筆者は小学校~高校時代、一番苦手だった科目が図画工作(美術)と家庭科(いわゆる「被服」)というほど、手先が不器用です。中高一貫の女子校に通っていたのですが、中学を卒業する直前に「高等部では、書道・美術・音楽のどれかを選択すれば良い」という話を聞き、「え?もう美術やらなくて良いの?やったー!」と叫んだというエピソードすらあります。
もちろん、世の中には筆者とは真逆に、手先がとても器用な人も一定数います。筆者の友人にも
- 本業は別にあるけど、副業でハンドメイド作品を販売している
- 家庭の事情により外で働くのが難しいので、個人事業主のハンドメイド作家として活動している
人が数名いるくらいです。
しかし、コンスタントに収益をあげていくためには「どうやって自分の作品を知ってもらうか」が大きな課題となります。今回は、この課題の解決策にもなる「スマホ1つで自分のWebページが作れる」サービスとして「Pont」をご紹介しましょう。
目次
ハンドメイド作家は魅力的な仕事ではあるものの
冒頭でも触れたように、手先が器用で「ものづくり」が好きな人にとっては、ハンドメイド作家は非常に魅力的な仕事であるはずです。しかし「ハンドメイド作家として生計を立てていくこと」は決して簡単ではありません。
そこで、本題に入る前に、まずは
- ハンドメイド作家として働くメリット
- ハンドメイド作家のお悩み
の2点について、掘り下げてみましょう。
ハンドメイド作家として働くメリット
ハンドメイド作品のオンライン販売サイト「minne」を運営する国内大手インターネット会社・GMOペパボ株式会社が行った「ハンドメイド 主婦・主夫作家の意識調査」の結果を用いて、ハンドメイド作家として働くメリットについて考えてみましょう。
参照:GMOペパボ株式会社「ハンドメイド 主婦・主夫作家の意識調査」
自分の好きなことを好きなペースで続けられる
ハンドメイド作家は、一般的な会社員とは違い、決まった就業時間があるわけではありません。
- 1カ月に得たいと思っている収入
- イベントやオンライン販売サイトへの出品ペース
などにより変動する部分はあるものの、「自分の私生活に影響のない程度に働く」のが基本になるでしょう。
そして、ハンドメイド作家を志す以上「一生懸命“ものづくり”をしていること」が苦にならないはずです。
つまり、ハンドメイド作家は「自分が好きな“ものづくり”を、自分の好きなペースで続けられる」仕事であるため
- 子どもが生まれて、育児・家事にある程度の時間を割かないといけなくなった
- 自分や家族が体調を崩し、外での仕事が難しくなった
- 家族の勤務先からの辞令により、引っ越しをしなくてはいけなくなった
など、自分や家族のライフステージが変化したとしても、長く続けていけるのも、大きな魅力でしょう。
作品の質が高ければ一定の収入は得られる
極端な話、ハンドメイド作家と名乗るのに特別な資格が必要なわけではありません。1回でも作品を作り、販売したことがあるなら名乗っても構わないでしょう。
しかし、それだけで生計を立てていくためには、やはり、一定水準以上の質をキープして作品を作り、販売し続けることが必要です。
ハンドメイド作家のお悩み
結局のところ、ハンドメイド作家として生計を立てていくには
ことが必須です。言葉で書くと簡単なように思えますが、実際はそう簡単ではありません。
この点について、活動中のハンドメイド作家さんたちが感じている悩みとして
- どうすれば売れるのかわからない
- 作品の説明をどう書けば良いかわからない
- 新しいお客さんが開拓できない
の3つを掘り下げましょう。
どうすれば売れるのかわからない
ハンドメイド作家は「ものを作ること」については卓越した能力を持っている人ではあるものの、「その作品をどうやって売るか」についてまでは習熟しているとは限りません。
考えられる方法としては
- 家族・親族、友人・知人に声をかけてみる
- Web上のハンドメイド作品販売サイトに登録する
- ハンドメイド作品関連のイベントに出店する
- ハンドメイド作品を扱っている雑貨屋に依頼し、委託販売をしてもらう
- InstagramなどのSNSアカウント上で自身の作品を紹介する
などがあります。本気でハンドメイド作家として生計を立てたいなら、まずはこのあたりは一通り試したほうが良いでしょう。
作品の説明をどう書けば良いかわからない
また、ハンドメイド作家の人は「自分で作品を作ること」には長けていても、「自分の作品の魅力が伝わる文章を書くこと」にまで長けているとは限りません。「どうすれば、自分の作品の魅力が伝わる文章が書けるのか」に苦慮しているハンドメイド作家も多いはずです。
新しいお客さんが開拓できない
Web上のハンドメイド作品販売サイトの中には「今月のピックアップ」といった形で、閲覧回数・注文数が多かったり、定められたテーマに沿った作品を扱っていたりするハンドメイド作家を紹介するコーナーを設けていることがあります。
悩みを解決するには?
結局のところ、ハンドメイド作家として生計を立てて行こうと思うなら、他のハンドメイド作家がやっているであろうことは一通り試してみるだけでは難しいはずです。やはり「販路拡大のために入り口を広げる」など、他のハンドメイド作家があまりやっていないことにも果敢にチャレンジしてみましょう。
自分だけの専用サイトを作るのも1つの手段
1つの方法として考えられるのが「自分だけの専用サイトを作ること」です。そこから自分の作品も注文できるようにしてしまえば、興味を持ってくれたお客さんが「それなら、買う!」という気分になってくれるでしょう。
しかし、実際に自分だけの専用サイトとしてWebサイトを一から作るのは、かなりの知識と時間が必要になります。
ハンドメイド作家必見!スマホ1つでショップも開ける「Pont」を活用しよう
ハンドメイド作家として生計を立てていくには、他のハンドメイド作家があまり試していないことにも果敢に挑戦していくのが良いでしょう。そこでおすすめしたいのが、スマホ1つで自分専用のWebページ(オンラインショップ機能付き)が作れる「Pont」というサービスです。
「Pont」とは?
