からサービスを開始した、日本でも有数の歴史を誇る決済サービスの1つです。

この「WebMoney(ウェブマネー)」が使えるカードが「WebMoneyプリペイドカード」と考えましょう。

発行元はあの大手通信会社のグループ会社

なお「WebMoneyプリペイドカード」はauペイメント株式会社が発行しています。同社は、名前からもわかるように、大手通信会社・KDDI株式会社のグループ決済・金融事業を統括する金融持株会社(中間持株会社)であるauフィナンシャルホールディングスのグループ企業の1つです。

20年以上のサービスの運営歴がある上に、発行元の会社が属するグループも、実績・資本力ともに申し分ないので、安心して使えるでしょう。

2種類のカードを比較してみました

なお、2021年8月現在「WebMoneyプリペイドカード」には

  • WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)
  • WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)

の2種類があります。どういう違いがあるのか、表にまとめてみました。

項目 WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード) WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)
特徴 ・カード受け取り時に本人確認書類の提示が必要
・カード更新が可能
・未成年者が申し込む場合は親権者の同意が必須
・本人確認は不要
・Mastercardとしての利用金額に上限がある
発送手数料 無料
年会費 無料
残高上限 100万ポイントまで(※1WebMoneyポイント=1円)
WebMoney利用上限 残高の範囲内
Mastercard利用上限 残高の範囲内 10万円/月
※利用上限は、個人が保有するすべてのWebMoneyプリペイドカードLiteによる利用POINTの合算の値
利用可能加盟店 WebMoney加盟店・Mastercard加盟店※一部店舗を除く
チャージ手段 セブン銀行ATM
ローソン銀行ATM
auショップ
ローソン
自遊空間
インターネットバンキング
三菱UFJ銀行チャージ
セブン銀行ATM
ローソン銀行ATM
auショップ
ローソン
自遊空間
クレジットカード
現金への払い出し手段 セブン銀行ATM
ローソン銀行ATM
※カード1枚につき月1回まで手数料無料
なし
カード間送金 可能(別途、所定の手続きが必要なケースがある) 非対応
カード有効期限 カード発行より5年
本人確認 あり なし
カード名義 本人(ローマ字表記) WEBMONEY USER
EMV式接触型ICチップ あり なし
保有上限枚数 1枚 1枚
アプリへのカード登録 必要(公式アプリ以外から申し込みした場合は不要) 必要

「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」の方が、本人確認を行う上に、未成年者は保護者の同意が必須であるとしていることから、機能は充実しています。

どちらを選ぶかはその時の状況次第ですが、より機能が充実しているものが良いなら「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」を選ぶと良いでしょう。

なお、「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」の受け取りの際は、本人確認書類の提示が必要になります。中学生・高校生の場合運転免許証は持てないため

  • パスポート(2020年2月3日以前に発行されたもの)
  • マイナンバーカード

のいずれかが必要です。条件を満たすパスポートがない場合は、マイナンバーカードを入手しておきましょう。

元クレカメディア担当が「WebMoneyプリペイドカード」を推す7つの理由

「WebMoneyプリペイドカード」の基本について説明したところで、元クレカメディア担当者の筆者が「これは中学生・高校生のキャッシュレスデビューにおすすめかも」と思った7つの理由をお話しします。

1.何歳からでも作れる

クレジットカードの場合は原則18歳以上、デビットカードの場合は原則15歳(ただし中学生は除く)でないと、申込すらできません。しかし「WebMoneyプリペイドカード」は何歳からでも申し込みが可能です。

ただし、記名式である「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」を未成年が申し込もうとする場合は、親権者の同意が必須になります。「子どもが独断で申し込む」ということができない仕様になっているため、安心です。

2.チャージが前提なので使いすぎない

「WebMoneyプリペイドカード」はあくまでプリペイドカードです。

つまり、予めチャージ(残高の積み増し)をした分しか使えません。クレジットカードなどの後払いの決済手段とは違い「手元にある分しか使えない」ので、無駄遣いが防げます。

