老後の収入について。

女性30代 akm373さん 30代/女性 解決済み

私は今29歳で夫も同い年です。生命保険を契約する時に私たちが高齢になる頃受け取れる年金は期待しない方が良いと言われ、自営業の夫は死ぬまで働く!と言っています。高齢社会ですので年金が少なくなることに理解は出来ますが、高齢になってまで必死に働かないと生きていけないことに焦りや不安を感じます。この年齢から老後のことを考え貯蓄していくなんて、今を十分に楽しめないように感じてしまい、日々少しの貯金をするだけで精一杯です。稼ぎの良い方ならまだしも、このご時世だと毎月のやりくりがやっとという家庭が多そうですよね。そのことを踏まえ、加入した生命保険は貯蓄型にしましたが、保険について無知なのでこれで十分なのか、老後お金に苦しまずにやっていけるのか不安です。毎月の保険代は高い方だと思うのですが将来の為と思い払っています。毎月支払い大変だなぁと思いながら必死に保険代を払っていることに複雑な気持ちになることもあります。老後少しでもお金を増やすなら若いうちに無理してでも貯金しろということかと、しんどいなぁと感じているのが正直なところです。また、うちは夫婦共に長子で実家に頼ることは出来ないですし、頼ることもしたくないので、何が何でも自分たちでやるしかありません。長子なので親に何かあった場合等の出費も乗っかってきますし、もし子供が生まれたらそこにもお金がかかるので、不安はつきないですよ」。可能なら老後は夫婦2人でのんびりと暮らしたいものですが。。

2 名の専門家が回答しています

内宮 慶之 ウチミヤ ヨシユキ
分野 老後のお金全般
50代後半    男性

京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 三重県

2021/04/15

ご相談ありがとうございます。
このご時世ですから、将来に漠然とした不安を抱えていらっしゃるのは、あなただけではないと思います。

保険のお話は、保険屋さんの営業トークに乗せられてしまった感が強いように思います。
保険屋さんは、貯蓄型の保険を売れば自身の実入りが良いため、そのような保険商品を強く勧める傾向にあります。
現在の貯蓄型の保険は予定利率が低く、保険を使った資産運用は現実的ではありません。

貯蓄を行うことが苦手な方向けに、半強制的に貯蓄をするためのものではないでしょうか。
保険は保険として、認識する必要があります。そもそも保険とは大切な人を守るためのものです。

29歳はまだまだお若く、老後を心配する年代ではないように思いますが、
老後に備えるという意味では、iDeCoや積み立てNISAをしっかり利用するほうが得策です。
貯蓄型保険を定期保険に切り替えて、iDeCoとNISAで積み立て投資を行うことをお勧めします。

iDeCoには税制優遇制度があり、大きく節税できます。拠出するだけでも所得控除を享受することができます。
払い出し時には、退職所得控除が適用され、最も有利な所得控除が適用されます。
積み立てNISAでは、長期積立分散投資効果が得られることから、長期投資に最適です。

iDeCoや積み立てNISA制度を金融庁や証券会社等のHPで確認してみてください。

金融庁:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/index.html
iDeCo公式サイト:https://www.ideco-koushiki.jp/

小林 恵 コバヤシ ケイ
分野 老後のお金全般
50代前半    男性

石川県 福井県

2021/04/15

年金に関して言えば日本の年金制度の将来がどうこう言う以前に、自営業の方だと例え今の年金の水準が維持出来たとしても、老後十分な金額は期待出来ません。
というのは、会社勤めの人は「老齢厚生年金」と言って、国民全員が加入する国民年金の部分に加え、月々の給与に応じた厚生年金部分が老後に支給されるのですが、自営業の場合だと国民年金の部分しかありません。年額にすると80万円弱です。生活費としては全然足りません。
だから自営業の人は、民間の保険会社の個人年金に加入したり、自分で厚生年金と同じ部分を積み立てる「小規模企業共済」に加入したり、自分で運用先(拠出先)を選ぶ確定拠出年金(iDeCo)を活用して老後に備えています。私も自営業ですが、個人年金と確定拠出年金に毎月お金を積み立てています。特に小規模企業共済と確定拠出年金は拠出した金額の分課税対象になる所得を減らせる(所得税と住民税を減らせる)のでメリットは非常に大きいです。(個人年金のほうはiDeCoよりも節税効果が薄いので、少なくともこれ以上増やすつもりはありません。)
老後の不安に備えるのであれば、本来は貯蓄型の保険の説明をする前にまずはこういった話をすべきだと思うのですが、ご主人様はその保険に入られた時に、そのような説明を聞いておられるのでしょうか?
貯蓄型の生命保険の意義を全て否定する訳ではありませんが、掛け捨て型の保険に比べると保険料は格段に高いですし、保険という性格上あまり高利回りだけど元本割れのリスクのあるような金融商品での運用が出来ないので、お金を増やすのには不向きです。
仮に今年利3%の金融商品を買うと、元本が100万円だとしたら複利で30年後には242万円になります。ご加入された生命保険でこれだけ増やせるのでしょうか?
ご主人様の扶養家族が現状ご質問者様だけでしたら、仮にご主人様がお亡くなりになられたとしてもそれほど多額の生活費が必要という訳ではないでしょうし、その分の生活費のための保障ということであれば掛け捨て型の保険であれば月々の掛金はせいぜい数千円ですみます。将来お子さんが出来たらその都度保障を増やしていけばいいと思います。また、お子さんが大学進学の時の資金を貯める手段としては貯蓄型の保険を活用する方法もあります。
ただ、老後の生活資金に備える手段ということであれば、先ずは小規模企業共済やiDeCoを第一に考えるべきではないでしょうか。