「Pont」とは簡単に言うと
のことです。
「Pont」をハンドメイド作家におすすめする5つの理由
一見、普通のホームページ作成サービスのように思えますが、あえて「パソコンでWebページを作ったことがないハンドメイド作家の人」におすすめしたい理由がちゃんとあります。
スマホ1つで自分のホームページが作れる
1つ目の理由は「スマホ1つで操作が完結すること」です。作り方の流れを簡単に解説すると、以下のようになります。
- 会員登録、アカウント登録、基本情報登録を済ませる
- 最初のデザインテーマを選択し、サンプルページを確認し、問題がなければ確定させる
- 自己紹介、SNS・Webページへのリンク、ポートフォリオやYouTube動画などを追加する
自分の作品の販売もできる
所定の出品者登録を済ます必要がありますが、自分の作品の販売もできるようになります。ただし、登録にあたっては
- 日本国内の銀行口座(都市銀行、地方銀行、ネット銀行など)
- 写真付きの身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、在留カード(外国籍の場合)、住基カード(顔写真つきのみ))
の2点が必要となります。
初期費用・月額費用は無料
「Pont」の利用にあたって、初期費用・月額費用は必要ありません。ただし
- 自分の作品を販売した場合:売上金額の7%が取引手数料として必要
- 売上金の口座への振り込みを申請した場合:1回の振り込みごとに振込手数料および事務手数料としてそれぞれ250円(合計500円)が必要
なので注意してください。
顧客とのやり取りもスマホ1つで完結
「Pont」を通じて自分の作品を販売する場合、事前の相談・見積もりがあるかないかで、流れに多少の差はありますが、やり取りは基本的にスマホ1つで完結します。
まず、事前の相談・見積もりがない場合の流れは以下の通りです。
一方、事前の相談・見積もりがある場合の流れは以下の通りです。
分からないことはLINEで質問OK
「Pont」自体がスマホ1つで完結させること、を目指して作られているサービスであるため、操作が簡単で、かつ、公式Webサイト上のガイダンスもわかりやすくなっています。しかし、それでも初めて取り掛かるときはわからないことだらけかもしれません。そのような場合は、運営チームに質問しましょう。
運営会社の方にもお話しを聞いてみました!
今回は「ハンドメイド作家の人が自分のホームページを作るには?」という切り口で「Pont」を紹介しましたが、他にもいろいろな使い道があるはずです。そこで、このサービスの運営会社であるPONT株式会社の代表・脇山さんにお話を伺いました。
目指すのは「1人1人が好きなことで生きられる」こと
伺ったお話をもとにまとめたのが、こちらのコメントです。
もともと、私は学生時代から海外で働き始め、しばらく日本に帰国しない日々が続きました。しかし、昨年初めから新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しだしたのを機に帰国しました。
その後、ある程度コロナが落ち着いていて、状況が許すときに幼馴染の友だちと会ったのです。彼は、いわゆる一流企業に勤めている、とても優秀な人です。やはり、久しぶりの再会ということで話すのを楽しみにしていたのですが、彼の毎日の仕事の様子を聞いて驚きました。
何でも「仕事はほぼ終電帰りで、ある朝会社に向かう電車のドアが開いてホームに降りた時、急に涙が止まらなくなった」とのことです。自分が知っている限り、彼はとても明るい人だったし、好きなことや情熱を注げることもたくさん持っているはずの人でした。
その彼が「急に涙が止まらなくなる」というのは、やはり尋常ではありません。
このエピソードがきっかけとなり、私の中に「一人一人が好きなことで生きられるよう、サポートをしたい」という目標が生まれました。
まずはその足掛かりとして、SNSのアカウントを作るのと同じくらいの簡単さで、自分のWebサイトを作って何らかの商品・サービスを販売できるシステムとして、Pontを開発しました。
また「一人一人が好きなことで生きられる」をビジネスにおける大切な目標としている以上、携わってくださっているユーザー様を大切にすることを心がけております。具体的には
- 愛用してくださっているユーザー様に、改善点などのヒアリングを行う
- SNS上でPontをシェアしてくださった方には、その投稿をさらにシェアしたり、コメントにて返信をする
- プレスリリースを配信する際に、テストに協力してくださったユーザー様の紹介をする
などの取り組みを行ってきました。
長期的には、クリエイタービジネスのインフラにしていきたいと考えております。現在はサイトの作成と、その上での販売がメインの機能ですが、今後は、予約管理、顧客管理などの機能を追加していくことで、クリエイターが一括でビジネスを運営できるツールにするのが目標です。
しかし、その目標を達成するためには、まずは「少しでも多くの方にPontを使っていただくこと」が不可欠です。
- サイト作成から販売まで、スマホの直感操作で完結(PC不要)
初期費用・月額費用無料 - いつでもLINEで相談できる
など「これまで、全くパソコンでWebページを作ったことがない」という人でも使いやすいよう、様々な工夫を凝らしておりますので「難しそうでちょっと…」という方でも、ぜひ使ってみていただきたく思います。
困ったことがありましたら、いつでも私ども運営チームにご相談ください!
脇山さん、ありがとうございました。今回扱った「ハンドメイド作家」はもちろん「自分が好きなことをして、収入につなげるきっかけにしたい」人は、一度「Pont」を使ってみる価値があるはずです。まずは公式Webサイトから会員登録して、実際に試してみましょう!
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