3.チャージ方法も豊富

「WebMoneyプリペイドカード」を使う際は、予めチャージをしなくてはいけませんが、色々な方法でチャージすることが可能です。ただし、カードの種類によって対応している場所・方法が異なるので、表にまとめました。

カードの種類 WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード) WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)
チャージ手段 セブン銀行ATM
ローソン銀行ATM
auショップ
ローソン
自遊空間
インターネットバンキング
三菱UFJ銀行チャージ
セブン銀行ATM
ローソン銀行ATM
auショップ
ローソン
自遊空間
クレジットカード

4.アプリで利用明細をこまめにチェックできる

キャッシュレス決済を使う際に心がけたいのが「利用明細をこまめにチェックする」ことです。

  • 手元から現金が出ていくわけではないため「お金を使った」という実感がわきにくいためついつい無駄遣いしてしまう
  • 何らかの理由でカード番号やセキュリティコードが流出し、不正使用されてしまう

などのトラブルを避けるためにも、これは習慣づけましょう。

なお、WebMoneyには専用のアプリが用意されています。以下の画像にもあるように

  • 利用明細の確認
  • 各種QRコードの読み取り
  • カード間の送金
  • ポイントから現金への払い出し
  • カードの一時ロック
  • 暗証番号設定
  • 再発行手続き

などを、このアプリを通じて行う仕組みです。

出典:WebMoneyプリペイドカード アプリについて:電子マネーWebMoney(ウェブマネー)

5.国内外のMastercard・WebMoney加盟店での買い物に使える

「WebMoneyプリペイドカード」の表面を見ると、クレジットカードの国際ブランドの1つ・Mastercardのロゴマークが入っているのがわかるはずです。この事実からもわかるように、国内外のMastercardの加盟店(実店舗・オンライン)での買い物に使うことが可能です。

もちろん、WebMoneyの加盟店(オンラインのみ)でも使えます。

パソコン・スマホでプレイするオンラインゲームの有料コンテンツを購入する際の支払いに使うことも可能です。ゲーム好きのお子さんに持たせて、お小遣いの範囲内で有料コンテンツを買うかどうかを判断してもらう形で使うのも1つの手段でしょう。

6.カード間での送金もできる

「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」を持っている人同士であれば、自分のポイントを送金することができます。この方法を利用すれば「親が毎月のお小遣いを、子どものカードにポイントとして送金する」ことも可能です。

なお、相手が目の前にいる場合は「バーコードで送る」を選択し、相手にバーコードを読み取ってもらえば簡単に送金が終わります。

出典:送金/払出:電子マネーWebMoney(ウェブマネー)

7.万が一落としても再発行できる

「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」「WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)」ともに、万が一落としてしまったとしても、アプリから手続きを行うことで

  • 利用の一時停止・再開
  • 再発行の申込

を行うことが可能です。

現金とは違い「落としたら戻ってこない」ということがないため、防犯上も安心して利用できるのは大きなメリットでしょう。

文章内でも何度となく触れてきた通り、中学生・高校生がキャッシュレス決済を使うのはかなりハードルが高いです。しかし

  • 無駄遣いをしないよう心掛ける
  • 利用明細をこまめにチェックする

など、注意して使えばかなり便利なのも確かでしょう。

「うちの子にはまだ早いかな?」と思うかもしれませんが、少しずつキャッシュレス決済に慣れるという意味でも「WebMoneyプリペイドカード」は良いきっかけづくりになるはずです。

なお、実際に申込をする際は、公式Webページからアプリをダウンロードした上で、アプリを経由して申し込むという流れになっています。興味がある方は、さっそく公式Webページをチェックしてみましょう!

「WebMoneyプリペイドカード」公式Webページはこちら

FP 荒井 美亜

FP 荒井 美亜あらい みあ

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大学院まで行って公認会計士を目指していたものの、紆余曲折を経て今は「日本一、お金のことを楽しくわかりやすく説明できるライター兼ファイナンシャルプランナー」目指して活動中です。日本FP協会のイベントのお手伝いもしています。保有資格)日本FP協会認定AFP、FP技能検定2級、税理士会計科目合格、日商簿記検定1級、全経簿記能力検定上級、貸金業務取扱主任者試験合格

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