専門家にお金の悩みを相談できます

・ 月300円(税別)

・ 毎月3回まで質問が可能

・ 最短5分で回答可能

・ 100名超の認定専門家が回答

・ 回答率99%

関連する質問

年を取った時に、不動産売買の手続きを手伝ってもらいたい

マンションなどを購入した場合、自分が高齢になってから、建物が立て替えられることになった場合も考えられると思います。その場合、また他に住み替えをする必要があり、高齢者の不動産売買の手続きなどを手つだってもらえるシステムはあるのでしょうか。

女性40代前半 love4hpp9さん 40代前半/女性 解決済み
舘野 光広 1名が回答

老後の生活の不安について

老後の2000万円問題が取り沙汰されてから自分の老後にそんな貯蓄を残しておけるか不安です。現在、新型コロナウイルスが蔓延して、会社の業績も落ち込んでいます。日々の生活を送るための給与も残業代の削減やボーナスカットの影響を受けて減少しています。そのため毎月赤字で生活することになり、非常に苦しいです。先の見えないこの状況において、貯金をしっかり実行しながら生活することが出来ずにいます。ファイナンシャルプランナーさんに減少した給与でのベストな生活を教えていただきたいです。将来の貯蓄を考えながらする現在の生活水準における節約するべきことについて教えて頂きたいです。将来の不安もあるので、今実施しておくべき上手な貯蓄方法を教えて欲しいです。

男性30代前半 oedoblacksheepさん 30代前半/男性 解決済み
吉野 裕一 1名が回答

安心できる老後生活はどうすればよいか

現在40歳です。転勤族で有り私は正社員にはなかなかなれません。老後は悠々自適に過ごしたいと思っています。それまでには子どもの学費の工面など今後お金はかかる一方だと思うので、いろいろ考えながら生活しておりますが、おすすめの老後の生活費用の備え方を知りたいです。

女性40代前半 天然水さん 40代前半/女性 解決済み
前佛 朋子 舘野 光広 2名が回答

老後までに必要な2000万円の貯め方を知りたい

テレビのニュースで老後の必要な資金は2000万円ということがありました。この金額は、正直今の日本人の収入からは労働収入だけでは難しいと思います。終身雇用制度が崩壊して派遣が増えすぎてしまった日本は、老後までに2000万円を貯めるというのは労働収入だけではよほど大手企業でしかも管理職でもなければ無理のような気がします。そこでファイナンシャルプランナーの方にお聞きしたいのは、老後までの資金を2000万円貯めるならば労働収入以外に何がオススメなのでしょうか?今までは投資に対して消極的なところがありましたが、これからは投資を積極的にしていかなければいけないと思っています。老後の資金2000万円を貯めるには、リスクを取るのを承知の上でやるしかないと思っています。ただしどういった投資が良いのかいまいち分からないところがありますので、その点をファイナンシャルプランナーの方にお聞きしたいです。

男性40代後半 MAX888さん 40代後半/男性 解決済み
キムラ ミキ 1名が回答

老後に安心して暮らすために必要な資金は?

私はまだ20代ですが、老後のお金についてすでに若干の不安を感じています。「年金」という制度に信用が置けなくなったことも理由の一つです。ただでさえ、年金がもらえる年齢はどんどん上がっています。では、もし若いうちに一生懸命働いたうえで、老後に年金がもらえない可能性があるのだとしたら、私たちは老後に向けてどんな準備をしたらいいのでしょうか?自分でお金を貯めるとしたら、最低限どれぐらいの金額を目安に貯めたらいいのでしょうか。また、自分ひとりでどうにかする以外にできる手段・準備があるとしたら、それはどんな方法なのでしょうか?そういった、老後になるべく安心して暮らせるための準備について、話を聞きたいです。

女性30代前半 fm_handaさん 30代前半/女性 解決済み
高野 具子 1名が回答