2021/05/24

必要とされる老後資金について

男性60代 kaorutさん 60代/男性 解決済み


65歳から国民年金、厚生年金の2つがもらえ、90歳まで生きると仮定して、25年でトータルでいくら資金が必要とされるのかについて質問したいと思います。当然老後に過ごす年数、生活水準により、必要額が変わると思いますので、仮定として、90歳まで生きるとして、以下のように3段階の生活レベルに聞いてみたいと思います。

1)最低限度の生活レベルを維持するための老後資金
2)上記1)に余暇等を適度に楽しめるための資金を加えた場合に
必要な老後資金、
3)比較的豊かな老後を過ごせるために必要な老後資金をモデルケースで知りたいと思っています。
また、65歳で年金をもらいながら、現金資産を投資で増やしていくために適切な方法があるか否かについても聞いてみたいと思います。

2 名の専門家が回答しています

辻村 洋子 ツジムラ ヨウコ
分野 相続・介護
60代前半    女性

埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県

2021/05/25

ご質問ありがとうございます。

老後必要な資金についてのご質問ですね。
高齢の夫婦の年金収入世帯の生活費は、総務省の「家計調査年報(家計収支編)」平成30年度家計の概要によると月額約26万円、生命保険文化センター平成28年度「生活保障に関する調査」では、最低限必要と思われる日常生活費の平均は月に20万円から25万円、趣味や旅行を楽しむといった少しゆとりある生活費として考えられる金額が35万円という調査結果が出ております。

そこから最低限度必要な金額を20万円、平均を26万円、ゆとりある金額を35万円、65歳から90歳まで25年間として計算してみましょう。

1)20万円×12ヶ月×25年=6,000万円
2)26万円×12ヶ月×25年=7,800万円
3)35万円×12ヶ月×25年=10,500万円

1)~3)は高齢無職夫婦を対象としておりますので、単身世帯は約6割くらいを目安に考えておくといいでしょう。
また医療費として一人あたり約200万円、介護費として一人あたり約500万円をみておくと安心です。

つぎに65歳で年金をもらいながら、現金資産を投資で増やしていくために適切な方法ですが、リスクを取りたくない場合は個人向け国債をおすすめします。個人向け国債は投資額が1万円から1万円単位で購入でき、1年経過すれば中途解約が可能です。
ご自分の許容範囲内で少しくらいリスクを取ってもよければ、今までに投資のご経験があればNISA、少額でコツコツ投資されたい場合はつみたてNISAをおすすめします。通常、株や株式投資信託などで得た譲渡益や受け取った配当には約20%の税金がかかりますが、NISAもつみたてNISAも運用益が非課税というメリットがあります。

以上、ご参考になれば幸いです❣

植田 英三郎 ウエダ エイザブロウ
分野 相続・介護
80代前半    男性

大阪府 兵庫県 奈良県

2021/05/26

ご相談頂き有難うございます。

老後資金は年金がベースになりますが、夫婦2人の年金は基本のモデルは夫厚生年金・妻国民年金になっています。
今現在の夫婦の年金合計額は22万円程度になっています。あなたの場合はいかがでしょうか。

それに対して夫婦2人の生活費は平均的なケースは27万円程度になっています。ゆとりのある生活の場合は37万円程度と言われています。 ギリギリの生活の場合は22万円程度になるのではないでしょうか。
65歳から95歳まで30年間の必要資金は以下のようになるでしょう。
あなたの考える1)の場合は (37-22)×12か月×30年=5400万円
       2)の場合は  (30~27-22)×12×30=2880万円~1800万円   
       3)の場合は   (22-22)×12×30=0  年金で間にあう。
必要資金は退職金や個人年金、預貯金で充当することになります。

65歳以降に手持ち資金を運用して老後資金に充てることは、ある程度の投資経験のある人は良いですが、全く初めての場合は、
預貯金の2~3割程度に留めるか、まったく運用しないこともあるのではないでしょうか。

大きなリターンを求めず、安定株やバランス型の投資信託で運用することは良いのではないでしょうか。
誰のアドバイスによるかが課題ですが、アドバイスは受けるが自分決めれるように学習することが大切です。

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